中流階級の食寝言 ~それでも上流階級の夢をみる~

普段、人様は何を召し上がっているのか気になりませんか?自分は物凄い気になる。。。

Les pif et dodine(レ ピエフ ドディーヌ)@大門 ★★★★★

2017-09-13 07:20:41 | フレンチ
「ムーミン」に出てくるスナフキンの御言葉にこんなのがあります。




「あんまり誰かを崇拝するということは、自分の自由を失うことなんだ」




子供の頃、この御言葉に触れ、感電。以来、崇拝どころか誰をも尊敬すらしない人生を送って参りました(←つか、スナフキンを崇拝しとるやんけ。今頃気付くという…)。



が、



ごめん、スナフキン、、、




このお店は崇拝しちゃう!自由を奪われちゃう!!




レ ピエフ ドディーヌ



その理由は驚異のコスパ!!!




オール1,000円均一のランチは1,000円の内容じゃありません。そのコスパと店名と位置関係からしてこちらのお店の系列店と思われますが、かなり満足度高いです。



まずは前菜として




南瓜の冷製クリームスープ




キンキンに冷えたお洒落なお皿での提供です。では、いただきます。




おいちーーー★★★★☆
口に入れるとまず南瓜自体の優しい甘さが広がり、次にクリームの濃いい甘さがドッシリとくる二重構造になってます。大きめのクルトンのザクザク感も楽しいです。



嬉々としてスープを啜っておりますと、メインがサラッとやってきました。驚異の早さです。




国産鶏むね肉のパネ 自家製タルタルソース サラダとバターライス




スゲーボリューム!!!!
写真では伝わらないかもしれませんが、デカイ皿にデカイ鶏むね肉が2枚、そして大量のお野菜&バターライスをお座布団として敷いております。




あまりにデカイのでパイセンと半分シェア。パイセンのは豚ロースのグリエです。俺たち仲良しだね〜♫なんてキャッキャ騒ぐ33歳と39歳。。。




なんて話はどーでもよくて、早速いただきます。まずはシェアしていただいた豚ロースから




ブヒーーー!!★★★★★
あまりの肉の柔らかさに思わず豚になるの巻。とんでもなく柔らかな豚は豊かな豚の味がして美味に美味!クリーム系ソースも少しもクドくなく、それどころかサッパリ頂ける仕様です。美味〜い!




一方こちらは自分が注文した鶏むね肉。お味はどーかな??





コレも、んめぇーー★★★★★
鶏むね肉のハズですがとってもジューシー!コレはお手柄です。塩加減も絶妙、油切りもパリッとしていて申し分無し。タルタルソースはヘンに悪凝りしたヤツではなくスタンダードなヤツ。しかし、何が嬉しいってその量。タルタルソースの海!!



バターライスを絡ませて食べればデブまっしぐらの罪悪感ずっしりの美味さです。パンも付いてきますので、拭って食べても絶対に美味いでしょうが、デブるのが怖くて、やりたかったけど出来ませんでした。



やってみたいけど、怖くて出来ない自分。。。



スナフキン曰く




「大切なのは、自分のしたいことを、自分で知っている事だよ。」



「あんまり、大袈裟に考え過ぎないようにしろよ。 なんでも、大きくし過ぎちゃだめだぜ。」



「何か 試してみようって時には どうしたって 危険が 伴うんだ」
まだまだ自分にはスナフキンが必要なようです。。。



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