栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

先週の雑感殴り書き~内にいって凡走した人気馬たち

2011-08-16 17:47:56 | 血統予想

シルクドリーマー(土新2R 1人気4着)
タニノギムレット×フジキセキはセイクリットバレーやリビングストンと同じで、しかも母母がSecretariat≒Sir Gaylord3×4で、いかにも外回り向きのナスキロ柔いストライド
内1400mで脚余し気味の4着でしたが、次走外1600mならパフォーマンス上がるのは間違いないでしょう
同じ配合のアフォリズムも京都外1800mで勝ったあと小倉の西海賞で2人気5着と、似たような裏切り方をしてます(^ ^;)

新潟芝も2開催目で内は荒れてきたようで外差し優勢で、天の川のモンテエンは直線で中館さんの逃げ馬(テーオーティアラ)に併せにいったのが失敗で、外からくる2頭が相手だという頭で外に持ち出しながら追い出せば2着は死守できたのでは…とも

日曜最終のベストランはラストタイクーン≒マルゼンスキー3×2ですから、「La Troienne的パワー配合の大型牝馬」という夏の直千競馬で穴をあけるパターンやったなあ…とエランドールから買って外れてから気づきました(^ ^;)

土曜小倉では「チチカステナンゴとファビラスラフインの配合」で話題にあがったピクシープリンセスが快勝
息の長~い捲りでねじ伏せたという勝ち方で、今までみたディープ牝駒のなかでも最も胴が長くて最も長く脚を使うタイプで、殿下の馬ですから“女デボネア”と名づけたくなります(^ ^;)

同日の新馬でゴールデンムーンにナデ斬られたビキニブロンドはソニンクの牝系でNureyevのクロスにトニービンが絡むので実直で粘り強い脚質で、キンカメ産駒ですが阪神内1400mベストかなあ~という感じがしました

札幌については、昨日も書きましたが開幕週なのに芝はインがあまり伸びないという不可解な状況
さっきザッとレースを見直してみたんですが
土8Rロードハリアー1人気5着
土12Rネヴァーフェイド1人気6着
日9Rマイネイディール1人気9着
日11Rレディアルバローザ2人気6着
日12Rエクセルサス1人気9着
これら凡走した人気馬は「内枠を引いて内ピッタリを回ってくる」という、例年の開幕週なら必勝パターンなのに沈んでしまいました
インを走る先行好位勢の脚色が4角で怪しいので、その後からイン差しを狙った馬たちもスペースがなかったり仕掛けが遅れたりで脚を余すケースがままあり、それでよけいに外捲りが決まりやすい状況になっていたようにも思います

チチカステナンゴとファビラスラフインの配合~「満腹×空腹」の緊張と緩和
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/49e646654b540a2c096f12e72e04c31e

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする