園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

諸行無常の響きあり

2013-10-18 16:57:42 | 日記

園長です。

 1か月の御無沙汰でした。この1か月、いろんな出来事がありました。良いことも、悪いことも・・・。自分の力ではどうすることもできない出来事もありました。この1か月は本当に長かった・・・・。自分の非力さを思い知らされた1か月でした。

 さて、そんなことを言っても始まらないので、頑張って仕事をしようと思います。今日は、保育園で「仲良しサッカー大会」が開催されました。3歳児以上の子が、赤・青・白・黄の4チームに分かれ、トーナメント方式で試合を行い、勝ったチームには豪華プレゼント(手作りメダル)が授与されるという、子供たちが楽しみにしていたサッカーです。長坂保育園では、体力作りのためにサッカーの指導をしており、3歳以上の子が全員サッカーボールに触るよう日々親しんでいます。その成果が、春と秋のサッカー大会の成績につながっているのだと思います。何事も日々の積み重ねが大事だということです。3歳児と年長児では、危険が危ないほど体力差があるので、チーム分けには苦労したようです。でも、おかげで3歳児もサッカーの楽しみ方がわかり、この日を境に俄然サッカーに興味を持ち始めます。そういえば、昨日、年1回の健康診断があり、(私の)八戸市総合健診センターで健診をしてきたのですが、最後の「問診」のところで、看護婦さんが、カルテを見ながら「長坂保育園の園長先生ですか、長坂はまだサッカーが強いのですか?」と聞かれました。よく聞いてみると、10年くらい前子供がよその保育園に入っていて、サッカー大会で長坂と当たり、大負けしたという。あまりのレベルの違いにびっくりした。」ということでした。「今も強いです。」と言いたかったのですが、奥ゆかしく、「そこそこです」と答えましたが、毎年自信はあります。根拠は、今日のような園全体での取り組みを年間を通して行っているからです。年長児が年中児に蹴るコツを教えたり、3歳児がボールを蹴りあったり、常に環境の中にサッカーが仕組まれているのです。

 仲良しのサッカー大会は、絶対的エースストライカーがいる赤チームが予想通り勝ちましたが、負けて泣く子、ぼんやり立っているだけの子、自分のチームのゴールに思いきりシュートをする子もいて、とても楽しい時間を過ごしました。平日にもかかわらず10名ほども保護者が応援に来ました。これが長坂の強さの秘訣だと思います。鼻血を出しながらもゴールを目指す子供に深く感動していたようです。ゴールを決めた子には「ナイスシュート賞」、頑張った子に「ナイスプレー賞」、応援をしっかりできたチームには「応援賞」というメダルをもらい、子供たちは大喜びでした。久しぶりの好天の下で応援したので、私は日焼けをしてしまいました。日々忙しさにかまけて、子供たちの行事にも参加できずにいましたが、今日は、私も十分に子供たちの様子を見ることが出来ました。まぶしいくらいに成長した子供たちを見て、園長冥利に尽きる思いでした。これからだんだん寒くなり、外での遊びも制約されますが、体全体を使う遊びは大切です。これからも長坂の特色として取り組んでいきたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする