栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2017-2018」

“硬肉ビリーヴ”と“短めエイジアン”が台風の目

2013-12-30 13:02:44 | 配合論

「サラブレ」次号の特集「2014年の気になる配合馬」30頭のレビューに追われつつ、金杯までに「パーフェクト種牡馬辞典」の担当種牡馬のデータをある程度まとめておかないとまた苦しくなるので(^ ^;)、主にこの二つに従事している年末

そんななか急にシンガポールに行こうということになりまして、例によって格安ツアーですが(^ ^;)、「血統クリニック」も休める1月第4週にちょっと出かけてきます~

私の目的はもちろん競馬ですが(・∀・)、まあG1シーズンは休みとって旅行というのはなかなか厳しいし、夏はとてつもなく暑いところなんで、行くなら今しかないでしょ!ということで

こういうとき相方がA型やと、自分で格安ツアーはめっけてくるし、手続きしたり日程組んだり、ぜんぶ進んでやってくれるんでエエんです

これがO型同士やと、「行きたいね」「行けたらいいね」からぜんぜん話が進まない(^ ^;)

というわけで、シンガポールについて耳寄りな情報などありましたらお待ちしております(・∀・)

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レディオブオペラはSingspiel×KingmamboでSadler's Wells≒Nureyev3×4ですからライブコンサートと同じ配合ですが、母系に入るDanzigの影響が強い体型体質で、函館の極悪馬場を圧勝するような手先の強いスプリンター
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2010100717/

一方でHalo3×4なので脚捌きは無駄がなく、京都の高速馬場でも番手からスイスイ抜け出してくるのは恐れ入りますが、Danzig的パワーとサンデー的しなやかさがうまく共存しているという点では、あのビリーヴを思わせるところもあります(ビリーヴよりは硬肉でパワー寄りですが)

母ネヴァーピリオドが函館芝1200m専用機だったので、ストレイトガールも夏馬ではないかと思っていたのですが、暮れの尾張では堂々の好位差しで1人気に応えました

フジキセキ産駒で母系にデインヒルとNijinskyとThatch=Specialが入るというのはエイジアンウインズと似た血脈構成で、こちらはエイジアンを更にスプリンター寄りにしたようなイメージの牝馬
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009100301/

この2頭、どちらもDanzigやデインヒルのパワーで走っているので平坦野芝高速馬場よりは急坂洋芝低速馬場ベターではあると思いますが、HaloのクロスによってDanzigのパワーを高速馬場対応にカスタマイズしているのがポイントで、このあたりは以前書いた「Danzig本流のパワーを伝えるGreen Desertを、高速馬場対応にする方法はたった一つしかない(Sir Ivor≒Haloのニアリークロス)」とも通じるものがあるわけですな~

“硬肉ビリーヴ”と“短めエイジアンウインズ”、2014年は短距離路線の台風の目になるでしょう

Danzig本流のパワーを伝えるGreen Desertを、高速馬場対応にする方法はたった一つしかない
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/6e9c095e57f9f2d3d9dd85caf0baca0d

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東京大賞典回顧~母父スプリンターの捲りで、交流重賞を根こそぎ

2013-12-29 17:19:17 | 血統予想

たとえばディープ産駒でいうと、ジェンティルドンナ=ドナウブルー(母父Bertolini)やリアルインパクト(母父Meadowlake)なんかが典型的で、「父中距離×母父スプリンター」という配合は先行力や機動力があって反応が良くてスロー得意な脚質になりやすく、ようするに「母父のスピードで先行したり捲ったりして、父のスタミナで頑張る」という脚質になりやすいのです

古くは「配合史」で笠シショーがハイセイコー(チャイナロック×カリム)について、「父ステイヤー、母にスプリンターの血が入るパターンは先行して小足がきく」と書いてます(・∀・)

キンカメ産駒においても、アパパネとスイートジュエリー(母父Salt Lake)やサダムグランジュテとホノカアボーイ(母父Boundary)のように、母父がスプリンターだとやっぱりフワッと先行したり俊敏自在に捲ったりという脚質になりやすく、ホッコータルマエが今年これだけ交流重賞を勝ちまくったのは、母父がBCスプリントのCherokee Runなので、少頭数のスローで流れることの多い交流重賞において鋭角な3~4角での加速力で一頭抜きんでていたことで、今日も直線半ばではもう先頭で、まるで帝王賞のリプレイを見ているかのような勝ち方でした
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009100921/

ちなみにTARGETで調べると、母父にCherokee Runをもつ馬で中央で勝ったのはアーブル、シーズガレット、ボウマンミル、ボップリヴァーサルの4頭で、シーズ以外の3頭は先行して勝ってました

前走JCDの敗因はいろいろあると思いますが、緩みのないラップでずっと流れたために、必殺の高速捲りで押しきれるレースにはなからなかった…というのが一つ言えるんじゃないかと

この馬が連勝街道に乗る前の惜敗つづき、たとえば13年東海S3着とか12年フェアウェルS2着とか、12年JCD3着とか12年みやこS3着などに共通するのは、フルゲートで緩みないペースで流れていること

中央の多頭数でもスローで流れた今年のアンタレスでは、上がり11.9-11.5-12.5をうなりをあげて捲りきってるんですよね~

もちろん今年に入ってのパワーアップも認めた上で、前半はスローで淡々と流れ、3角すぎからペースアップして捲り合い、という交流重賞特有の流れが、タルマエの配合や脚質にピッタリ合ってるんやなあ…ということを改めて思わされた東京大賞典でした

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血統クリニック風・東京大賞典展望

2013-12-28 17:58:09 | 血統予想

サトノプリンシパル
父系がA.P.Indyで母父がNureyevだから伸びのある体型のストレッチランナーに出たのは順当。ハイレベルのレパード2着ぐらい走れば食い下がれる余地はないとはいえないが、直後にニホンピロとホッコーがいるというのはどう考えても楽ではないし、インカンテーションよりは一枚格下というのが現状だから、ここでインカンに◎級の印が打てるかとなるとトーンダウン。

ホッコータルマエ
母父がスプリンターのCherokee Run(Red God≒Drone3×3)で、母系に奥にBold Rulerも入るので抜群の機動力を誇る。今年は小回り向きの捲りを武器に交流競走を勝ちまくった。大井外2000mだと、帝王賞のように速い馬場でかつスローの上がりの競馬、というのが望みか。帝王賞は上がり3F12.3-11.9-12.6、この11.9のところで4角を回って加速しながらニホンピロとワンダーを一気に交わして、1800m地点ではもう先頭に出ていた。ああいう決め方ができるかどうかだ。

ニホンピロアワーズ
Nureyevの影響が強い胴長体型で、膝がかぶってて掻き込む走り。回転の速さとか反応の良さは抜群というわけではなく、やっぱり根はHyperion的な体質脚質というべきだろう。どちらかというと大箱向きでもあると思う。帝王賞はホッコーに機動力負けという格好だったが、交わされてからも止まらず同じ脚色で伸びつづけてはいた。JCDを叩いてデキは上向いており、ここは強気に動いてくるかも。

ローマンレジェンド
スペシャルウィーク産駒らしい胴長体型で、Deputy MinisterとNijinsky≒Storm Bird4×3とBuckpasser5×6からダート向きのパワーを受け継いだ。距離適性は2000m>1800m、コース適性は外回り>内回り、ベストレースはトウショウフリークを6馬身ちぎったジュライS、セカンドベストが昨年の東京大賞典。帝王賞は泥をかぶって戦意喪失という沈み方で、トリッキーな阪神はもともと苦手。みやこやかしわの内容からすると、昨年と比較して特にスランプとは思えない。昨年ぐらいは走れる計算でいいのでは。

ワンダーアキュート
父カリズマティックがWeekend Surprise≒Drone2×2にBold Ruler4×4で、そこにRibotやPrince RoseやWild Riskなどアウトサイダーなスタミナ血脈をもってきた見事な「緊張→緩和」。カリズマティックが大物を出すとしたらこれしかないやんというパターンだ。最近は自在性と安定感が出てきてここも好走は間違いなしで、1800mよりは2000mがベターではないかと思う。ユタカマジックでハイテイ・ツモなるか。

人気4頭は大井2000mならほぼ互角だろうというのが筆者の見立て。ゴール前の叩き合いは白熱しそうだ。難しいが、互角とみるならばオッズが高いほうから入りたい。ローマンから馬単3点。

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競走馬として、母として、説得力十分なエターナルビートの配合

2013-12-28 01:21:14 | 配合論

「母が好配合で、異なる父との配合で兄姉がコンスタントに走っている」ということは、「母が良い配合に裏付けられた良い遺伝形質を確実に伝えている」ということですから、自身の配合におかしなところがない限りは信頼を置いていい、というのが共有クラブやPOGなどにおける血統的な基本スタンス

エターナルビートは父PentelicusがUnbridledと3/4同血(FappianoとCharediが共通)で、こちらは間にLe Fabuleuxが入らないのでAspidistra(父Better Self)4×3とRough'n Tumble4×4の北米パワー&スピードだけがONになったようで、現役時代は中級スプリンターとしてタフに走りました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1996110143/

母母Blue DoubleはBalladier≒Blue Larkspur4×3・4で、その母Blue BurstはBlue Gay≒Revoked1×2という凄い配合、ここからシャロン(CCAオークス)やトーヨーレインボーやジャスタウェイなどが出ます

このようにPentelicusとBlue Doubleからなかなかエゲツない米血クロスを受けていたエターナルビートですが、母父Sir Wiggleのところにはほとんど米血が入らず、Son-in-Law5×5・6など欧血中心の構成で、ここがクッキリと1/4異系になっているのがもう一つのポイント

このあたりは下記の栗山ブログに詳しいですが、1/4異系(1/4欧)としてのLe Fabuleuxを取り込めなかったために競走馬としても種牡馬としてもUnbridledに及ばなかったPentelicusに対し、Sir Wiggleというハッキリした1/4異系をもってきたのがエターナルビートだったと

Dr.Fager と In Reality のニックス(1)
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2011/06/drfager-in-real-08b5.html

クリスタルC2着などスプリンターとして高い資質をみせたのもうなずける「3/4米,1/4欧」の好配合で、そして初仔のマルカジーク(父サンデーサイレンス)が共同通信杯とシンザン記念で3着したのをはじめ、ルドベキア(1勝,父マンハッタンカフェ)、シャンパンファイト(2勝,父シンボリクリスエス)、エターナルロブロイ(3勝,父ゼンノロブロイ)と、出走産駒7頭中5頭が勝ち馬となっているように母としても成功しました

「3/4米,1/4欧」ですから、相手種牡馬はあまり米血が強くないほうがベターで、だから母が欧血中心でHyperionとLady Jurorのクロスを持つ「1/2米,1/2欧」のネオユニヴァースはこれまでの配合種牡馬のなかでもベストの選択と言ってよく、堂々と後付けするとフォーエバーモアがマルカジークを超えても何ら不思議ではなかったのです
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011103499/

まあネオユニ牝馬というだけでちょっと尻込みするのはやむをえないし、いわゆるネオユニ産駒の成功パターンの配合でもないのですが、でもエターナルビートのこの好配合と仔出しの良さに着目していれば、ピックすることは可能だったはず

阪神JFはホウライアキコを言わしにいっての際どい3着で、1,2着馬と遜色のないレース内容だったと思うし、立ち回りの巧さを活かせば一泡吹かせられるぐらいの手応えをエビショウは掴んだのではないかとも

初仔から一本釣りというのはたしかにカッチョイイのですが、兄姉と比べて配合がさらに上なのだという釣り上げ方も血統派の醍醐味じゃないかと私は思うし、いずれにしても母は大事ですよ(・∀・)

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「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを2頭更新&雑感少し

2013-12-27 09:28:15 | 血統予想

野球は専門的にやったことはないので細かい技術論とか戦略とかは詳しくないのですが、バネとか柔らかさとかそういうアスリートとしての根本的なところはある程度わかるので、ドラフト後のスポーツニュースで明治のユニフォーム着て投げてる野村祐輔の映像を見たときに、「あの広島の1位のピッチャー、間違いなく即戦力やで。下半身めちゃめちゃシッカリしてて全然ブレないしコントロール抜群」と評してましたよ(・∀・)

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先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを2頭更新しました~

先週の中山芝1200m戦はネロ(母母デュプリシト)、アフォード(母母父デインヒル)、スマートオリオン(父グラスワンダー)といずれもDanzig持ちが勝ちましたが、もともと中山1200mはDanzigが強い血で、タフな馬場になってそれがより顕著だったということではないかと

冬至のアンレールはバレークイーン牝系で内回り向きの捲り脚質という理由で狙ったんですが、北宏は4角で動かしていくんだという意識に乏しい騎乗で、持ち味を100%出しきったとは言いがたいものがありました
岡部さんの直弟子らしく、3番手で我慢して後ろを待って待って追い出しましょうという教科書で育った人ですから、中山内回りだからスキあらば捲ってやろう…というような頭はあんまりないのでしょうね~
今年の中山内1800~2000mの勝ち鞍をみても、チバテレのミエノワンダー(5-4-4)、白井のコウヨウレジェンド(4-4-3)、館山のエクセリオン(4-4-5)、冨里のヒラボクインパクト(5-4-3)と全部ふつうの好位差し、周りの動きに合わせて4角を回ってきてから追ってるだけで、ぜんぜん捲ってはいないのです
お手馬のダイワファルコンにしても、川須のほうがヨッシャここから捲ったれい~とメリハリつけてくるので勝ち味があるんやないかと思うんですよ
捲るためには捲れるポジションやスペースを3角すぎまでに確保しておく必要があるわけで、なかなか手堅い乗り役ですが、そういうところはちょっと不満かなあ…と

エリモピクシー(京都牝馬S3着)はDrone≒デプス3×3(ナスキロ+Tom Fool)なので自身のマイラーっぽいスピードを強く伝え、タキオンをつけてもダンスをつけてもマイラーに寄せてきますが、サトノルパンはHalo≒Sir Ivor≒Drone≒デプス3・5×4・4なのでこのきょうだいに共通するマイラーっぽい体型とHalo的脚捌きを受け継ぐと同時に兄たち以上にナスキロ柔い体質となり、内1600mの新馬戦でアズマシャトルに捲られてしまうのが納得のまだ緩さが残るストレッチランナー、トーセンレーヴとかダノンシャーク的な成長曲線で古馬になってシャキッとしてきてようこそエプソムCへ…というタイプかなと

逆にアグネスミニッツはアズマシャトルやピサノパテックと同じブラダマンテ牝系でそこにグラスワンダーですからRoberto3×4、外1800mで3着をつづけたあとの阪神内2000mでインからうなりをあげて抜けてきたのはこれまた納得で、掻き込み親父も機嫌よく年を越せます(・∀・)

年末年始はどこへも行かず、「パーフェクト種牡馬辞典」の下準備と「サラブレ」の原稿をすすめているうちに、え?もう明日金杯かいな…という例年どおりの動きで

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「血統クリニック」を「血統屋」で提供します

2013-12-24 12:33:12 | お知らせ

NETKEIBAで長年連載させてもらってた重賞出走予定馬の血統解説「血統クリニック」ですが、先週から「重賞の見どころ」内で各重賞の有力馬3頭ぐらいの解説をするという形式に変わりました

そのことについていろいろご意見やご要望をいただきましたが、あれこれ思案した結果、来年度は「血統屋」に「血統クリニック」を移行して、試験的に続行してみようかということになりました

概要は以下のとおりです

・当該週重賞のなかから対象レースを一つ選んで、出走予定馬の血統解説と展望をやります(毎週木曜夕方更新/18時締切厳守…します)

・内容はこれまでの「血統クリニック」に近いものになると思いますが、文字数制限がなくなるのと「血統屋」コンテンツでの提供になりますので、配合解説はより詳細かつ冗長になると思われます(^ ^;)
直近のバックナンバーですが、だいたいこんな感じになるかと
朝日杯
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/19dfb3fde7feffc5790c9d86bd32be08
阪神JF
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/5d776bf529f164de6323176222269ffb

・対象レースはG1と2歳3歳戦に限定し、エプソムCとかエルムSとか函館SSとか、古馬G2G3しかない週はお休みさせてもらいます

・「一口馬主好配合ピックアップ」や「2歳勝ち馬評価」同様サイト閲覧方式で提供します

…とまあ、こんな感じで年明けからやってみようかと決めたんですが、一年間見放題だとちょっと期間が長いし、あまり売り上げが芳しくないようだと私も途中でやめたくなるかもなので(^ ^;)、とりあえず試験的に、6月末の宝塚までの半年間提供でやってみることにします

気になるお値段ですが、G1+2歳3歳重賞で選ぶと上半期の対象レースは下記21Rになるので、1Rの単価100円ぐらい、「1/12シンザン記念~6/29の宝塚記念まで、21レースが1980円で見放題やんかあああ!」でいこうかなと

1/5 (休み)
1/12 シンザン記念
1/19 京成杯
1/26 (休み)
2/2 (休み)
2/9 きさらぎ賞
2/16 共同通信杯
2/23 フェブラリーS
3/1 アーリントンC
3/9 弥生賞
3/16 フィリーズレビュー
3/23 スプリングS
3/30 高松宮記念
4/6 (休み)
4/13 桜花賞
4/20 皐月賞
4/27 フローラS
5/4 天皇賞春
5/11 NHKマイルC
5/18 ヴィクトリアマイル
5/25 オークス
6/1 ダービー
6/8 安田記念
6/15 (休み)
6/22 ユニコーンS
6/29 宝塚記念

正式に決まったらまた告知させてもらいますが、そんな感じなんで来年もよろしくお願いしますということでm(_ _)m

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12/21~23の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2013-12-24 10:13:27 | 血統予想

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2012)』で栗山求が取り上げたロードメビウス(牡2歳)が月曜阪神2Rの未勝利戦(ダ1200m)を勝ち上がりました。

★ロードサラブレッドオーナーズ
父キングカメハメハ
母エイトディズアパート(Foerst Wildcat)
牡 募集価格:2100万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011103442/
キングカメハメハとStorm Catの組み合わせはロードカナロアという成功例があります。単に同じ配合で走ったというだけでなく、配合構成もしっかりしているので高く評価できます。本馬の母エイトディズアパートは「Forest Wildcat(その父 Storm Cat)×Rahy×Roberto」なので、「Storm Cat×Rahy×Roberto」のGiant's Causewayとそっくり。Giant's CausewayはKingmamboと相性が良好です。「Giant's Causeway×Kingmambo」は昨年末までにアメリカで12頭がデビューし、3分の1にあたる4頭がステークスウィナーとなり、うち2頭(Red Giant、Maids Causeway)がG1を勝っています。本馬の父キングカメハメハはKingmambo産駒なのでこれらと配合構成がよく似ています。パワフルではありますが鈍重ではなく、スピード値の高い配合なので堅実に走ってくると思われます。(栗山)

■『ディープインパクト好配合馬リスト』で栗山求が推奨したサトノルパン(牡2歳)が日曜阪神3Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ちました。

◎サトノルパン(牡・母エリモピクシー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011102913/
リディル(スワンS)、クラレント(デイリー杯2歳S、富士S、東京新聞杯)、レッドアリオン(ニュージーランドT-2着)と、これまでにデビューした4分の3兄はすべて走っている。ただのリファールクロスではなく、Alzao≒ダンシングブレーヴ3×2という大胆な配合だ。それだけにギャンブル性はあるものの、吉と出れば重賞クラスまで出世するだろう。相性のいいVaguely Nobleが入るのもいい。

■土曜中山8R400万下 エルマンボ1着(一口・望田)

★キャロットクラブ
父ウォーエンブレム
母ティエッチマンボ(Kingmambo)
募集価格:3600万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2010104208/
ウォーエンブレム×KingmamboでMr.Prospector3×3。Mr.Prospectorのクロスを持つウォーエンブレム産駒はこれまで4頭が出走し、ブラックエンブレム(秋華賞)、ウォーゲーム(4勝)、ピースエンブレム(4勝)、キュートエンブレム(3勝)というもの凄い実績です。母はRaise a Native3×4・5、Northern Dancer≒Icecapade4×3などを持ち、こういうクロスがうるさい牝馬に5代アウトでアウトサイダー血脈豊富なウォーエンブレムをもってきたメリハリもいいですね。アドマイヤメジャーの下ということを抜きにしてもかなり魅力的な配合で、この募集価格ですが推奨させてもらいます。

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栗山さんのコメントにもありますがサトノルパンはディープにVaguely Nobleが入る私の好きなパターンで、母エリモピクシーはエリモシックの全妹で完ぺきな相似配合で、リディルやクラレントの配合もほめてきたしレッドアリオンは一口好配合でもピックしましたが、ディープとの配合だとちょっとHalo≒Sir Ivor≒Droneのニアリークロスがうるさいので兄ほどはほめないという立場で、しかしあの勝ちっぷりならこれもオープン張るでしょうな(・∀・)

ちなみに母系にVaguely Nobleが入るディープ産駒は24頭出走で21頭勝ち上がりと相も変わらずハイアベレージ、そこにはトーセンラー=スピルバーグ、ボレアス=マウントシャスタ=カミノタサハラ=ベルキャニオン、ダノンジェラート=ロジプリンセス=ワールドインパクト、サンレガーロ=アルアマーナ、ファタモルガーナ、レッドオーヴァルなどが含まれるという中身の濃さで、いつも言うことですが全きょうだいが発現の仕方は異なっても大きく外すことなく競走能力をみせるというのは、優れた配合なのだと私は思います

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月曜のレース回顧~デインヒルが捲り、グラスが捲るオーラス競馬

2013-12-23 17:01:54 | 血統予想

阪神11R 阪神C
◎18.マジンプロスパー
○2.ニンジャ
▲14.ガルボ
△16.コパノリチャード
×6.サンカルロ
注9.エピセアローム
マジンプロスパーは母方にバブルガムフェローやキュアザブルースが入るので、快速スプリンターというよりは1400mのパワー粘着型というべき馬だ。だからオープンに上がってからは[3.1.0.10]という成績だが、ゴール前1Fが12秒台のときは[3.1.0.3]、G1を除けば[3.1.0.1]とほぼパーフェクト。スワンSでは1人気を裏切ったが、スローでゴール前が11.7だからいつもの鋭さ負け軽さ負けのパターンだった。馬体重が480キロになって本格化してからのハクサンムーンを負かしたのは、スプリンターズのロードカナロアとCBC賞のこの馬だけで、そのCBC賞のゴール前が12.0。ジワッと好位に押し上げていける外枠がベターで8枠は[3.0.0.2]、コパノの単騎でオオタカとこの馬が番手で隊列は決まりそうだから展開も有利。ちょっと罠かと思うぐらい条件は揃っている。ニンジャはマヤノリュウジンに迫った心斎橋2着が好内容で、折り合いさえつけばベスト距離は1400m、ルメールが繊細なタッチで乗りこなせば今までになく弾けるかも。ラトルスネークは白秋Sで◎にしたときにも書いたが、ベストは急坂のない1400mだと思う。

阪神9R 万両賞
◎8.モーリス
○3.ラディウス
▲4.カレングランブルー
△11.サンシカゴ
×9.ボワレット
×10.フェルメッツァ
注1.コスモグラウベ
注7.クールジョジョ
ここは人気だろうがモーリスの相手探し。東京から阪神内回りに替わるのもプラス。○▲△本線で決めたい。フェルメッツァは内回りの1400mでは押さえまでだろう。今年も一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

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芝マイル路線は東京1600mと京都外1600mが頂点なので、急坂小回り1400mの阪急杯と阪神Cと阪神牝馬Sはそれとはかなりズレた適性が要求されるレースで、今年もガルボとサンカルロが上位をにぎわし、キンシャサノキセキ、ジョリーダンス、プリサイスマシーンなどリピート好走も多いレースで、だからナスキロ柔さでスワンや京王杯SCを差してきたダイワマッジョーレとか、トモが甘く東京と京都の1400mだけ異常に斬れるラトルスネークとか、そういう馬はあんまりこないレース

「1400mなら小細工なしで」と陣営がコメントしていたコパノリチャードが出が甘かったこともあって小細工に走ったので、今年はスローの行った行った、そのパターンならガルボが残り、逆に前がやり合えばサンカルロが届く、まあここ2~3年同じことを繰り返してるにすぎないという(^ ^;)

そういうスペシャリストが年2回輝く舞台という意味では、阪神内1400mの重賞というのは面白い

しかしここは注文をつけたムーアの勝利で、この人はすっかり日本の競馬に慣れてきて、鬼神のように追えるのはもとからですが、各コースの特性も把握してくるにつれて戦略的にもスキがない乗り役になってしまいました

リアルインパクトは2歳時から一線級で走りつづけてきただけに早熟なイメージも持たれがちですが、ここできっちりチャンスをモノにするとは、半兄アイルラヴァゲイン同様高齢までしぶとく活躍しつづけるかもしれません

マジンプロスパーは浜中が逃げるだろうからそれについてってポジション上げていこうという作戦で、それはまあ判断としては間違いではなかったと思いますが、コパノが好位に控えてしまったのでその外々を回らされることになったのが誤算、それともう少し上がりのかかる決着にならないと厳しかったかな

モーリスも阪神内1400mはピッタリという勝ち方で、先々は阪神C&阪急杯リピーター群になるかもですね~(掻き込み親父ネタは自粛)

ジュベルムーサは中山だと水を得た魚のように嬉々として捲ってきますが、以下キャロット会報12月号「血は水よりも濃し 拡大版」より抜粋

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母のパワーで砂中距離を捲る
ながつきSのジェベルムーサは例によってダッシュ一息で後方追走、しかし3角すぎから外々をグイグイと捲り上げて4角ではもう3番手に、そこからもシッカリした脚どりで前をとらえて完勝、通算7戦4勝とした。
前走レパードSでも上がり2位の脚でよく追い込んではいたのだが、この馬は母がロックオブジブラルタル×Allegedとかなりのパワー血統なので、そのパワーで小回りコースを捲るような競馬が合っているように思う。
デインヒルとAllegedが出会うとRibotとFlower Bowl≒Determineのクロスになるのでパワーとスタミナと硬い体質がオンになりやすく、エアスマップ(デインヒル×Law Society、オールカマー)やショコット(デインヒル×Alleged、マーメイドSと中山牝馬Sで3着)などはその典型だが、この馬も東京1600mで追い込むよりは中山1800mを捲るほうが合っているし、距離はもっと延びてもよさそうで、先々は地方交流重賞に矛先を向けてみるのも面白いのではないか。

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欧州マイル王ロックオブジブラルタルは母系に入っても強靭なパワー、特に強靭なトモを伝え、先の中京開催でうなりをあげて差し切ったフィエロ(母がロックの全妹)やリアルヴィーナス(母父ロック)も後肢の蹴りが実に力強く、急坂コースが得意な血といえるでしょう

だからミッキーアイル(母父ロック)も皐月をうなりをあげて捲るイメージで指名したんですが、これが体型までロック様にソックリなのですよ(^ ^;)

さてこれから家飲み忘年会、さっさんにいただいた梅酒持って出かけます(・∀・)

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月曜のボツ予想(2)~オペラハウスの本格化

2013-12-23 12:25:20 | 血統予想

ハッピーエンドは◎ヤサカシャイニーの連覇に期待
母母がノーザンテースト≒Fanfreluche1×3、このVictoria Park≒Ciboulette的パワーで走るスプリンターで、坂のあるコースで時計や上がりがかかると台頭するタイプで昨年がまさにそんな条件
近3走の中山芝1200mの走破時計が1.09.2、1.09.4、1,09.8、前走は中京で1.09.1で3着、今の馬場ならこれる時計になるはず
相手はとりあえず○スマートオリオンですかね~

リボンはリメインサイレントやカレンケカリーナが外回りベター型だけに難解で、となると前残りから入りたいところですが、ここは人気もないので◎ベリーフィールズで遊んでみます
前走がこれまでのイメージを一新させる鋭さ、母がCaerleon≒ラストタイクーン1×2でオペラハウス産駒としては好配合、これは本格化かもしれないですよ

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月曜のボツ予想(1)~フランス帰りのサンタに◎

2013-12-23 09:55:04 | 血統予想

クリスマスは◎ステラウインド
Halo≒Red God≒Sir Ivor≒Drone3×5・6・6で、それらしい無駄のない脚捌きで走る馬
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009100374/
渡仏前に東京で連勝したといってもどちらもスロー、東京でも淀みなく流れたオリオンタル賞では大敗を喫しており、一方で中山2200mの500万下勝ちが5馬身差圧勝で時計も上がりも優秀(勝ち時計2.11.0は前週セントライトのフェノーメノとコンマ2秒しか違わない)で、本来は中山で機動力を活かすタイプとみています
そんなタイプですからフランスのレースが合っていたとは言いがたいのですが、オルフェのパートナーを立派につとめあげて、ここはそれを糧に飛躍できそうな舞台
クリールカイザーはDrone≒Halo≒Sir Ivor3×2・3のキングヘイローにディクタスやパーソロンやオンリーフォアライフといったアウトサイダーな血をもってきた緊張→緩和のリズムがいいし、母系にMill Reefが入るのでPound Foolishのナスキロラトロはちゃんと継続していて“キングヘイロー黄金配合”に認定できるレベル
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009103847/
ステイヤーズは少し長かったし時計のかかる中山中距離はベスト、とりあえずこの◎○で買いたいです

中山7は◎モビール
母父がRoberto系最強の捲り血統Lear Fanで、東京で煮えきらないレースがつづいて人気を下げてる(現在9人気)ここが買いのタイミングでしょう
ネオユニ×チチカスで今の中山最強の○モモトンボ、あとネオユニ曲飛の▲ライトヴァース、☆ロジメジャーも母がTom Rolfeのクロスで明らかに中山向き、△コスモユッカも好配合で渋い先行は捨てがたい、ここまで

他のレースはこれから考えますが、有馬終わってからまだ競馬というのは、何かやっぱり気合いが入らない月曜日…

阪神Cは有料予想で配信したので触れませんが、過去5年の阪神Cと阪急杯の連対馬で、安田記念やマイルCSでも連対したのはロードカナロアとエーシンフォワードとグランプリボスの3頭だけで、基本的には外マイルの王者決定戦とはかなり異なる適性が要求されるコースではありますね

「No.1予想」では阪神Cを、「馬券総合倶楽部」では阪神Cと万両賞を予想していますので、そちらもよろしくお願いしますm(_ _)m

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