園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

インフルエンザBの脅威

2018-02-14 13:11:10 | 日記

園長です。

 青森県内には全域でインフルエンザ警報が発令されています。わが園でも流行に乗らないわけにはいかず、10数人が罹患しています。インフルエンザは10人以上発症すれば保健所と市へ報告しなければなりません。残念な話ですが、昨日八戸市へ報告書を提出してきました。昨日は12人の罹患者でした。今日は13人になりました。午前中に何人か熱が出てお迎えになったので、明日はもう少し増えるかもしれません。一クラスの半分以上がかかれば学級閉鎖という措置も考えられますが、まだその域までぜんぜん達していません。もうすぐ「えんぶり」が来るというのに、真冬に舞い戻った感じです。インフルエンザの猛威もすごいですが、気温の方も近年まれにみる「低気温」が続いています。昨日は最低気温が-9℃。最高でも-4℃。今日は少し緩みましたが、それでも最高気温-2度です。絞ったタオルを振り回すとカチンコチンに凍ってしまうほどではありませんが、肌を刺す寒い風には閉口します。

 今年は1月に入ってインフルエンザの流行を見ましたが、最初はA型でした。そのうち(少数ですが)AとBが同時に発生し、今では全員B型になりました。中にはA型にかかり、またB型にも感染した子もいます。一概にインフルエンザと言ってもいろんな形があり、今年の予防接種はB型が外れたようです。数年前に新型インフルエンザが猛威を振るいましたが、今年のB型はそれに匹敵するくらいの勢いがあるようです。わが園では体力作りに重点を置いた保育をおこなっており、少しくらいの感染症には負けない体を作ってきたつもりですが、「新型」には対応し損ねたようです。とりあえず、うがい、手洗いは徹底させています。もうすぐ春になるというのに・・・今年の冬将軍はなかなか大敵のようです。

 そんな寒い気温の中、園庭では園庭改造工事が進んでいます。厳しい寒さのせいで、地面が凍り、まるでコンクリートのような土の塊を掘り起こしています。削岩機を使い掘り起こしている様子を見ると「どこの山の中?」と思うくらいガンガンと掘り崩しています。今までの園庭とは全く違う使い方をしようと計画しています。新しい試みには「抵抗勢力」が発生するのですが、先日「父母の会役員」を開催したのですが、少し不安の声はありましたが、反対の声はありませんでした。実際毎日工事が進展する姿を見てあきらめたのかもしれません。でも・・子どもたちは楽しみなようです。これまでと全く違う子供たちの遊びが目に浮かぶようです。雪と氷が解け、木々の芽吹きを感じるころには、大体の工事が完了します。3月末には植樹も終わる予定です。新緑の季節が巡るころには木製のテーブルやベンチも用意したいと思います。園舎2階から見る景色は、これまでと違った「森」が見えるに違いありません。地域の風景と溶け込んだ「森のある保育園」がコンセプトです。乞うご期待。

 

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