園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

入札

2018-08-23 12:45:55 | 日記

園長です。

 お盆が過ぎ、そろそろ秋の気配が漂う季節になったと思ったら昨日(22日)はなんと今夏最高気温を記録しました。しかも34度cというもう少しで「猛暑日」と言われる段階まで上昇しました。今日も昨日に劣らず暑いです。今週いっぱいはこんな天気が続きそうです。台風も心配だし、「どうした異常気象」と叫びたい気持ちです。おかげでしまい忘れたプールが再び大活躍。裸ん坊の子どもたちがうらやましいです。

 そんな中、仮称「多目的子育て支援棟」新築工事の入札が行われました。本園改築の時は補助金の関係もあり大々的な一般競争入札を行いましたが、今回は規模も小さいし、ある意味「増築」みたいなものなので、「指名競争入札」とさせていただきました。設計士さんからは「人出不足と資材不足」が顕著なので難しくなるのではないか、と言われていました。実際1回目の入札は予定価格より大幅に上回り、2回目は「辞退」が相次ぎ、1社だけが応じてくれました。それでも「不調」となり、応じてくれた1社と協議の上、契約をすることになりました。差額は「消費税分」ありました。それでも一応ぎりぎり想定内だったのでお願いすることになりました。消費税分とはいえ、結構な額になるので、来年10月以降の消費税10%は相当刺激的になりそうです。

 わが園では5年前に全面改築し、定員もそれなりに増やしたのですが、「子育て支援」をもっと充実するために別棟で「多目的子育て支援棟」を整備することにしました。本園ではその分余裕ができるので、1号の定員を少しだけ増やそうと考えています。人口減少、少子化を考えると定員増よりも保育教育の充実、子育て家庭への支援を充実した方が地域の要望に沿っているように思います。まして、来年10月からは3歳以上は「無償化」の予定なので、一時的には待機児童?が増えるかもしれませんが、すぐに落ち着き、その後は供給過剰になるような気がします。私の予想は大体外れるのであまり心配はしていませんが、人材確保(頭数をそろえるだけではなく)だけはしっかり行おうと思います。保育・教育は人が重要です。いくら人工知能が深化しても、保育の営みだけは人間の専売特許だと思っています。人間の最後の砦・・・それは保育であり教育だと思います。その為には環境を整え、準備することが重要になります。わが園の得意分野は子供たちの成長にどうかかわっていくのか、保育士とともに考え実行していきたいと思います。

 とりあえず、9月に入ると工事が始まります。予定では12月いっぱいで完成の予定ですが、それまで保護者をはじめとして関係者の皆様にはご不便、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。そうそう今は仮称多目的子育て支援棟になっていますが、この棟を「どんぐりの杜」と命名したいと考えています。どんぐりのもり、子どもたちが木々の中でドングリの実と戯れ、楽しそうに遊ぶ姿が目に浮かびます。自然を大切にした環境を整えたいと思います。

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合計3回

2018-08-04 11:38:32 | 日記

園長です。

 8月3日。子どもたちとその保護者が楽しみにしていた八戸三社大祭お還りに参加しました。園全体で総勢108名。締め切りを過ぎても参加以来があったようなので実際は110名を超えたものと思われます。根城・新組山車組が私たちがいつも参加する山車組なのですが、子どもたちのことをしっかりサポートしてくれとても助かっています。私たちが引き子で参加することにより、山車もより一層立派に見えるようです。最近は引き子が少なく、各町内の山車組は募集に苦労しているようです。八戸三社大祭は神社のお祭りであるとともにねぶたと違い「子どもの祭り」だといわれます。ねぶたは夜間運行で大人が楽しむ祭りですが、八戸の祭りは由緒正しい神社のお祭りで伝統と格式があります。なんと300年の歴史があります。時代とともに山車の作りや開催時期は変わってきましたが、根底にあるのは五穀豊穣、無病息災を祈る家族・子どもの祭りなのです。

 さて、昨年は、祭りに参加するため集合場所までバスで移動したのですが、バスから降りた途端「足の指」が攣ってしまい散々な目にあいました。今年は体力面から見ても昨年より改善したとはいえず、子どもたちの期待感をよそに一人悩んでいました。ところが、今年はバスを降りても順調に歩くことが出来ました。しかし・・・・途中で2回ほど左足の中指とくする指が反乱を起こし、指が反り返ってしまいました。昨年はふくらはぎまで伝染した「こむら返し」はも足の指だけで終わりました。しかし、山車が山車小屋まで戻り、記念写真を撮り保育園に帰るとき、職員が気を使い自家用車で参加した職員を迎えに来てくれたのですが、3回目の氾濫はその時起こりました。路上に止まった自動車に急いで乗ろうとしたとき、右のふくらはぎが「ぴきッ」と音をたててつってしまいました。楽をしようとした気持ちにイエローカードが出たようですが、必死に揉みほぐし事なきを得ました。何事も楽をしようとすると良くないことが起きるようです。

 今年は都合3回のこむら返しの洗礼を受けました。これを反省し、来年はもう少し体を鍛えて参加したいと固く心に誓いました。でも昔から「春雨の根性」と言われる私の誓いは、すぐにふにゃふにゃになり最初の形が見えなくなります。まずは「草履」を履く機会を増やし、足の指を鍛えたいと思います。最近は履きやすい靴、私は特に足の幅が広いので幅が広めの靴を選ぶのですが、下駄でもはいて慣らしたいと思います。昨日の暑さはどこへやら・・・今日は涼しい一日になっています。なんとなく静かな保育園の生活です。

 「根城・新組」山車組の前で当園の参加者(途中リタイヤもありましたが)全員で記念撮影しました。

 

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夏到来

2018-08-02 15:02:10 | 日記

園長です。

 迷走する台風12号の被害はなかったものの、高熱の異常気象に右往左往しています。それにしても暑い。7月31日の「前夜祭」で幕を開けた300年の伝統と歴史がある「八戸三社大祭」。青森の「ねぶた」や弘前の「ねぷた」には知名度では及びませんが、国の「重要無形文化財」に指定されているこの祭りは、冬の「えんぶり」と並ぶ八戸最大のお祭りです。なかなか東北〇大祭りの常連には入りませんが、ユネスコの「世界文化遺産山・鉾・山車」の山車祭りの中にもしっかり登録されたのでこれから知名度は上がっていくと思われます。8月1日、昨日の「お通り」は強風のため、せっかくの山車が大きく展開することが出来ず残念でしたが、3日の「お還り」はその分も頑張ると思いますので見ごたえがあると思います。その見ごたえのある3日にはわが長坂保育園も参加します。年長と年中、それぞれの保護者と保育士、総勢108名が加わります。数年前から「根城・新組山車祭り」に特別参加させてもらっています。この町内の山車の責任者がわが園の父母の会会長さんだったため、とんとん拍子で話が進み、今では恒例になってしまいました。山車の引き子は年々少なくなっているようで、どこの山車組も引き子の募集には余念がないようです。そんな状況だったので山車組からは至れり尽くせりの対応をしてもらっています。小さいころから地元の伝統や歴史に関心を持ち、その行事に関わることは、子どもたちの心を大きく育ててくれます。地元で育ち、地元で育てていく行くことはこれからの少子化問題の解決にもつながるのではと考えています。

 最近の暑さで「熱中症」が気になるところですが、保険にも入り万全の態勢を敷いています。一番心配なのは「園長」と言われました。本人も自覚しているのですが、昨年もバスから降りた途端、慣れない草履のせいで右足の薬指と小指が反乱を起こし、「攣って」しまいました。集合場所に着くまでの5分間、おろおろ、よたよたと歩き、子どもたちからは心配そうに「大丈夫?」と声をかけられやっとの思いでたどり着いたことを思い出します。顔で笑ってごまかしたものの顔と足の指が引き攣っていました。それでもスタートののろしが上がり、地獄の行進へと突入しました。最初「コムラ返し」で抵抗していた右足の指も、左足と結託して入れ替わり立ち代わり反抗していましたが、20分もしたらどうにか収まり、子どもたちのペースに乗ることができました。若いころは考えられないような年齢の衰え・・・もとい、年齢による体力の衰え・・・はかなくも実感してしまいました。昨年でああだったので今年はどうなることやら・・・。

 年齢の衰えと言えば、さかのぼること2日前。7月31日に青森市で県保育連合会の主催する「キャリアアップ研修会」が2日間行われたのですが、その2日目の午後になんと私が講師となり3時間の研修を行いました。普段3時間も声を出すことが無いので2時間もしたら声がかすれ、目はチカチカ、足はガクガク・・・。本当に情けない姿をさらしてしまいました。少し前までは子どもたちを前に「紙芝居」を読んだり、絵本を読んだりして声も体も鍛えていたのですが、還暦を過ぎたあたりから、机にしがみつくことが多くなり、声を出すこともなくなってしまいました。(本人の名誉のために声を大にして言わせてもらいますが、事務の仕事が多すぎて子どもたちと遊ぶ時間が無くなってしまったのです。新制度が始まり各種調査、報告書を作成することが多くなり本当に大変なのです。)そんなわけで私も大変でしたが話を聞いていた県内の保育士たちはもっと大変だったのではないでしょうか。まあ、こんな状態なのでもう来年度は話は来ないと思いますが、本当にご迷惑をおかけしました。心からお詫び申し上げ、最後まで付き合っていただいたことに感謝申し上げます。

 八戸三社大祭が終ると「お盆」です。お盆までが八戸では夏という認識です。お盆が過ぎれば秋が本格化してきます。私の大好きな「キノコ採り」も始まります。そうそう、8月の終わりころから、多目的子育て支援棟の建築に入ります。工期は年内を目指しています。園庭の隅にある「菜園」をつぶして建設しますが、工事中は駐車場が大変混雑すると思われます。対策も考えていますが、ご協力よろしくお願いいたします。使い勝手の良い多目的子育て支援棟にしたいと思います。ご期待ください。

 さあ、明日のために今日は早む休むことにします。子どもたちがとても楽しみにしているお祭りの参加なので、私も弱音を吐かないよう頑張りたいと思います。ヨタヨタしている姿を見たら温かい励ましの言葉をかけてください。とにかく子どもたちに笑われないよう頑張ります。

 

 門付けに来た山車組の方と記念写真を撮りました。わが園の「虎舞」も出陣しました。

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