園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

東京オリンピック2020

2021-07-26 12:14:16 | 日記

園長です。

毎日暑い日が続いています。これぞ日本の夏、という感じですが、例年だと涼しいところに出かけたり、親しい人たちとキャンプを楽しむのですが、今年は一年延びたオリンピックを自宅でテレビ観戦の日々を過ごしています。役所への提出書類もたまっていますが、オリンピックの前にはなすすべもありません。メダルラッシュが一段落したら、取り掛かることにします。それにしても日本選手の活躍は目覚ましく、朝から夜遅くまでテレビにかじりついています。私が小学2年生の時にも東京オリンピックが開催されました。当時はスポーツの意味も良くわからず、大人たちの見るテレビを一緒に見ていました。あれから57年、まさか日本でまたオリンピックが開催されるとは思ってもいませんでした。コロナ感染のためにいろいろ批判を浴びているオリンピックですが、何はともあれ「始まった」のですから、選手たちを応援したいと思います。昨日は阿部兄妹の柔道に感激しました。卓球の混合チームの絶体絶命からの奇跡の逆転勝利。思わず涙が出そうになりました。マッチポイントを7度かわし逆転した最後まであきらめない気持ちは、見ているものを感動させます。オリンピックではなくても人生の中でも大切なことだと思いました。我が園の子ども達のサッカーも過去にいろんなことがありましたが、中には「奇跡」と思われる勝利もありました。何事も諦めた瞬間に望みは消えてしまいます。かと言って、頑張ればすべてがうまくいくとは限ませんが、何が起きるかはわかりません。ソフトボールの上野由起子選手が前回優勝した時に言った言葉が「練習は人を裏切らない」という言葉でした。絶体絶命の場面でも自分を信じ続ければ希望が見えてくることもあるのです。誰も苦労はしたくないですが、それが自分を成長させていくのです。わが身を振り返れば・・・・恥ずかしいことばかりです。でも、それも人生。65歳になって言えることは「諦めたら負け」ということです。このオリンピックに参加している選手は、才能も満ち溢れているのでしょうが、それ以上に地道な努力をしてきたのだと思います。せっかく行われた東京オリンピック、コロナに負けないよう精いっぱい応援したいと思います。我が園も開園してから45年。前理事長が運動会のたびに言っていた言葉を思い出します。「長坂保育園からオリンピック選手が出てほしい」。私も思います。もし願いが叶ったら「長坂勝つ」(サッカー大会で保護者から寄付された幟)の幟をもって世界中を応援して回りたいと思います。そのためにも体と頭を鍛え、良い保育を続けていきたいと思います。頑張れニッポン、頑張れ長坂。

7月24日(土) オリンピックの開会式、皆さんは観ましたか?保育園の子ども達も途中まで開会式を観た子がいたようです。大きいクラスのお友だちは、「園長先生、オリンピックのことが書いてある新聞ください!」と、園長先生の部屋に取りに来ていました。新型コロナウイルスで延期になり、開催も危ぶまれた東京オリンピックですが、無事に開会式を迎え、子ども達とオリンピックの話をすることができて嬉しく思いました。開催に向けて尽力してくださったすべての方々に感謝し、家で選手を全力で応援したいと思います! さて、今日は連休明けの土曜日ということで、子ども達の人数はいつもより少なく、ちょっとだけ静かな給食…と言いたいところですが、連休中の楽しかった話を友だちや先生に教えたい子たちが多かったので、やっぱりにぎやかな給食となりました。カレー風味ドリアは、チーズのおこげが香ばしくておいしく、おかわりもにぎわっていました。豆腐のスープも人気で、「このスープ好き!」と美味しそうに食べていました。焼売のことを「まんじゅう」と言っている子がいて、確かにまんじゅうにも見える!と新しい発見がありました。 子ども達との会話は楽しい発見がたくさんあります。休み明け、またオリンピックや休み中の楽しかったことを聞くのが楽しみです。暑さに負けず、夏を楽しみましょう!(松田)

7月21日(水) 今日も暑い。でもここ数日に比べると少しだけ過ごしやすい。本日からいよいよオリンピック競技が始まります。早速、ソフトボールチームがオーストラリアにコールド勝ちの速報が入りました。今夜はサッカー女子のカナダ戦もあります。なんだかんだ言ってもオリンピックは心躍るものがあります。でも、無観客だけは何とかならないものかと今でも思います。今日の札幌ドームはどんな模様になるのか興味津々です。それでも選手の皆さんには日の丸を背負っての戦いになります。日の丸が輝きを増すよう力の限り応援したいと思います。保育園の今日の献立は「カレイの竜田揚げ」でした。鰈は焼いても煮ても唐揚げにしてもおいしいものです。八戸沿岸では「くろがしら」という高級カレイが釣れる時期ですが、これは刺身にしてもおいしいカレイで、釣り人羨望の魚種になっています。我が園では子供たちの好みに合わせて「量を調整する」給食の方法を取り入れていますが、ほとんどの子が多めに注文していたようです。さあ、明日から飛び石連休が始まります。コロナに負けないよう少し運動をしながら連休を乗り越えたいと思います。そしてオリンピックの応援をテレビの前で力を入れて行いたいと思います。頑張れ、日本。

7月20日(火) 暑い日が続いています。畑の夕顔も、暑さで葉っぱがしおっとしています。連日の暑さで、園庭は今日も静かです。(暑すぎる日は熱中症の危険があるので子ども達は外に出ません) 冷房を入れた部屋で、夏の絵や国旗、コーナー遊びをしたり、日陰で水遊びを楽しみました。昨日、市内の学校では熱中症で搬送された生徒もいたようです。こまめな水分補給、休息をとっていても暑い日の外は危険が伴います。保育園には発達の段階によっては言葉で自分の体調を伝えられない子も多いので、しっかりと様子をみて、十分気を付けていきたいと思います。  今日の給食は焼肉ピラフでした。子どもの好きなコーンも入っているので、「こんなにコーンがはいってるよ。甘くておいしい!」と喜んで食べていました。甘じょっぱい味付けは子どもに人気です。おかわりをする子も多かったですよ。暑さに負けず、たくさん食べて、たくさん遊びましょう!(松田)

7月19日(月) 今日も朝からうだるような暑さです。予報は33℃です。土曜日は「夏祭り」が行われ、たくさんの参加をいただきました。ありがとうございました。今日は夏の風物詩「流しそうめん」を行いました。4歳児と5歳児のみで行いましたが、なかなか楽しかったようです。流れてくるそうめんを箸やフォークをすくうのですが、これがまた面白いように子供たちの手をすり抜け、流れ去ってしまいます。それでも樋をせき止めてしっかりゲットしていた子供たちでした。食べられる分を楽しみながらすくい、そのあとは園庭の木陰でそうめんをすすりました。薬味は夏の野菜、生姜と茗荷でした。暑い日差しの中で食べるそうめんは格別でした。流しそうめんを食べた後はランチルームで稲荷寿司と焼売、デザートに夏の果物、すももが彩を添えていました。明日も暑い予報です。明日は「冷やし中華」でも食べたい気分です。

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流しそうめん

2021-07-19 12:59:03 | 日記

園長です。土曜日は「夏祭り」でした。たくさんの参加ありがとうございました。新型コロナのためにいろんな行事が中止、縮小されていますが、夏祭りだけは行いたいという子どもと職員の声に応じて、感染対策を万全にして行いました。当日の気温は真夏日と猛暑日に境目くらいまであがり、めまいがしそうな天候でしたが、無事に終了することができました。昨日に続き、今日も「猛暑」です。こんな日はクラーの効いた事務室でのんびり事務の仕事でもしたいと思っていたのですが、「園長先生、11時15分から始めます。」という職員の声で「流しそうめん」が始まりました。ウッドデッキに急ごしらえで作った樋に水道のホースをつなげ、水が流れるようにし、そうめん、ミニトマト、キュウリの漬物を流しました。フォークや箸の猛攻撃をする抜ける強者のそうめんもありましたが、流れを連携してせき止め、そうめんをゲットしていた猛者もいました。暑い中の行事でしたが、夏には夏の、冬には冬の楽しみ方があり、子ども達も大いに頭を使い楽しんでいました。これで一連の夏の行事はひと段落です。これからはゆっくり、のんびりとした保育を心掛けたいと思います。今週からいよいよ東京オリンピックが始まります。無観客の開催のようですが、テレビにかじりつき応援しようと思います。頑張れ、日本。

7月16日(金) 今週一週間は、夏祭り前ということで、午後のおやつがお祭りおやつでした。今日は夏祭り前日ということで、午前中にかき氷を作りましたよ。園長先生が「うわあ、冷たいなあ」と言いながら、機械で氷を削ってくれました。子ども達はかき氷機の裏側や、触れるほど近くで見たことがないので、興味深く見ていました。30分近く、じ~っと見ている子もいました。「冷たくておいし~♪」「ベロ何色になってる?」とかき氷を満喫した子ども達。気温も高く、かき氷日和でしたね!  かき氷を食べたので、給食は食べれるかな?と思い、子ども達の様子をみていたのですが、食べやすいハヤシライス、雲吞スープということもあり、ペロッと食べていました。海藻サラダは少し苦手…わかめをはじいて食べている子もいましたが、ほとんどの子ども達はおいしそうに食べていましたよ。  明日はいよいよ夏祭り!天気の心配はいらないようです。暑くなりそうですね!ゲーム券と水筒を忘れずにお願いします!(松田)

 

7月15日(木) 今日の味噌汁はえのきの予定でしたが、保育園の夕顔が大きくなったので、収穫して給食の先生が味噌汁に入れてくれました。給食の時間に先生が夕顔の話を始めると、子ども達は興味津々!「食べれるところ、こんなにちょっぴりなの!?」と驚いた様子だったり、「どれが夕顔なんだろう…」と味噌汁の中を探したりと、可愛らしい様子が見られました。実際に夕顔を触ると、「ふわふわだ~」と、感触を喜んでいました。育てて食べる!食育ってたくさんの学びがあって、楽しいですね♪夕顔は、保育園のフェンスにまだまだなりそうです。朝や帰り、子どもと一緒に見てみてください。あっという間に大きくなって、面白いですよ。(松田)

 

7月14日(水) 保育園の玄関を入ってすぐの「先生たちのお部屋」の窓ガラス。希望者の子ども達にクレヨンで絵を描いてもらいました。普通のクレヨンではありません。水できれいに拭き取れるクレヨンです。ガラスなので、間違ったらふき取ることもできます。子どもらしい、とても素敵な絵が出来上がっています。テーマは「なつ」。まだまだ「描きたい!」と言っている子がいるので、どこに描こうかな…と考え中です。玄関に入った際は、ぜひ見てみてください♪子どもの絵は良いですよ~。大人には描けません。なんとも味わい深くて癒されます。季節ごとに変えていこうかと計画中です。  さて、今日はおにぎりの日でした。ひき昆布は美味しくて進みが良かったのですが、先生たちは落ちたひき昆布のお掃除が大変で、いつもよりも時間がかかっていました(ひき昆布が床にくっつくため)。 子ども達の楽しみは、おにぎりだけではなく、その包み紙にもあるようです。もちろんラップでおにぎりが見えるのもわくわくするようです。今日も「おにぎりは美味しいから最後に食べるんだ♪」と最後まで残しておく子、一番最初に食べてしまう子など様々でしたよ。(松田)

 

7月13日(火) 北陸や秋田、関東地方は大雨で大変なようです。被害も多くの地域で出ているようです。心からお見舞い申し上げます。八戸では朝晩は涼しい風が吹いていますが、日中は少し「ムシッ」としています。今日は卒園児の高校生が職場体験にやってきました。卒園してから9年。旧園舎のころの子どもですが4人兄弟の一番上の子で、来年は仙台の学校に行きたいようです。保育園の職員はほとんど止めないので顔を見るたび「ああ、久しぶり」と言い合っていました。当時の担任も健在で昔話に花を咲かせていました。立場が逆転した今、どんな気持ちで登園していたのか、あとでじっくり聞きたいと思っています。とにかく、けがをしないで、けがをさせないで子供たちといっぱい遊んで行ってください。今日は子ども達が大好きな「ハンバーグ」です。デミグラスソースをたっぷりかけたハンバーグにかぶりついている子供たちを見て、思わず「コロナに負けるな」(昨日、研修に行ってコロナ感染の恐ろしさをたっぷり聞いてきた)と思いました。我が園では「納豆」が良くメニューに上がります。必ず何かと混ぜてありますが、今日は「刻みチーズ」と混ぜてありました。心なしか、いつもの強烈な納豆臭はチーズによりだいぶ穏やかになっていたようです。本物の肉と畑の肉、どちらも大好きです。

7月12日(月) 今日の給食のかき揚げは、とってもカリカリサクサクしていておいしく、米粉を使っているのか、何かコツでもあるのかな?と思い、給食の先生に聞きに行きました。すると、「8割は腕ですが、たくさんの油で揚げて、あがったらざるで思い切り油をきっています」と教えてくれました。家庭ではちょんちょんと油をきっておしまいですが、「思い切り」というのがミソのようです。我が家ではてんぷらはほとんどしないのですが、やるときは「油がもったいないから…」と少ししか油を鍋に入れず、言われてみればちょんちょんとしか油をきっていない気が…だからなんだかいまひとつだったのか。保育園のかき揚げは美味しいので、おかわりにあったかき揚げも、売れ行きが良かったです。 ブロッコリーの菜種和えは、マヨネーズで和えていてほんのり甘くて子どもの好きな味です。  今週の土曜日は夏祭りがあります。週間天気予報では暑くなる予報でした。天気は晴れ!このまま晴れの予報で、そしてできるなら少しだけ涼しくなってほしいなあと思っています。先生たちも準備を頑張っています。夏祭り、楽しみですね♪ (松田)

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研修会

2021-07-13 09:31:01 | 日記

園長です。

久々に研修に参加しました。もちろんZOOMでの研修ではありません。なんと青森県で今一番危ない地域と思われる「青森市」に行ってきました。八戸で新型コロナはほとんど発生していないので少し感染予防には気が緩みがちですが、今回の件内容は「県内初の保育施設クラスター感染事態から学んだこと」題し、津軽地方のある保育園の園長先生の話でした。マスク越しの早口の津軽弁だったのでなかなか聞き取りにくかったのですが、時系で保健所、行政、園の関り保護者ともかかわりを熱を込めて語ってくれました。私も、もし自分の園で感染者が出たらこうしよう、ああしようと考えていましたが、私が考えているより数段上の困難さが待ち受けているようです。当時は弘前市の高級クラブからの感染拡大で保健所も県も市もその対応で大変だったようで、園長先生はその対応にとても憤っていたように感じました。それでも園児や職員の感染状況を時系列で説明してくれたのでもしもの時には思い出しながら対応したいと思います。我が園でも他園との協力体制を整え、感染した場合の対応を考えていますが、もう一度今回の研修を参考に点検しなおしたいと思います。私たちが長年培ってきた保育が、このコロナで崩壊しそうです。新しい生活様式は子どもにとってどんな影響が出るのか、とても心配です。幼少期は「生きる力」(コミュニケーション、社会のルール、人とのかかわり)をはぐくむ時期だと思っていました。人とかかわるな、対面で話すな、食事は一人で・・・これでどんな大人に育つのでしょうか。おりしも来週から東京オリンピックが開催されます。ほとんどが「無観客」だそうです。観客による応援はその人の実力以上の力を引き出してくれます。私たちがテレビで応援していてもその瞬間の肌で感じる応援とは異なります。私たちが行っているサッカー大会でも親の応援があるのとないのとでは全然違います。世界中から集まる選手はどのような気持ちで戦うのでしょうか。今、日本はこれからの力が試される重要な時期なのだと思います。久々に参加した研修ですがとても参考になった研修でした。

7月10日(土) 昨日は、年長組の園外保育でした。園外保育には「夜」の部もあり、「キャンドルファイヤー」や「花火」などを行いました。最期の子ども達個人の花火は残念ながら雨のために中止になりましたが、子ども達は十分楽しんでいたようです。詳しいことは(トップページ:園外保育を参照)してください。ところで間木ノ平グリーンパークで自然散策していた時、写真のようなキノコを見つけました。「ハナビラタケ」と呼ばれ、とても珍しいキノコです。私は秋のマツタケ山で時々見かけますが、これほど立派なもの(直径約30センチ)は初めてでした。「おいしい」というイメージはないものの、良く焼いた焼き鳥の「ナンコツ」のようにコリコリとした歯ごたえがあるのが特徴です。私も1度食べたことはありますが、味は特になく、天ぷらや汁物に合うようです。軽く湯がいて酢の物やキノコご飯もおいしいと辞典には書いてあります。昨日の「せんべい汁」に入れようとしたら、「危険」と妻からクレームが付き、あえなく断念しました。今日の夜にこっそり試食してみようと思います。さて、今日は「フィッシュサンド」の給食でした。昔東京にいたとき「マクドナルドの朝定食」で「フィレオフィッシュ」(鱈のフライ?)というバーガーがありましたが、とてもおいしかった記憶があります。我が園のフィッシュサンドはアジフライのようでした。レタスとトマトが挟んであり、かぶりつくには最高の組み合わせです。デザートは夏の果物「すいか」でした。スイカは皮つきの半月型に切ったものをかぶりつくのが普通ですが我が園では食べやすいように皮をむき(結果的に中身だけ)おいしいところだけを切り取って提供していますが、田舎育ちの私には少し物足りません。やはり「がぶっ」とかじりつき、果汁が口からこぼれ出るような食べ方がおいしく感じます。これから夏の果物がいろいろ登場しますが、豪快・大胆に食べたいと思います。

7月9日(金) 今日は、年長組の園外保育一日目でした。心配された天気も最後は霧雨に会いましたが、山を下りると天気は回復し、蒸し暑いほどでした。魚のつかみ取りや昆虫採集など目いっぱい遊んだ子供たちでした。帰りに寄った新郷村のキリストの墓では「ヘビ」が2匹もいて子ども達は大騒ぎ。最近は蛇も見ることが少なくなりました。蛇が鎌首をもたげて尻尾をプルプル震わせている様子や土管の中でとぐろを巻いている様子など自然の営みが垣間見られた園外保育、またひとつ成長した子供たちでした。そのため園でホームページを更新できる職員がおらず、遅くなってしまいました。その上メニューも撮っておらず食べる様子だけになりましたが、お許しください。

7月8日(木) 新型ウイルスの感染が拡大していた東京で4回目の「非常事態宣言」が出されるようです。あと2週間で「東京オリンピック」が開催されるというのになんということでしょう。そしてほとんどの競技(東京で行われる競技)が「無観客」になりそうです。これだと選手も応援する方も力が抜けます。応援はテレビでするにしても新記録は出ないだろうなあ。でも選手のことを考えると一生懸命応援してあげたい気持ちになります。頑張れ、日本。というわけで東京の喧騒を脇に置いて、今日の献立の話です。「焼き鯖のおろし煮」は我が園の調理員の得意料理です。八戸沖で獲れた「銀サバ」(八戸沖のブランド名)はどのように調理してもおいしいです。本格的な旬ではありませんが、脂がのっていて「DHA](ドコサヘキサエンサン・不飽和脂肪酸)がたっぷり入っています。おろした大根がサバをやさしく包み口の中にサバの香ばしい味が広がります。我が園の子ども達は「サバ」が大好きです。サバはたくさん摂れるので数え方がいい加減だそうです。そこで生まれた言葉が「サバを読む」。感染拡大の人数はサバを読んでいませんか。少し多すぎるような気がするのですが・・・。

7月7日(水) 今日は七夕&7月誕生会でした。あいにくの曇り空で天の川は見られないようです。1週間前くらいから飾っている「笹飾り」は、子ども達の願いが書いてありました。サッカー大会が優勝だったので「サッカー大会、優勝するぞ」といういつもの願いは少なかったようです。今月の誕生児は20名でした。さすがに一度にやるのは大変なので3歳未満児と3歳以上に分けて紹介しました。それでもインタビューだけで40分もかかりました。今年のテーマ「八戸」にちなんだ出し物(種差海岸)が先生たちから紹介されていました(詳しくは6月誕生会かわら版をご覧ください)。今日は「納豆巻き」がメインでしたが、3歳未満児は「海苔」が噛み切れないので「おにぎり」になっていました。「きらきらサラダ」は野菜や海藻がたっぷり入っていましたが、オクラが入っていたので、どちらかというと「どろどろ、ねばねばサラダ」という感じでした。きっとオクラの切り口が五角形なのでキラキラとネーミングしたのでしょうが相手が悪かった。オクラの粘りは相当なものがあります。でも体には絶対良いと思います。杏仁豆腐も七夕バージョンで星形に加工されていました。七夕では仕方がないか。

7月6日(火) 今日はクッキングの日でした。メニューは「チキンカレー」。玉葱や野菜を切り、楽しく作ったようです。自分たちが作ったカレーは多少ミスがあってもおいしく食べられます。卵サラダにはいいている野菜も子供たちが切りました。レタスや玉ねぎ、そして胡瓜。胡瓜は普通「輪切り」ですが、今日のサラダには胡瓜の「ぶつ切り」も入っていました。2センチくらいもあるきゅうりは食べ応えがありました。これも料理のうち・・・。今週の土曜日には「園外保育」で年長組はカレーを作ります。いい準備運動になったかな。

7月5日(月) 静岡県熱海市では大規模な地滑り(土石流)が発生し、大きな被害が出ています。被災された方々には心からご冥福とお見舞いを申し上げます。今年の梅雨はだいぶ手ごわいようです。最近の雨量は予想を大きく超えたものが多く、「100年に一度」のはずが毎年のように起こっています。やはり地球温暖化の影響でしょうか。地球時計の残り時間が気になります。さて、こちら八戸では夜中に適度な雨が降りましたが、今のところ大雨にはなっていません。天気予報も曇りですが、気温が高く、湿った重い空気が漂っています。こんな日は布団に転がって好きな東野圭吾の本でも読んで過ごしたいものです。今日のメニューは「イカメンチ」「野菜の胡麻和え」がメインでした。イカメンチは青森県の名物で特に津軽地方では需要が高いようです。八戸はイカといえば「刺身」と「ポンポン焼き」が定番です。私はイカゴロでイカの輪切りとキャベツを炒めた料理が好きです。最近はイカの高くなったのでそうそう食卓に上がらなくなりましたが、八戸といえばやはり「イカ」でしょう。これから「夏イカ」(形が少し小さく、身が薄い)の最盛期になります。太平洋ではイカ漁の「漁火」が夏の風物詩となっています。この時期は「うに」「ほや」も旬で、ビール飲みには最高の夏です。サクランボも今が食べごろ。旬のものを食べると寿命が延びるといわれます。でも食べすぎは要注意です。

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姫リンゴ

2021-07-05 12:15:34 | 日記

園長です。

我が園の園庭には「姫リンゴ」の木が2本あります。毎年赤い小さな実をつけますが、食べたことはありません。いつも知らないうちに落ちたり取りにつつかれたりして気が付けば無くなっています。4月の折から5月の初めにかけて濃いピンク色の花を咲かせます。鑑賞用のリンゴだrとそこで役目は終わりますが、我が園では「食育」を目指しているので食べられるものは何でも食べてみる主義なのでいろいろ調べてみました。リンゴ自体丸かじりは無理らしいのですが「ジャム」や「りんご酒」ができるようです。よその園では「ジャム」を作ったそうですが、我が園のリンゴは少ないので「りんご酒」が理想なのですが、職員に言うと、即「却下」されてしまいます。残念。木自体はまだ細いので梯子はつかえない(木は細くても樹高がある)ので収穫には作戦が必要です。取りあえず4個収穫して実験しましたが、まだ熟していないようです。果肉は赤く、種もできていましたが、実は固く、香りもしませんでした。ネットで調べたら9月から11月くらいが収穫時期だそうです。試しに半分に切ってかじってみましたが、食べられる代物ではありませんでした。あと2か月待ってみようと思います。

 

7月3日(土) 暑かったり寒かったり、不安定な天候が続いています。今日は半袖では少し寒いくらいの気温です。朝は雨も少し降っていました。全国的には大雨の予報です。来週からは本格的な梅雨になりそうです。地球温暖化の影響か、雨の量が増えて来たようです。その上最近は地震が多発しています。大量の雨と頻繁に起こる地震・・・嫌な予感がします。来週は年長組の「園外保育」があります。テルテル坊主を大量に作り、雨雲を蹴散らしたいと思います。7日の天の川は見えるでしょうか。さて、今日の献立は「きのことベーコンの和風パスタ」でした。お昼前に来客があり、そのあとランチルームに行きましたが「後の祭り」ほとんどの子が食べ終わっていて、数人が残っているだけでした。パスタは喉につまらないよう短めに切ってあり、工夫が感じられました。スープは「蛋花湯」と書いて「タンフォアタン」というそうです。中華料理は漢字が難しいので読み方が良くわかりません。特に中華料理には疎い私には難解そのものです。卵スープの中に肉系の何かが入っていました。とてもおいしゅうございました。(お詫び:7月1日のコメントの中で休日が間違っていました。お詫びして訂正いたします。休日は22日23日。19日は休日ではありません。

 

7月2日(金) 暑い日が続いています。今週はこんなに晴れているのに、来週は雨の予報です。今日は暑さや週末の疲れのせいか、ぐったりとして登園してくる子が多いように感じました。 体調を崩さないよう、ゆっくり過ごしてくださいね。  今日の給食は竹輪とわかめの酢の物で、さっぱりと食べられます。保育園の肉じゃがには枝豆が入っているので、色合いと食感が楽しめます。海苔の佃煮の日はごはんの進みが良くなります。 バランスよく食べて、暑さや日差しに負けない体作りをしていきたいと思います。(松田)

 

7月  1日(木)  今日から7月。7月はカレンダーが変更になっています。19日の「海の日」が休日ではなくなり22日23日休日になります。くれぐれもお間違いがないようお願いします。理由は「東京オリンピック」「パラリンピック」開催のためですが、新型コロナの感染拡大が止まる様子はありません。よもや中止・延期などはないと思いますが、もうあまり変更しないでほしいと思います。今日のメニューは「ビビンバ丼」です。見た目には「チャーハン」のようにも見えますが、コチュジャンをつけることもできます。今日みたいに蒸し暑い日は「冷トマトとチーズのサラダ」は最高です。デザートは珍しく「スイカ」でした。昔は我が家の畑にもごろごろ転がっていたスイカですが、最近はとても高価になっていて、簡単に「スイカでも食べようか」とは言えなくなりました。スイカを食べると夏を感じます。大学1年の夏、神奈川県三浦半島でアルバイトをしたときに畑から失敬して食べたスイカは最高でした。10日間働いて5,000円しかもらえなかったアルバイトでしたが、いろいろな意味で楽しいバイトでした。40年以上前の夏の日の思い出です。

 

6月30日(水)  今日で6月も終わり。初夏らしい太陽が輝いています。今日は2歳児の公開保育を行いました。我が園では新人保育士が採用になると、3か月以内にそれぞれのクラスで「公開保育」をすることにしています。日案の書き方を始め、我が園の保育方針に沿った保育をしているか、子どもへの言葉使いはどうか、子どもたちの反応にどう応えるか、多くの職員の見ている前で保育をし、午後には反省会が行われます。職員のアドバイスは結構きついものがありますが、この後、個人的にはアドバイスすることはありますが、全体で注意しあうことはなかなかないので新人職員には貴重な体験になります。一歩間違えば「公開保育」が「後悔保育」になりかねません。新人職員がこの上なく緊張している姿を見るのは忍びないのですが、これも保育士の成長のためです。保育テクニックのアドバイスというより、これからの保育教諭としての心構えを確認する良い機会となります。そんなこととは露知らず、子ども達はノリノリで楽しんでいました。今年は3歳未満で1名、3歳以上で1名の新人保育士が公開保育に挑戦します。

さて、今日のメニューはサバのゴマ照り焼きでした。八戸名産の「サバ」は、八戸沖サバと言われブランド名になっています。今日のサバはその鯖かどうか(多分違うと思うが)わかりませんが、脂がのっておいしい一品となっていました。まあ、八戸のサバはどのように調理してもおいしいのです。春先には採りたての「ふき」に「サバ焼き」をほぐして煮漬けたものが良く食卓に上りますが、これは旬の味としては最高のものだと思います。牛蒡も県南地方の主力農産物ですが、春雨とごぼう、豚のひき肉とササゲ、彩りに赤いパプリカが入っていました。魚と野菜、バランスの良い献立だったと思います。

 

6月29日(火)  昨日とは打って変わって肌寒い天気になりました。それなのに今日のメニューは「冷やし中華」でした。献立表に天気を合わせろと言いたくなりますが、1か月も前の天気はわかりませんが、どおにかしてくれよ、と不満の一つも言いたくなります。今日は全国的に「半夏生」と言い、一番日が長い「夏至」から11日目から7月7日までの間をいうのだそうです。梅雨が明けないとはいえ、少し寂しい気がします。それでも子供たちは食欲旺盛。1歳児はフォークで麺がすくえないので、手掴みです。マナーには構っていられません。我が園では「食べる意欲」を最大限に尊重するので少しくらいこぼれても注意しません(程度にもよりますが)。子ども達は基本的に麺類が大好きなので進みが早いです。半夏生には「うどん」や「たこ」を食べる習慣があるそうですが、我が園も中華麺ということでウナギほどではありませんが涼しさを感じたいと思います。麺はおなかがすくのでおやつは「きなこパン」だそうです。来月の「流しそうめん」に期待したいと思います。

6月28日(月)  今日はお米のことを教えてくれる先生が来てくださいました。話を聞いたのは、きく組の子ども達とひまわり組の数人の子ども達です。ポップコーンとかおり米のにおいを比べたり、このお米はどこの国から来たのかなど話を聞きました。子ども達は「いいにおい!」と大はしゃぎでした。稲も頂いたので、大切に育てたいと思います! 詳しくは、<お知らせ>に載せていますのでご覧ください。  さて、今日の給食は回鍋肉や三色ナムルなど野菜たっぷりのメニューです。お肉も入っているのでおかわりも進みます。すまし汁は、とろろ昆布が苦手な子が多かったです。食べるとおいしいのですが、見た目で苦手な子が多いようです。 今日は日本人の主食であるお米の話を聞くことができ、子ども達も職員もとても勉強になりました。秋の収穫が楽しみです!(松田)

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