園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

花見がに

2021-04-26 12:38:59 | 日記

園長です。

 今年の花見は、あっという間に終わってしまいました。桜の開花は例年より10日くらい早かったようです。八戸の平地ではほぼ咲き終わり、残っているのは「八重桜」くらいだと思います。北国は雪解けが終わると梅も桜もこぶしも一斉に花を咲かせます。花咲か爺さんが10人くらい集団で一気に来たような感じです。これからはリンゴの花が咲き遅い春を彩ります。花見の季節になると陸奥湾でこの時期に採れる「花見がに」(トゲクリガニ)が有名です。昨日は妻と平内町まで遠出しこの「花見がに」を買ってきました。今年のトゲクルカニは例年より形も大きく、味も上々だということでした。確かに店にあるオスのカニは八食センターで5,000円くらいで売っている「毛ガニ」と同じくらいか、それよりやや大きめのものが多かったと思います。メスも例年より大きかったので値段を心配しましたが、コロナの影響で需要が少ないということでお手頃価格になっていました。我が家の人数分とプラスアルファ-でメスを6匹、大きなオスを2匹購入しました。妻は「調理方法」を熱心に聞いていましたが、出来はどうだったのでしょうか。(カニは水からゆでて沸騰してから15分。とか甲羅を下にとか上にとか・・・)私は食べる専門なので大人しく聞いていました。そしてこの時期ならではの「帆立貝」も購入しました。1キロ200円の帆立の稚貝です。稚貝だと馬鹿にしてはいけません。みそ汁の具には少し大きいので「酒蒸し」か「焼き」、「刺身」でもOKという優れもので、店のおばちゃんがいけすからすくって私と妻に1枚づつ海水ですすいだだけの稚貝の刺身を味見させてくれましたが、これが絶品でした。刺身はワサビに醤油という既成概念が吹っ飛んでしまいました。帆立のひもはコロコロして貝柱は甘く、何ともおいしくいただきました。日本酒がおいてあったら「お泊り」になっていたかもしれません。さて、この花見がにとよく比較されるのが太平洋側で初夏に獲れる「ひらがに」です。大きさはあまり大きくはないのですが、甲羅の中にびっしり入った「朱色」の卵が何とも言えずおいしいのです。私の記憶では近所の人が浜で仕入れた「ひらがに」を大鍋でゆでて近所中でわいわい食べたことを思い出します。大人は三々五々焼酎や日本酒を持ちより宴会が始まります。本当にいい時代だったと思います。ほとんどが農家だったので時間に融通が利いたのです。ヒラガニは甲羅に「H」の形があるのでわかりやすいです。これからが旬のヒラガニ、トゲクリガニとどちらがおいしいか勝負したいと思います。ヒラガニいざ出陣。

4月24日(土) 風もなく久しぶりに良い天気です。でも明日からまた天気が崩れる予報が出ています。日本全国コロナ禍なので休日が雨でもそんな悔しくはないのですが、こうも毎週週末に天気が悪いと気分も相当悪くなります。気分が悪くなる前に今日の一日を存分に楽しみたいと思います。土曜日は出席人数が少し減るので我が園では調整が効くようにパンや麺類が多いようです。今日はツナサンドでした。前回は玉子サンドでものすごく食べ応えがありましたが、今回はちょうどよい食べやすいサイズに改良されていました。昨日収穫した「しいたけ」が野菜スープに使われていました。自分たちが採った野菜?だとなんでもおいしくなるのです。いつもはお茶ですが、今日はパンなので「牛乳」が出ました。最近は「乳アレルギー」の子が多く、調理員もアレルギー対策が大変なようです。中には小麦粉アレルギーやウズラの卵アレルギーなど個人差があり作る方も食べるほうも大変です。我が園では4月時点で8人の子がアレルギーの対象になっています。

4月23日(金) 今日は4月生まれの誕生会でした。乳児から年長まで19名の子がお祝いされました。今年度初めての誕生会だったので係の子の張り切りようと現実がかみ合わず苦労していた子も見受けられました。これから1年、すべての子が誕生会の係になります。インタビューしたり出し物を披露したり、相手の立場を考えながら行動できるようになります。今日の献立は「海老チャーハン」と「チキンピカタ」でした。いつもは「一品一皿」の盛り付けですが、少しだけパーテイー風に中皿で盛り付けしています。グリーンサラダは野菜が山盛り、ドレッシングが効いていました。デザートは「いちごゼリー」でした。コンソメスープには、「しいたけ」が入っていましたが、今日採ったものではないようです。なんでも「採りたて」がおいしいわけではないようです。どんな料理に変身して出てくるのか楽しみにしたいと思います。ところで我が園には子ども達の係が二つあります。あいさつ運動と給食係です。給食係は3・4・5歳児クラスから一人づつ参加し、写真のように盛り付ける前に「味見」をします。調理員から材料や作り方を教えてもらい、実際の味を確かめ、それを子供たちに伝えます。目で見て、耳で聞いて、手で触って、鼻で匂いを嗅いで、舌で味を確認します。そしてそれを口で伝えます。給食は総合的保育教育そのものです。

4月22日(木) 今週に入り4日目ですが、強い風が吹きまくっています。20年以上前、今のニュータウンが造成工事のころ、4月、5月の強風の日は、あたりが一面真っ白くなるほど土煙が上がっていました。土埃が半端なく降り注ぎ園の掃除が大変だったことを思い出します。同じ風景を最近軽米のあたりで遭遇しました。畑の土が強風に巻き上げられ、遠くの方から砂嵐ならぬ土嵐が刻々と迫ってくる恐怖を味わいました。昔は「春一番」などと言っていましたが、実際経験してみないとわからない苦痛もあるようです。昨日の夕方、保育園児の孫と「わらび採り」をしました。今が出始めのわらびは、孫に採ってもらいたくて懸命に背伸びしていました。丁度良いところを数十本採り、得意満面で帰ってきました。今日は蕨のお浸しが食べられるのかな。

今日のメニューは皆さんおなじみの「肉じゃが」と「ほうれん草の胡麻和え」そして「納豆」でした。胡麻和えはほうれん草ともやしのシャキシャキ感に胡麻の風味が良い加減で混ざり合っていました。我が園には「納豆」のレパートリーが数種類ありますが、今回はシンプルに「ひきわり納豆そのもの」でした。私は大粒の大豆が好きなのですが、我が園の納豆は「ひきわり」がほとんどです。確かにチーズやほうれん草と混ぜるときには混ぜやすいと思います。3歳未満児はひきわり、3歳以上児は「大粒納豆」もたまにはいいかもしれませんよ。

4月21日(水) 今日も強風が吹き荒れています。せっかく咲いた桜の花が泣いているようです。今日のデーリー東北の第一面に根城の広場の枝垂れ桜の写真が載っていました。ここの枝垂れ桜は山梨県の身延山からの分枝で由緒正しい桜です。ソメイヨシノより少し遅く咲き、色は少し濃いようです。満開になるとそれは見事な咲き塩梅になります。紙面上の写真には長坂の園児たちが桜を見上げながらのんびりと散歩している様子が写っていました。近くに桜の名所があるのはとても得をした感じがします。

さて、強風の中でも元気な子供達。外でたくさん遊んだ後のおなかは待ちに待ったお母さん方が作ってくれた手作りの「おにぎり」の時間です。4月に入って3回目のおにぎりの日ですが、新入園の家庭にもだいぶ浸透してきたみたいです。子ども達の期待度を見せてあげたいくらいです。「鱈のチーズ焼き」は長坂の定番です。鱈はどう料理しても味付けに失敗しない限りおいしくいただけます。チーズの味が鱈にしみこんでとてもおいしかったです。「大根のそぼろ煮」は大根・人参ピーマン・赤パプリカ・玉葱など野菜がたっぷり入り、豚のひき肉を引き立てていました。おにぎりにはぴったりの副菜だと思います。

4月20日(火) 4月も後半になり、新入園の園児の泣き時間もちょっぴり短くなったり、笑顔で登園したりする子が増えてきました。少しずつ保育園生活に慣れてきてくれて嬉しいです♪あせらずゆっくりいきましょう! さて、先週末から雨・雨・強風・強風と、せっかく咲いた桜も散り始めてきました。でもこの強風にも負けず、元気に半袖で遊んでいる(子もいますが、半分以上は長袖です)子ども達。強風で耳の中に砂が入っていることがあるので、お風呂の時にチェックしてみてください「真っ黒でびっくり!」ということがたまにあります。   今日の給食は私も大好き、ひじき入りの皮なし焼売。皮がない、というところがまた食べやすくて良いのです。コールスローは、シャキシャキした野菜の歯ごたえが良かったです。今日は、給食の写真を撮りに行ったときに一人の職員が「あそこのテーブル、異年齢で(3・4・5歳児一緒に)食べているんですが、とっても楽しそうなんです。ちょっぴりおふざけもしているんですけどね~」と教えてくれたので、パシャリ(2枚目の写真です)。クラスが違っても楽しそうに給食を食べている姿を撮ることが出来ました。この写真で、優しく見守っている職員と、クラスが違っても楽しんで給食を食べているわが子の姿を思い浮かべてもらえたら嬉しいです。(松田)

 

4月19日(月) 昨夜からの暴風雨は今日の全中まで続き、せっかく咲いた桜も強風で飛ばされ、散々なようでした。しかし、我が園の枝垂れ桜は今が最盛期、少しだけ若葉が見え始めましたが、見頃です。今日の献立は鶏の磯部揚げでした。胸肉なので柔らかく、食べやすくしかもおいしい、優れものです。野菜炒めはいつもの万能野菜のもやしとキャベツがたっぷり入り、人参ときくらげが彩を添えます。今日の子ども達のテーブルには、水仙の花が飾られていました。散歩に行ったときに摘んできたそうです。よその家の花ではないことを願っています。

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