園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

八戸市保育連合会保育士研修

2014-10-31 15:35:00 | 日記

園長です。

 本日はお日柄も良く、絶好の研修日和でした。八戸市保育連合会には、いろんな部会があり、それぞれの部会で、研修会を計画します。中央からの講師、地元の講師など研修会の種別に合わせて、その時の必要な研修、旬の講師をお願いします。今回は、テレビでもおなじみの「体操のお兄さん」こと「佐藤弘道」産を講師に、体操・リズム遊びの研修を行いました。研修に入る前に、保育士部会長と副部会長、私、講師(本人と奥さん)が一緒に記念写真を撮りました。私はテレビでしかお目にかかっていないのですが、とても気さくな方で、笑顔が良く似合ういい男でした。私の若いころにそっくり・・・なんてことは言いませんが、体操をするために生まれてきたような均整のとれた体躯。私のようにメタボを必死に隠す必要もないジャージ姿に、「天使の羽」を見る思いがしました。しかも声がいい。しゃべりかたもうまい。ユーモア4割、本音4割、自分の著書の宣伝2割・・・。やはり一流の講師は一味違う感じがしました。最初の1時間は抗議・・・じゃなく講義。運動とスポーツの違いをわかりやすく教えていただきました。それにしても奥さんがまたいい。なんと気の利く方なのでしょう。背は高からず、低からず、やや小柄の感じの美人さんでした。やはり笑顔が一級品。元NHKのラジオ体操の先生で、今はその先生を教えている先生だそうです。

 毎年、研修会の講師の選考をするのですが、いつも上位にランクされる「ひろみちおにいさん」ですが、予算と諸般の事情が折り合わず、今まで残念な思いをしてきましたが、今回は秘密の方法で見事ゲット・・・。詳しいことは言えませんが、来年からも呼べそうな雰囲気でした。私はその後用事があったので、1時間くらい話を聞いてお暇したのですが、その後、ハードな運動と楽しい体操が行われたようです。

 八戸市保育連合会では、子供たちのために、保育士が自ら体を動かす研修に参加し、体と頭を鍛えています。青森県の子供たちは「運動不足」だそうです。先生の本やCDを買って「冬の体の鍛え方」を子供たちに伝授しましょう。「短命県返上」は弘道お兄さんもしっかり知っていました。汚名を返上するには私たちが子供たちをしっかり運動好きにすることしかありません。「一日60分の運動をしよう」運動をここ八戸でも実践しようと思います。また八戸に来てください。お待ちしています。今日は本当にありがとうございました。

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ハロウィン

2014-10-30 16:20:18 | 日記

園長です。

 だんだんと日が短くなり、午後4時30分くらいには街路灯に灯がつくようになりました。これから1年で1番太陽を見る期間が少なくなります。とても悲しい気分です。

 さて、今日の午前中、2歳児が園長室にどやどややってきて、「お菓子をくれなきゃ、いたずらしゅるぞ~。」と魔女や海賊の格好をして私たちを脅しに来ました。「いたずらされては大変、これで我慢して・・・。」と副園長。私の方には目もくれず、副園長から「あめ」をせしめていきました。そういえば街中では「ハロウィンフェスティバル」なるものが今週の土曜日に開催されるようです。魔女や妖精の姿に変装し、街中を荒らしまわるのだそうです。私はそもそも「ハロウィン」がなんだかよくわかりません。大きなカボチャの中身をくりぬいた「ランタン」には興味がありますが、バレンタインとハロウィンの違いもよくわかりません。とにかく、子供たちにお菓子をとられ、「ハッピーハロウイン」と答えればいいのだそうです。誰が考えたかわかりませんが、どう考えてもお菓子屋さんの景気復興にしか思えません。まあ、楽しければいいのでしょうか。でも、子供たちの変装はとても面白く、しっかり変身して楽しんでいたようです。

 今月もあと1日。今年も残すところあと2か月しかありません。ここ数日、私はとても忙しい毎日を過ごしています。理由は3つあります。1つめは、26年度の指導監査の書類作り。2つめは、子ども子育て支援新制度に向けての準備。3つ目は、「あいさつ文書き」です。園舎新築、結婚式、研修会、各種会議の原稿など多種多様な書き物が私を襲ってきます。監査の書類はほぼできたのですが、2つめと3つ目はこれからが本番・・・。特に幼保連携型認定こども園を目指している当園では、「運営規定」や「1号認定の定員超過分の選考規定」などを作らなければなりません。様子がよくわからないうえに、様式も不明なので大変です。重要事項説明文も作らなくてはなりません。これについては、ホームページで検索、印刷、同意を得られるようにしたいと思っていますが、私の頭で解決できるのかどうか、とても心配です。最近では副園長と主任に任せることを思いついたのですが、説明するのに、これがまた一苦労。でも、説明しているうちに自分でも再確認でき、いい方法だと一人、ほくそえんでいます。それにしても、誰が考えた制度なのか、複雑にして難解。しかも怪奇。これまでの保育園経営では、考えられない要素がたくさんあります。特に「1号認定こども」と「満3歳児に到達した2歳児」の扱い。幼稚園の制度を継続したばかりに、難解この上ありません。それなのに、最近の情報では「幼稚園は認定こども園を選ばない」という。幼保一元化、幼保一体はこれまでも幼稚園側から騒いできたのに、いざとなれば、「移行しない」なんて・・・・。幼稚園の定員割れがわかるような気がします・・・。と書くといかにも幼稚園批判しているように見えますが、これほど難解な制度になれば、だれでも尻込みしてしまいます。私たちもとても悩んでいるのです。

 そんな時、私はある研修会で聞いた講師の話を思い出すことにしています。

「強いから生き残れるわけではない。賢いから生き残れるわけでもない。環境の変化に対応したものだけが生き残る。」という言葉です。これは多分に、ダーウインの「進化論」を意識した言葉だと思いますが、とても分かりやすかったことは確かです。「今までの保育で何が悪い」と息巻いても、社会の情勢が変化しています。過去の歴史に学び、将来に備えるのが正しい選択だと思います。メリット、デメリットは多分にありますが、これからの日本の将来を担う子供たちをどう育てるのか、どんな日本にしたいのか、私たちの選択は日本の将来の選択でもあると思います。27年4月からは新しい形の保育がはじまります。過去の遺物にしがみついても過去に戻るわけではありません。未来を見つめて一歩足を踏み出したいと思います。それにしても、準備が大変だ。誰かなんとかしてくれ・・・・って言ってもだめか。自分で考え、自分で決める。わが園の保育方針は今の私にずしりと重く感じられます。

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健康診断

2014-10-25 14:15:50 | 日記

園長です。

 保育園では、子供たちが年2回、小児科健診と歯科検診をおこないます。職員は年1回行います。わが保育園では、毎年この時期が健康診断の日程になっており、職員間の話題も健診のことが多いようです。健診の何日前から「アルコール」を抜くかと言う話題で中堅職員が真剣に議論しています。私は1年363日くらい飲んでいるので、健診があるということだけでは休肝日を設けません。第一、普段の行いを検査するので異常がわかるのに、健診のためにアルコールを抜くということは、「呑兵衛の風上にも置けない」ことです。私事をのたまうと、最近会合などが続き、飲む機会が多く、普段飲んでいる人が、急に「飲まない」と言いだすと、「あいつは病気で長くないそうだ。」などという悪いうわさが立つかもしれないので、なるべく普段通りに飲んでいます。それでも今回は、前々日、東京で「保育推進連盟」の設立総会があり、東京プリンスホテルでの懇親会で少し飲み過ぎたので、体調が良くなく、前の日はさすがにアルコールは抜きました。これはあくまで私の体調のせいで、健診のためにアルコールを抜いたわけではありません。事実、健診の日から毎日飲んでいます。もう少しすると結果報告が届きますが、小さいことにはくよくよしないことにしています。酒を飲まずして何の人生か・・・などとうそぶいていますが、飲まずにいられない状態の園長なのです。

 さて、今、つくばに住んでいる孫たちが遊びに来ています。先日5歳の孫に「ジイジは大きくなったら何になるの?」と真剣に聞かれました。これ以上大きくなったらどうしよう・・・と思いながらも考えました。実は、あまり自分の将来について考えたことがなかったのです。一番大きな事件は大学4年の秋にありましたが、それでも大それた希望は持っていませんでした。子供のころは、野球選手とか、学校の先生とか思っていましたが、自分の能力が少しわかってくると、普通の職業、普通のサラリーマンが平々凡々としていていいかなあ・・・と考えていました。私は今、保育園の園長になり、子供たちに「大きな夢を持て」を言い続けています。自分のことは全く棚に上げていますが、やはり「夢」「希望」は持っていた方が良いのです。しかも大きければ大きいほど、高ければ高いほどいいと思います。孫に聞かれて「野球選手」とはさすがに言えませんでしたが、せめて「プロゴルファー」とでも言っておけばよかったと後悔しています。最近の子供たちは「いい大学」「いい職場」に入るために、机にしがみついて勉強していると聞きます。そんな子が大人になって、良い仕事ができるのでしょうか。子どものときは、たくさん遊び、人との関わりを身に着けてほしいと思います。スマートフォンばかり見て、手先が器用になるより、生身の人間と会話し、手をつなぎ、意見を戦わしてほしいと思います。健康診断から少し道がそれてしまいましたが、自分の好きなことが仕事につながり、それが人の役に立つのであれば素晴らしい人生になると思います。先日ノーベル物理学賞に3人の日本人が受賞しました。好きなことをして世の中のためになったのです。私にはいくらあがいても不可能なことですが、少しでも世の中のためになることを今からでもしたいと思っています。子供たちには無限の可能性があります。自分で考え、自分で選び、自分で決断できる大人になって、私たちを見守ってほしいと思います。そのためにも、今、私たちがやるべきことは重要だと思います。頑張ろう大人たち・・・。

 ここ1か月、とても多忙で、頭が書くことに慣れていません。支離滅裂な文章になっていますが、ご容赦ください。恥をかくのは得意なのですが、文章をかくのは・・・つらいです。

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超大型台風

2014-10-14 11:07:38 | 日記

園長です。

 気候温暖化のなせる業なのか、最近の異常気象には驚かされる。今回の台風19号も超大型の台風で、過去に日本を襲った台風の中でも特筆されるようだ。ほぼ日本全土を風雨に巻き込み、被害も甚大だ。あの3.11から地球環境の変動は大いに気になる。御嶽山の噴火も戦後最大の犠牲者を出した。テレビの映像をみても、さながら地獄絵図を見ているようだ。台風は今現在(14日午前11時30分)、太平洋に抜け、少しだけ風雨も収まってきた。午後には青森県から遠ざかるようだが、吹き替えしの風が強いそうだ。これから最盛期を迎える青森のリンゴたちにはしっかり木につかまり、落下しないように要請したい。気温も今年一番寒い14度にしか上がらない。小学校、中学校はお休みになったらしい。保育園はなかなか休園とはならない。来年から認定こども園になれば、一体どうなるのだろう。こちらの変化も要注意だ。

 さて、台風が来る前の12日。つくばから孫2人が来たので、八甲田まで紅葉を見に行ってきた。「嵐の前の静けさ」とでもいうのでしょうか、台風は九州に上陸したそうですが、東北には14日以降の襲来という。天気は上々、風もなくまさに「もみじ狩り」日和。孫たちが「温泉に行きたい」というので、目指すは「裏八甲田の八甲田温泉」。ここの温泉は全国的にも珍しい「ラムネ温泉」(炭酸泉)だ。温度はあまり高くないそうだが、炭酸の気泡が体中にまとわりつき、なかなかの人気だそうだ。一度入ると、温まるまで時間がかかり、ゆうに1時間は入るそうで、土日は満員だそうだ。しかも1回1,000円という入浴料は周りと比べても異常に高い。それでも一度は入ってみたい・・・。今日こそは・・・と思い温泉に着くと、駐車場が満杯。温泉と湿原の入り乱れ・・・。やむなく湿原を少し見て、酸ヶ湯温泉へ。ところが八甲田ロープウエーは国道沿いまで車が違法駐車し、道路も都会のラッシュ並み・・・。酸ヶ湯温泉の周りは、今まで見たことがないくらい異常なこみよう。これが秋の八甲田なのだ。紅葉は酸ヶ湯温泉の辺りが最高の見ごろ。車を運転しながらの紅葉狩りもなかなかいい感じでした。食事をしようにも駐車場に入ることもできずに移動したのでした。途中、末の孫が「うんち」と言いだし、急きょ大混雑の「蔦温泉」へ。ここも車を停められないくらいの大混雑。それでもやっとのことでトイレの近くまで行き、ぎりぎりセーフ。小ならばまだしも大は困る。ブナの木立を抜け、仕方がないので「焼山」の温泉へ・・・ところが食事の時間が午後2時まで。どう見ても無理。仕方がないので一路道の駅「おいらせ」へ。ここは地ビールが有名だが、運転があるので飲めない・・・残念。何とかおなかを満たしたら、孫たちの「温泉コール」、まだ、五戸の「まきば温泉」、少し戻るが「野沢温泉」もあるが、すぐ近くに、おいらせ天然温泉「赤沼壮」がある。まだ一度も入ったことはないが、初めての温泉もたまにはいいもの・・・。農免道路から少し入り、古めかしい建物が赤沼壮だ。昭和の遺構みたいな建物だが、田舎にはちょうど似合っている感じ。料金は大人一人300円。八戸は420円なのでずいぶん安い。八甲田温泉のラムネ湯に比べると3人も入れる。さすがに地元の人しか入らないらしく、ゆったりと浸かれた。しかも温泉の成分が「弱アルカリ性」でお肌に優しい。アトピーのある孫たちには最適だ。ここも私の好きな温泉に登録しておくことにしよう。

 この台風で、紅葉の見ごろはどうなるかわかりませんが、来週あたりは蔦温泉、次の週は奥入瀬渓流あたりが見ごろのようです。八甲田、おいらせのもみじ狩りはこれからが見ごろ。ぜひ足を運んでほしいと思います。私は来週、十和田市の「保育の広場」へ行きます。帰りにはどこかの温泉に寄ってから帰りたいと思います。温泉県「青森」に生まれて本当によかったと思う今日この頃です。

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感動

2014-10-06 11:41:18 | 日記

園長です。

 10月4日(土)、長根陸上競技場で第18回「ライオンズ杯ちびっこサッカー大会」が行われました。この日のために、子供たちは毎日コツコツと少しずつ練習を積み重ねてきました。夏の大会で第3位だったこともあり、保護者も練習に参加してくれ、充実した練習になったようです。子供たちと保護者が一体となり臨んだ大会でもありました。

 その前に、勝手に予想したベスト8でしたが、やはり3チームの予想を外してしまいました。今回は練習試合も1回しかしていなかったので予想も難しかったです・・と、言い訳をしておきましょう。でも、それだけ全体のレベルが上がり、勝ちあがるのは大変になったようです。そんな中、我が長坂保育園は、予選では優勝候補1番手に敗れはしたものの、何とか決勝トーナメントへ駒を進め、優勝候補と言われていた、白鴎、小中野、藤覚を破り、見事に頂点に立ちました。予選ブロックでは藤覚に1-2で敗れたもの、決勝トーナメントでは、お互い勝ち進み、決勝で再決戦。見事リベンジに成功し、みんな大感激・・。今回で18回目を迎えたライオンズ杯ですが、久しぶりに感動した決勝トーナメントの試合でした。

 実は、前日、主力選手の家庭から次々に「体調が悪いのでお休みします。明日はどうなるか・・・・。」という電話が相次ぎ、担任の顔が青白く変化していました。当日は、何とか全員出てきましたが、「下痢で朝から3度もトイレに行きました。」とか「朝、ご飯を食べれなくて、でも行きたいと言ったので連れてきました。」とか・・・大丈夫?と思ったのは担任と私だけではありませんでした。ほんとの話、「紙パンツ持った?」「薬は頼まれている?」などという確認作業が出発まで続いたのでした。特に、ゴールキーパーが朝から下痢で顔色が良くない。日焼けした顔がドラゴンボールのピッコロの肌のように緑色に見える状態でした。一体どうなることやら・・・・。

 開会式の途中で、雨が降り出し、月曜日に延期かな?などと不埒な考えも起きましたが、雨もやみ、いざ、本番。なるようにしかならない。1回戦は「こどもの城保育園」。園長先生が「今年初めて、戦えるチームが出来た。今年はいいぞ。」と豪語していました。まさにその通りの展開で、わがチームは1点先制し、逃げ切りかと思われた瞬間、ゴールを決められ、一進一退。10分の試合時間も残すことろあと15秒というところで、ラッキーな点が入り、辛くも逃げ切り。2回戦はここ数年進境著しい「ひまわり保育園」。夏の大会では4位になった強豪です。ところが相手のチームはなかなか点数に結びつかず、わがチームは1-0で辛勝。3回戦は、予選ブロック最強の藤覚保育園。ここまで2勝の長坂と2勝1分けの藤覚。この試合で1位通過か2位通過がほぼ決まる。手に汗握る展開だが、先制点は藤覚。わがチームのキーパーが体調が悪く動きが鈍くなっていたせいもあり、キャッチに失敗し1点。2点目も目の覚めるような攻撃で失点。いつもの年だと、ここで戦意消失、もう降参、という状態なのですが、今年は、少し違う。わがチームのエースストライカーが見事にゴールを決め、1点差。戦うモードが出てきた。しかし時間は無情に流れ1-2で完敗。終わって挨拶が済むと号泣の子供たちが続出・・。優勝を目指してきたので、これで終わった・・・と思ったらしい。担任と私とで、「まだ大丈夫、次は決勝でまた会うからその時、勝とう・・・。」勝つ自信があったわけではないが、思わず言ってしまった。最終戦は根岸保育園。力の差をまざまざと見せつけ4-0で快勝。結果、1位通過藤覚、2位通過長坂となった。実はこの1通過と2位通過にはとても重い意味があり、わがチームは決勝トーナメントでいばらの道を歩むことになる。

 昼ご飯を大急ぎで食べ、ベスト8戦は夏、準優勝の白鴎保育園。今年は初優勝をめざし、予選ブロックも余裕の1位通過で上がってきた。なるべく当たりたくはなかったが、いつかはどこかで当たるチーム・・・。あとは子供たちに任せるだけだ。一進一退を繰り返しながも1点先取。追加点も決まり何とか2-0で逃げ切り。やはり楽な試合はない。続いて準決勝は、今年こそは優勝、という呼び声が高い小中野保育園。話によると練習試合であの藤覚を破ったらしい。私の予想でも強敵だ。特に得点能力が高いので、しっかり守らなければ・・・・。オレンジのユニホームとホワイトのユニホーム。試合時間は15分。どちらもなかなか点を決められない・・・と思っていたらわがチームが先制。このまま逃げ切りだ、と思っていたらまさかの同点ゴールを決められ、ドキドキハラハラのPK戦へ。この時のために、わがチームは「壁打ち」というPK戦を想定した練習を積んできた。相手にとって不足はない・・・いざ、勝負。3人のキッカー(本来は5人だが、蹴れる子がいないので3人。この3人がケリがつくまで蹴る。だって、だんだん蹴れない子になり、決まらないから。)を選び、じゃんけんで先攻、後攻を決める。結果は3-1で長坂の勝ち。やはり「壁打ち」の成果か、一人も外すことはなかった。続く、決勝戦は予選ブロックで敗れた藤覚。子供たちのテンションは最高潮。さっきの涙はどこへやら。予選とはひと味違う展開へ・・。どちらも決定的チャンスを生かせず無得点。0-0で2試合続けてのPK戦。キーパーは体調不良のため交代。準決勝のPK戦では動きは良かったが、今度も期待したい。ところが相手もさるもの、さすが藤覚、3人蹴って1-1。急ごしらえのわがチームのキーパーは顔にボールの直撃を受け、泣きながらのまもり・・・。ついにサドンデスへ突入。先攻は藤覚。すごいキックだが、キーパーがはじいてノーゴール。後攻の長坂は、このPK戦を最も練習した最強の望君。望コールが湧きあがり、思いっきりシュート。キーパの伸ばした手をかすめ、見事ゴール・・・長い戦いにやっと終止符を打うとこができた。ゴールの瞬間、目頭が熱くなった。勝ったからではない。子供たちの一生懸命な姿に感動してしまったのだ。決勝トーナメントの相手は、どこが優勝してもおかしくないくらい実力差が無かった。わがチームにほんの少し運があったのでしょう。あの予選ブロックの負けがなければ、ここまで頑張ることができなかったかもしれない。白鴎、小中野、藤覚と本当に強いチームを破っての優勝は、子供にも保護者にも、そして私たち職員にもとても大きな自信になりました。参加20チームの頂点に立ちましたが、明日から来年のライオンズ杯への戦いが始まります。これが積み重なって「伝統」になっていくのだと思います。ご苦労さん子供たち。ご苦労様でした応援してくれた家族の皆さん。そしてよく頑張りました智美先生。あなたの頑張りは皆が見ていました。胃が痛くなるような試合が続きましたが、本当によく子供たちを見守ってくれました。岩手こどもの森ではみんなで楽しみましょう。ご苦労様でした。 

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