栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2017-2018」

先週の雑感・京都編~Hyperionが早仕掛けで覚醒してくるのをみると、やっぱりワクワクする

2012-10-30 17:25:18 | 血統予想

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週分を3頭更新しました~(チョイ甘ですがA評価が2頭)

土曜8Rで圧勝したピクシープリンセスは当ブログでは何度か取り上げてきた馬で、とにかく母オータムメロディーが世界的な名血で名配合で、日本の高速馬場ではちょっと軽いスピードが足りないけれど底力やスタミナに関しては世界トップレベルのものを伝える繁殖牝馬なのです

この馬もディープ牝駒らしからぬ力強さと鈍重さを感じさせる走りで(関西弁でいうと“ドンくさい”)、胴長の体型でドタドタ走るんですが、今日も道中13秒台なしのわりと緩みないペースを11.9-11.2-11.8-11.9のロングスパートで抜け出して、最後の11.9のところでは後続はみんな止まっていましたからこの馬の持続力だけが際立ちました

中一週でエリ女に登録がありますが、上がり11.5-11.5の競馬ならまるで勝負にならないでしょうが、ミルコはこの馬のスタミナに関しては自信を持って乗ってくるはずで、昨年のような持続力勝負になればあるいは…と思わせるぐらいの、血統的バックボーンに馬の成長が追いついてきた段階ではあるかなと

萩Sのトーセンパワフルはロジユニヴァースと比較すると「サンデー×ミスプロ」的な柔らかさがONになっていて、兄よりも柔らかく大きく走れるのですが兄ほど俊敏には動けず、だから外1800mでもソコソコ斬れるのですが内2000mをズキューンを捲る脚はない、という感じで、ようするに現状は突出した武器のない中距離馬という評価ですかね~
角居厩舎でこういう柔らかストライド型ですから、先々は立派なオープン馬に完成するのかもしれないですが…

勝ったインパラトールはディープ×Storm Catですが母母がマジックナイトでLyphard4×5でもあり、“俊敏なマグナーテン”という感じでこれは1800mの前受けでまだまだ上を狙えそう

スワンのアドマイヤセプターは東京と京都外の1400mがベストで、右回りは内にモタれるのでできれば直線はラチを頼りたかったところですが、ま~力は出し切ったかなと

グランプリボスはマイルも守備範囲ですが、どうやら血統的なベスト距離といえる1400mへ辿り着きつつあるようにもみえるし、とりあえず上位入線でマイルCSにつながるとなるとオリービンですかね~

ダイワメジャーにNureyevとVaguely Noble、これからHyperionらしさがますます発現してきそうな晩成粘着マイラー血統ですが、今日は粘着力が活きる流れでもなかったのでこんなもんでしょう

川田とは手が合うタイプやと思うし、このままコンビ続行で、この馬のHyperionらしさを理解して、もっと前受けへと意識が傾いてくれば…と思っとります

日曜3Rクラウディオスはネオユニにドクターデヴィアスにノーザンテーストですからそんなに速い動きはできないんですが、Halo≒Red God3×5なので脚さばきに無駄がないのがいいし、だから内回りでの機動力もソコソコあります

ヴィクトワールピサやロジユニヴァースを見ての通り、ネオユニヴァースはサンデー系のなかでもHaloのニアリークロスが成功しやすい種牡馬です

フェデラルホールの3/4弟ですが、オーバーザウォールはサンデー系種牡馬との配合ならだいたい似たような仔を出すんじゃないかと(^ ^;)

カシオペアは稍重が残って上がり11.5-11.8-12.2、ボツ予想でも書いたように、リルダヴァルは1800~2000mの上がり12秒戦では回りの左右大小関係なく④③②①⑥①(⑥は皐月賞)で、今日がベストパフォーマンスでしょう

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先週の雑感・東京編~ぬるま湯スローで半身浴

2012-10-30 13:41:12 | 血統予想

土曜2Rヒシラストガイは女傑ヒシアマゾンの息子で、父CorinthianはA.P.Indy系でBCダートマイル勝ち、シンボリインディ+Nureyevのイメージで1800mでシッカリ伸びる馬

5RヒラボクディープはディープにStorm CatとTom Foolが入って、柔らかな体質と無駄のない走法を当然のように受け継いで、HaloとBold RulerとTom Foolがお手々つないでフワフワサクサク走ってるようなもんで、スローを好位インで折り合って、追い出したら10完歩ぐらいで速やかにトップスピードに乗って、今の東京はスローになったらこういう馬が金太郎飴みたいに勝ちまくります

日曜2Rケンブリッジサンはフサイチホウオー産駒でサンデーサイレンス3×3、サンデーのクロスは柔らかな体質になりやすいはずで、他の部分にはこの馬のように、El Gran SenorとかプレミアムサンダーとかNureyevとか、そういうパワーの血を入れてバランスをとることがひとつポイントかなと思っとります

日曜7Rはいろいろあった後だけにスミヨンが乗る1人気馬へのマークは執拗で、でもスミヨンにしてみればあれぐらいの押し合いへし合いは日常茶飯事で、こういうキツい競馬を経験することで馬が強くなるという部分もたしかにあると思うし、キツい競馬を抜け出したシャドウパーティーは今後がますます楽しみになりました
前にも書きましたが、異系血脈特有のしなやかさ柔らかさが表現されていて、KingmamboやGreen Desertやウォーニングの力馬っぽさがほとんど感じられないところに、いったいどういう馬に完成するんだろうというワクワク感を持たせる馬です

くるみのロードシュプリームは距離短縮で前に馬を置いて差す競馬をやるはずが全然折り合わずで、しかも直線ではモタれっぱなしでまともに追えずと、使われる毎に気性的な難しさが出てきたのが気がかり…

先週私が「東京向きの大きなストライドで走る」という理由で◎にした馬たち、たとえば秋天のルーラーシップはHalo的ニアリークロスで俊敏に加速するエイシンフラッシュと、トモがパンとしてデインヒル的パワーが発現してきて前々で機動力あるレースができるようになったフェノーメノを捕まえられなかったし、精進湖のミエノキセキもやはり機動力型のメイショウカドマツステラウインドの行った行ったを差せなかったし、紅葉のミトラはナスキロ柔いストライドでやっとこさ差しましたが、2着は母がBold Ruler3×3で自身はHalo≒Stop the Music4×4のタイキパーシヴァル、3着は母がBold Ruler4×5で自身はHalo4×4のコスモソーンパークで、この2頭のお手々つないだ先行力機動力にかなり手を焼いたのも事実

こうしてみると「HaloやBold Rulerのクロスがあって小脚が使えて機動力抜群だから、東京のスロー向き」とか「Roberto系のパワーで加速するので急坂小回り向きだが、東京の超スローも大歓迎」とか、東京でもスロー前提だと、血統屋目線でもそういう分析をしなければならないわけです

上がり11.4-11.0-11.5、こういうレースではHalo的Bold Ruler的に無駄のないフォームでササッと好位をとってサササッとスピードに乗って抜け出してしまうほうが楽で、スローだと直線でも馬群が密集したままですから、アクションが大きくエンジンのかかりが遅い馬は、馬群の中だと不利を受けやすいし外に持ち出すとロスがあるしで、いいことなんか何にもないです

土日の東京の芝の特別戦で逃げた騎手は、武幸四郎、大野拓弥、岩田康誠で、2番手につけた騎手は、柴田善臣、松岡正海、秋山真一郎、スミヨン

ま~この顔ぶれをみればスローになる可能性のほうが高いと考えるのがふつうでしょうから、「メイショウカドマツは本質的には小回り向きの機動力型パワー型なのだ」なんて説明は、スロー前提で精進湖の予想をする上ではまったく無意味どころか的外れですらあるのです

中舘さんが新潟にいって柴田大知が怪我で休んでいるだけでこの体たらくですから、東京は最後の最後はHyperionの持続力だとか、長い直線でナスキロの斬れが差し届くとか、そんな血統屋の理想郷を語ってピエロになるのはもうゴメンで、「○○はHaloのクロスで福島1800mをスルスルと捲って勝ったが、あの機動力は東京のスローにもピッタリ」ってな予想で頑張るしかないだろうと(^ ^;)

別に私の予想がバンバン当たらなくてもいいんですが、やっぱり競馬ファンの大半は馬券ファンですから、できるだけ多くの人に血統屋目線で予想をすることの楽しさ面白さは伝えたいと思ってるんで、1000万下の特別戦で現実から乖離した理想郷ばかり語ってても仕方ないですからね~

栗山さんちのブログを見たら加藤栄さんがすっかり好々爺キャラになって和服似合いすぎでビックリしましたが(^ ^;)、私ももう若くはないんで、ガタがきつつある体をいたわりながらスローのぬるま湯に腰から下だけゆっくり浸かって、HaloとBold RulerとTom Foolに巻かれて生きていきます…ありがとうございました

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「一口馬主好配合馬ピックアップ2012」ロードHCから2頭

2012-10-29 21:44:41 | 共有クラブ

先ほど「一口馬主好配合馬ピックアップ2012」ロードホースクラブから2頭ピックアップしました~

先週のピックアップ馬は日曜京都1Rでシンジュボシがまたもや2着、ダイワメジャーでも母のナスキロ柔さがONになって緩慢なストライドで走るだけに、内回りではHaloクロスのディープ産駒ウリウリに機動力負けしちゃうんじゃないかという心配が現実のものとなりましたが(^ ^;)、これでここまで③②②、次こそは…

サンブルエミューズ(父ダイワメジャー)、ロードシュプリーム(父ロードアルティマ)、ディアデラマドレ(父キングカメハメハ)、ディアマイベイビー(父ディープインパクト)、ハドソンシチー(父マンハッタンカフェ)、ブルーボンボヤージ(父Medaglia d'Oro)、ホワイトフリート(父クロフネ)、マイネルクレイズ(父ダンスインザダーク)、マイネルブルズアイ(父アルデバラン)、マジェスティハーツ(父ハーツクライ)、レッドセシリア(父ハーツクライ)、ローブティサージュ(父ウォーエンブレム)と、昨年ピックアップ馬が続々勝ち上がり!
現在ウイン、キャロット、グリーン、シルク、ターファイト、ノルマンディー、ラフィアン(一次、二次)、ロード、ローレル、東サラの募集馬をピックアップ中!
栗山求・望田潤の「一口馬主好配合馬ピックアップ2012」
http://miesque.com/c00009.html

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天皇賞・秋回顧~並ぶ間もなく、望田を踏みつけて

2012-10-29 09:58:54 | 血統予想

東京11R 天皇賞
◎6.ルーラーシップ
○15.トーセンジョーダン
▲16.カレンブラックヒル
△4.フェノーメノ
×13.ダークシャドウ
▲はストームキャットの血を強力増幅しつつそこにワイルドリスク系の斬れも加わって、スピードの乗りは決してマイラーっぽくないし、前走の追っての味ならもう1F延長にも耐えられそうだ。しかしシルポートが緩めず逃げるとなると、昨年同様、ゴール前はハイペリオン的な我慢強さや持続力がモノを言いそうで、ハイペリオン基調の配合をしていて、ハイペリオンらしさが発現している中距離馬2頭を上位にとってみたい。◎はホーンビーム≒パロクサイドのニアリークロスで両親の東京向きのナタの斬れを受け継ぎ、アクションが大きくて瞬時にトップスピードに乗れないので、宝塚のように4角で外に持ち出せるかどうかがカギだろう。○はジャングルポケット×ノーザンテーストでハイペリオンの濃厚な継続クロスをしていて、東京の長い直線を我慢強く同じ脚色で伸び続ける脚質は頼もしいし、裂蹄でローテが狂ったのは痛いが中10週以上は[2.1.1.2]、東京では2戦とも勝っている。△も距離はこれぐらいがベストだろうし地力も強化しているが、トモがパンとしてデインヒル的ないかつさが一層発現してきたようにみえる今は、東京より中山で力を込めて買うべき馬ではないか…とも思うのだ。ダークシャドウまでの5頭が上位だろう。

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返し馬で馬が騎手を振り落として逸走してしまい、それをみんなで追いかけて、取り囲んで捕まえようとするシーンを競馬ファンなら目にしたことがあるでしょう

これは牧場でも日常的にある光景で、みんなで大きな円をつくって逃げた馬を囲んで捕まえようとしているときに、「いいか、こういうときは馬が向かってきても怖がっちゃダメだ。馬の目を見据えて、走ってくる真正面にドーンと正対して、大きく手を広げて、腹から声を発すれば、その気合いで馬のほうが怯むもんなんだ」というアドバイスを受けていた私は、どうやら自分のほうへ全力で走ってくる馬に内心ビビりながらも、「うりゃあああああっ」と奇声を発して両手を拡げて立ち塞がったのですが、その馬は何の躊躇もなく私の真上を走り抜けていきました

「あんなきれいに馬に轢かれた奴、初めて見た」と笑われましたが、大外に持ち出したルーラーシップが、直線先頭に立ったフェノーメノをゴール前で交わすと信じて、ここからルーラーは伸びるんだと信じてゴール前で待っていたら、突然最内を切り裂いてきたエイシンフラッシュに踏みつけられて、駆け抜けていかれたような衝撃の結末

エイシンフラッシュがゴールインした瞬間に、馬に轢かれて引っくり返された懐かしいシーンがなぜか急に浮かんできたのですが、シルポートが57秒台で逃げる秋天においてエイシンフラッシュが勝つということは、それぐらい私の頭の中には全く想定されてない出来事で、それぐらい衝撃的だったのでしょう(^ ^;)

エイシンフラッシュについては最近下記エントリであれこれ分析したのでそちらをご覧いただきたいですが、上がりの競馬に機敏に反応する脚、内回りを器用に立ち回る脚は、Mr.Prospector≒Stay at Home(+Red God)が表現するHalo的な加速力を武器とするからだろう…というのが私の考えで、おそらくフェノーメノ以下の各馬が最もスピードに乗ったであろう残り400~200mにおいて、おそらく唯一11秒を切るぐらいの加速で、カレンブラックヒルもフェノーメノも並ぶ間もなく交わしてアッという間に先頭に立ち、しかしそこで1馬身は交わしきったであろうフェノーメノにあと200mでは半馬身差に詰められていたのをみると、あのダービーのローズキングダムをビュンと交わし、しかしゴール前ではまたジリジリ詰められていたシーンもオーバーラップしてきます

名勝負に数えられる08年秋天、ウオッカとダイワスカーレットとディープスカイが1.57.2の当時のレコードで叩き合ったあの秋天において、一頭だけ全く別のレースをして、4角16番手から33.5の上がりでタイム差なしの4着に追い込んだのがカンパニーでした

今年の場合、けっきょくシルポートはいないものという扱いで(パトロールビデオにもシルポートは全然映っていなかった…)、フェノーメノ以下の集団は60秒でいって57秒で上がるレースを選択し、つまり4番手以下はみんなカンパニーのようなレースをしていたというべきで、つまり出走馬中最も加速力機動力に優れるエイシンフラッシュがその武器を最大限に発揮できる質のレースとなり、そして折り合って脚をタメて最内をすくうことで、その武器を最大限に発揮させたのは何を隠そう、Halo3×4のヴィクトワールピサで世界を制したミルコ・デムーロ

フェノーメノもルーラーシップもダークシャドウも、いかにも東京向きというべき緩やかな加速で伸びつづけていて、ゴール前の脚色では勝ち馬を上回ってもいるのですが、そういう「いわゆる東京向き」の伸び方や加速では、Halo的加速で抜け出した勝ち馬を捕まえきれなかったのです

東京向きとか小回り向きとか、ステイヤーとかマイラーとか、瞬発力型とか持続型とか、そういう昔からある分類や共通言語に当てはめてないと話がしにくいのでみんなそういう分類に則って話をするんですが、でも東京2000mにも中山2500mにも阪神2200mにもいろんな質のレースが存在しうるし、エイシンフラッシュの昨年と今年の走破タイムをみても東京2000mを117秒で走破する方法は決して一つではないわけで、それもまた競馬の奥深さなのだ…ということを、エイシンフラッシュとミルコに踏みつけられて、地面にひっくり返って、青空を見上げながら考えていました

エイシンフラッシュにONになっている「スピードの質」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/988e063792664ec24cb35ed792cc405e

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日曜のボツ予想~やっぱりフジキセキが好き

2012-10-28 11:19:43 | 血統予想

土曜にダービーフィズが強い勝ち方をしましたが、マンカフェ一族は牝馬はアプリコちゃんのように繊細すぎて素質を垣間みせながらイマイチ大成できない…というイメージで、牡馬のほうが重厚さがちゃんと表現されやすいのかなあ…とも思っておりますが、デビュー戦でミッドサマーフェアとオコレマルーナをねじ伏せるように差し切ったサトノグロリアスも大器の雰囲気漂う馬で、東京7は馬券を離れてシャドウパーティー(前走の騎乗はあまりにも酷かった)との器勝負をジックリ見てみたいです
何か買うならば、Hornbeamクロスのハーツクライ産駒で、東京2000m以上[2.1.3.0]のヒールゼアハーツは2着3着にマークしやすい馬ですな

紅葉は◎ミトラ
シンボリクリスエス産駒は、「スプリンター~マイラーの母を、長手でナスキロ柔くして東京仕様にする」というのが一番うまくいきやすいわけですが、この馬もノーザンプリンセスが細身で脚長でナスキロ柔くなりましたというイメージで、東京マイルはベストとみます

京都は夜半からずっと降ったり止んだりで、3Rの上がりが37.4、現時点でもう実質稍重ぐらいにはなってるような

長岡京は渋った馬場の1400mで○ティアップゴールドと☆ウエストエンドが買いやすいし、ダイワメジャー×Droneの▲オメガホームランもオープンでやれそうなマイラーだし、下が渋るぶん折り合いがつけば1400mベストの△ニンジャだって侮れないし、ひと叩きしてからかもしれませんが△サウンドバリアーも外1400mはベストですが、◎はシャイニーホーク
ダイタクリーヴァの全弟で兄と比べると伸びのない体型ですが、フジキセキにPrincely Giftが入って柔らかくジワッと加速するさまはむしろタマモホットプレイ的で、極端な上がりの競馬にならなければ東京と京都外の1400mがベストでしょう
それにやっぱり、ネヴァービート3×2、ハロウェー5×3のスプリングネヴァーには、5代アウトのフジキセキがベストパートナー

カシオペアは○ヒストリカルはノーザンテースト丸出しのマイラー体型で1800mがベスト、パワーもあるので渋ってもOKですが、ここは多頭数のわりに行く馬が少ない
リルダヴァルはいつも書くようにとにかく鋭さ勝負が苦手な中距離馬で、1800~2000mで上がり12秒なら回りの左右大小関係なく④③②①⑥(⑥は皐月賞、③は超ハイレベル鳴尾)、不良の大原S圧勝で馬場が渋るのはプラス
相手をどう拾うかが難しいですが、▲モンストールと☆レインスティックと△シルクアーネストは買いたいです

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土曜のレース回顧~はまとめて週明けに…

2012-10-27 17:45:46 | 血統予想

京都11R スワンS
◎13.アドマイヤセプター
○8.ダノンシャーク
▲9.レオアクティブ
△2.エーシンホワイティ
△15.グランプリボス
×5.アプリコットフィズ
×16.スプリングサンダー
注7.オリービン
注14.カネトシディオス
◎はキングカメハメハ×アドマイヤグルーヴだからルーラーシップと3/4同血の間柄になるが、こちらはノーザンテーストとミスプロの影響が強いのか体型に伸びがないし、2連勝の圧巻の内容からしてもベストは1400mだったということだろう。たしかに札幌戦をみると右回りは内にモタれるところがあるが、ここは逃げ先行が手薄だし、最近のスタートの良さと唸るような行きっぷりから出していけば好位で楽に運べるはず。直線抜け出してしまえばラチを頼って追えるだろうし、そういうレース運びでくるのではないかとみて◎とした。○も母系の奥に入るゼダーンの影響が強い伸びのないマイラー体型で、1400mはベストの可能性があるが、◎より後ろから行くぶん展開は不利ではないか。

京都9R 萩S
◎8.ダンツクロノス
○3.マジェスティハーツ
▲9.トーセンパワフル
△4.タガノラルフ
△11.ネオウィズダム
×10.ピンポン
注1.インパラトール
注7.ウェーブオーキッド
▲はあんなものではないとは思うが、ロジユニヴァースとはちょっとタイプも違うような気もするし、ここをみてから結論を出したい。◎はグロースタークの継続クロスにヴェイグリーノーブルを絡めてスタミナ満点の配合だが、母系の奥にトムフール的な血のニアリークロスが重ねられていて、レースぶりにズブさがなく超スローの上がりの競馬でも俊敏に反応するのがいい。このまま順調にいけば、スマイルジャックのようにダービーでアッと言わせても驚けない馬だ。

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ちょっと忙しいので、回顧関係は週明けにまとめてやるつもりです~
東京は幸四郎がもうスローに落とせるだけ落として荒稼ぎ、そのペースに同調したのが松岡とヨシトミさんですか…(^ ^;)

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土曜のボツ予想~ダイワメジャー×Droneくずれ

2012-10-27 10:46:07 | 血統予想

精進湖は△ジョングルールは斬れも機動力もソコソコあるんですがまだ馬が緩くて頼りないところがあるし、△ステラウインドは青葉3着があるとはいえどうも東京向きという感じがしないし、△メイショウカドマツは外回り戦では斬れ負けの心配大、△クリールカイザーは上がりが速くなると信用できない面があるし、◎は前走に続いてミエノキセキとしました
フジキセキ×トニービンで牝系がエイプリルソネット、重厚なストライドですが前走も見た目以上に速い上がりで楽々と差し切って、これはいずれ新潟記念で3着ぐらいにきそうな馬
ロードエフォールは母がCozzene直仔でナスキロ3本、ゴールドアリュール産駒でも柔らかな身のこなしでこれは東京向きでしょう
カドマツが緩めず引っ張るようならHornbeamクロス▲ソウルフルヴォイスの持続差しが浮上

神奈川新聞はダイワメジャー2騎はどちらも母系のミスプロ的な要素がONになって東京1400mを走りやすい体型体質をしていて、▲ゴールデンムーンと3頭でまあ順当じゃないかと思いますが、◎ジョーオリオンは3代母Lady CapuletがSir Ivor産駒でDroneの3/4妹ですから「ダイワメジャー×Drone」の黄金配合くずれなパターンでもあり、前走の機動力ならこの内枠は有利かと

きんもくせいは△マイネルホウオウはFairy KingとRoberto、サンデーとフレンチデピュティのパワーの要素がONになりやすい仕掛けで、となると母がナスキロクロスの◎タイセイドリームか○ボブキャットの二択かなと
迷いますが、ナスキロ柔さを強力に伝えるカーラパワーの仔とはいえ、ダイワメジャー産駒の新潟外1600m[0.9.3.25]というあまりにも勝ち味の遅いデータをみせつけられると、新潟外1600m[6.3.4.20]のディープ産駒のほうに日和ってしまいますな(^ ^;)

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競馬道OnLine G1スペシャル予想~天皇賞・秋

2012-10-26 16:35:46 | 血統予想

3月に発売された『パーフェクト種牡馬辞典2012-2013』(自由国民社)の関連企画として、同書の編集を担当された競馬道OnLine様のサイトにて、栗山求と望田潤がG1予想を行います

今週の天皇賞・秋は望田潤の担当で、有力馬の血統分析と直前予想を行います(有力馬分析は無料公開、直前の予想は有料会員のみ閲覧できます)

血統分析はカレンブラックヒルトーセンジョーダンルーラーシップについて書いていますので、よろしければご覧ください
http://www.keibado.ne.jp/sp2012/

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秋天出走馬一言コメント

2012-10-25 12:58:46 | 血統予想

帰省したら必ず食べるもののひとつが鯖寿司





これは祇園の「千登利亭」ので、締め方もシャリもアッサリといっていいと思いますが…美味いす(・∀・)

アーネストリー:父パワー+Bold Ruler機動力+Hyperion粘
エイシンフラッシュ:ドイツの機動力ステイヤー
カレンブラックヒル:Wild RiskナタなStorm Cat
サダムパテック:Bold Ruler的俊敏リーチ
シルポート:マイラー版「マズル×サンデー」
ジャガーメイル:Hyperion持続ナタ斬
ジャスタウェイ:Hyperion粘なジョービッグバン
ダークシャドウ:胴長緩慢加速ススズ
ダイワファルコン:母+Hyperion粘着力
トーセンジョーダン:3/4Hyperion完全発現
トゥザグローリー:母譲頭高走冬男
トランスワープ:パワー×パワー×パワー
ナカヤマナイト:Tom Fool的イシノサンデー
ネヴァブション:ナタ持続斬れオッサン
フェデラリスト:マッチョなタッチミーノット
フェノーメノ:二代目しなやかデインヒル
マイネルスターリー:Grey Sovereign多め桜大統領
ルーラーシップ:Hornbeam≒パロクサイド的ナタ斬

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先週の雑感~脚長で可動が大きいシーザリオ

2012-10-23 20:57:47 | 血統予想

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんから5頭更新しました~

土曜東京最終はパッと見オコレマルーナで堅そうだったのであんまり真剣に前予想はしてなかったんですが、当日パドックと専門紙をにらみながら検討していたらどうみてもスロー必至で、いつも言うように東京でもスローになると小回り向きの俊敏加速がモノをいうことがままあるので、とするとダイワメジャー牝系で小回り向きの加速だけど右回りは手前を替えるのが下手だというヒシカツジェームスにとって、実は東京のスロー想定は裏ワザ的に狙い目かもしれない…という望田らしからぬ鋭い発想が浮かんできたので、オコレと1,2着固定で流してみたらいっくんまさかの3着ですわ…(^ ^;)

土曜京都5R新馬勝ちタマモベストプレイはタマモホットプレイ、タマモナイスプレイ、チャームポットの全弟のおなじみの血統
母ホットプレイはノーザンテースト×ディクタス×ロイヤルサッシュですからサッカーボーイと同血ですが、父と母父が逆になったのでこちらはNearco4×5・5となり、だから5代アウトのフジキセキとの相性は抜群
またノーザンテーストが近い世代にあるので伸びのない体型がONになりやすく、しかしフジキセキとPrincely Giftですから体質は柔らかく出がちで、だから柔らかく緩慢に走る1400m寄りマイラーに出やすい…と
ホットプレイきょうだい、メルヴェイユドール、ドリームパスポートと、「フジキセキ×サッカーボーイ牝系」もニックスと言っていい相性の良さですが、テーストが近い世代にあるればあるほどテースト的体型がONになりやすいのは当然といえば当然

「父母相似配合」というのは似たような血脈構成の父と母の配合で、4~7代あたりに複数のクロスがバランスよくできるものをいうのですが、ようするに特定のクロスやニックスに頼るわけでもなく緊張と緩和のリズムによる爆発力に期待するわけでもなく、「いい意味での現状維持」を狙った配合ですから、ヴィクトワールピサやブエナビスタのように高い競走能力を示した父母を持つ場合が成功しやすいのです

そしてエピファネイア
Kris S.≒Habitat3×4
Hail to Reason4・7×5・6
Striking=Busher≒Blue Eyed Momo=Busanda6・8・8×7
Tom Fool6×7
などをクロスする父母相似配合

素晴しい競走馬だったのに繁殖としては期待ほどは…といわれていたシンボリクリスエスとシーザリオが、相似配合に活路を見出したというのも、こうやって走る馬が出てみると納得です
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2010104155/

それにしてもシーザリオの背中と脚を長くして体質をナスキロ柔くしたような馬で(Kris S.とSeattle SlewにSir Gaylordを合わせている)、脚が長くて可動域が大きいのですから、外回りの直線でスピードに乗ったら、あのとおり豪快なストライドになります(^ ^;)

先週は桂川を勝ったミッドナイトクロスや東京マイルで未勝利を勝ったアドマイヤイチバンなど、母系にSir Gaylordを持つシンボリクリスエス産駒の活躍が目立ちましたが、ちょっと調べてみたところ、シンボリクリスエスにSir Gaylordをもってくるとやっぱりナスキロ柔さがONになりやすい…というようなデータが出てきます

母系5代目までにSir Gaylordを持つシンボリクリスエス産駒(中央既出走)49頭の芝コース別成績を出してみると

獲得賞金上位10頭:アプレザンレーヴ、ミッキーミラクル、ミッドナイトクロス、ナンヨースラッガー、ニシノエモーション、ダームドゥラック、ハイゲート、クリスマドンナ、サンライズマヌー、アカシックレコード

全芝[23.14.12.142]勝率12.0%,連対率19.4%
中山[2.0.3.20]勝率8.0%,連対率8.0%
東京[5.2.4.20]勝率16.1%,連対率22.6%
京都内[2.2.0.11]勝率13.3%,連対率26.7%
京都外[4.0.0.2]勝率66.7%,連対率66.7%
阪神内[0.0.2.11]勝率0.0%,連対率0.0%
阪神外[0.2.1.9]勝率0.0%,連対率16.7%

ようするに直線が長く平坦なほどパフォーマンスが上がっているわけで、エピファネイアの走りをみてもそれは納得できるものがありますね~

今こういう柔らかなストレッチランナーを扱わせたら日本で角居師の右に出る人はいないでしょうが、その人が外1800mでおろしたということは、やっぱりそういう馬なのです

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