栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」
新潟9R ダリア賞
◎7.ルリシュブール
○6.エイシンキンチェム
▲5.ダンスインザマミー
△3.プレノタート
△8.レオアクティブ
×4.シゲルスダチ
注1.コスモパルダ
注2.ブランダムール
○はフジキセキ×ゴーンウエスト×シアトルスルーだから配合のアウトラインがアドマイヤサガスによく似ているが、こちらは牝馬のぶんとマイディアガール＝トレジャーチェスト5×4を持つぶんインリアリティ的なスプリンター体型に出ていてベストは1200mだろう。ここも完成度とスピードの違いで押し切ってしまうかもしれないが、1400mだと他にひねってみたくなる。◎はタケミカヅチやカレンチャンの近親で、デュランダル×ホワイトマズルだからスプリンターではなく1400mベストだろう。叩いて馬がガラッと変わったし中間も更に上昇を示す動きで、上昇度と距離適性で負かせないかという予想でいってみたい。
新潟10R 信濃川特別
◎14.ロードオブザリング
○9.テイエムシバスキー
▲15.マナクーラ
△4.シゲルリジチョウ
△10.ビューティファイン
×3.デンコウオクトパス
×16.ベルタリド
注12.カネトシパサージュ
注13.プティプランセス
○はオペラオー×トニービン×シンボリルドルフの血統通りのスタミナ型だが、父譲りの柔らかなストライドであまり小脚がきかないので、小回り内回りだと4角で後続を突き放せず追いつかれてしまう。前走をみると新潟外2000mは合っているし、だから陣営も小倉ではなくこちらに矛先を向けてきた。ここも赤木はペースを緩めず逃げて後続に脚を使わせてスタミナ勝負に持ち込む腹だろうが、その流れはホワイトマズル産駒のスタミナ型◎にとっても好都合。この◎○で買ってみたいし、ヒモもスタミナや持続力重視で▲△を上位に。
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エイシンキンチェムは新潟2歳に出てくるのかな？ならば今度こそはケンカになると思うんですが…(^ ^;)
日曜の新潟の新馬にチュウキチが出てきます
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009102455/
ディープにCaerleonにSt.Paddy(父Aureole)ですからストーンヘンジと似たアウトラインで(Burghclere≒Aureole3×6)、ナスキロとハイインローを良形で押さえた配合で、血統屋やNETKEIBAのPOG原稿でもディープ産駒の上位に取り上げた馬
坂路の動きは地味なようですが、まあ外回り向きの血統ですから直線どんな脚を使うか、期待しましょう
小倉7Rには、そのチュウキチの半兄でサンアディユの全弟のサンライズアバカスが出てきます
これも昨年の「POG10選」で取り上げた馬で、フレンチデピュティ産駒としては一番好きな配合
デビュー戦でシャイニーホークに影も踏ませず逃げ切ったように能力はあるのですが、どうも母系のAureole魂を受け継いでしまったようで、ハナを切れないと力を出せないという競馬が続いています
ただこの馬は中距離向きというか1800mぐらいがベストだと私はみているので、姉のように短距離を先行するようなスピードはないですから、ダートはともかくこの距離延長で行ければ一変があるかもしれない…と単を買ってみます
湯浜は◎アルマトゥーラ
ディープサマーやアルスブランカの甥で、このチカリーの牝系はサドラーにBlushing GroomとGraustarkが入るだけに独特の力馬っぽさがあり洋芝向き
母はトニービンとSadler's Wellsでそこにブライアンズタイム系というのはヴィクトリーと似たアウトラインでもあり、あらゆる角度からみて野芝より洋芝、大回りより小回りという馬で、現実に昨夏の札幌1800mで2着があります
小倉最終にはチカリーっ仔のジュヴェビアンが出てきますが、これもだいたい似たようなタイプで重心が高くて斬れる脚はないので外回りよりは内回り向きで、小倉で粘り込むレースのほうが合っているとは思いますよ
みなみ北海道は◎ジャミールにかぶるかと思ったらそうダダかぶりでもないのかな？
ステゴ×サドラー×Levmossという血統通りのステイヤーですが、このLevmossがFair Trial4×5なので小回り向きの器用な小脚はあって、函館記念でセコくイン差しで2着を拾うような芸当ができる馬
小回り内回りの長丁場というのがベスト条件で、この条件に限れば[1.2.0.1]と崩れたのは有馬15着だけで、迎春1着阪神大賞典2着ステイヤーズ2着と常に高値安定です
立待岬で前売り1人気のシルクウェッジはカラメルマキアートと3/4同血で、エリザベスローズ牝系のマイラーっぽさが出ているのはわかりますが、まあしかしスプリンターではないでしょう
◎ヤマノラヴでちょっと買ってみたいです
アグネスデジタル牝駒といえばグランプリエンゼルやサウンドバリアーやマイネエスポワールなど短距離で活躍する馬が多いし、フジキセキ肌との配合はIn Reality4×5になり、コロッとした体型や硬めの体質はこの影響もあるでしょう
母母ヤマノタンポポは芝1200mのダービー卿勝ち馬でゴールデンロドリゴの母で、母ヤマノバイオレットもダ1000mで2勝
ベストは1400mかなあ～という気もするんですが、まあラベンダー3着、黒松4着ぐらい走れば圏内十分ではないかと
今函館で勝ったタマモキャッツアイ、母がFlower Bowl≒Homeward Bound≒Aureole4・5×6で、お約束のRockefellaも入って、これは芝でも楽しめそうなバクシンオー黄金配合じゃないですかね～
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009105380/
函館2歳に間に合ってれば重い印を入れたかも
その函館2歳、前売りはコスモメガトロン1人気ですか～
「アドマイヤカリブなのかデンシャミチなのか」で書いたように、こちらは柔らかすぎて中山1200mよりは東京1400mにズレたバクシンオーで、開幕週を好時計で楽勝という臨戦過程も込みで、やっぱりアドマイヤカリブとかぶるキャラやなあ…と思うわけですが
ニシノチャーミーとかナムラミーティアとか、あそこらとはちょっと違うキャラやと思いますよ
アドマイヤカリブなのかデンシャミチなのか
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/6f85d452c0231c620d4fa0826521de09
