園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

八戸三社大祭始まる

2015-07-31 14:34:07 | 日記

園長です。

 暑い・・・本当に暑い。黙っているだけで汗が背中を流れていく・・・。こんな時はシャワーでも浴びて、ぐいっと冷えたビールでも飲みたいものです。それにしても本当に暑い。

 気が付けばもうお祭りの季節になっていました。保育園には何人かの「お祭り人間」がいます。人間と言ったのは、お父さんばかりではなく、お母さんもすっかり染まっているからです。その数、片手では足りませんが、両手には余るくらいです。わが保育園は、地区的には「根城新組」という町内会に所属しています。隣の町内は「売市」(うるいち)といい、私が幼少のころから参加していた山車組です。その根城新組の山車責任者の子が保育園に入っているので、山車組の情報が逐一入ってきます。今日が祭りの前夜祭ですが、山車はまだできていないそうです。山車制作者のほとんどがここ何日か徹夜で作業しているようです。くだんのお父さんも家より山車組で過ごす時間が多いようです。長坂保育園では両山車組に提灯掲載で協力しています。いつもは端っこの方に追いやられていますが、今年は2つ掲載することになり堂々と前面に飾ってくれるそうです。幼保連携型認定こども園へ移行したお祝いだと思い、奮発しました。山車が近くを通ったらよく目を凝らして「長坂保育園」と書かれた提灯を探してみてください。

 最近の幼児人口の減少により、どこの町内も山車の引き子不足に悩まされているそうです。そこで相談があったのが「保育園丸ごと三社大祭参加」という提案でした。丸ごとは無理としても、保護者同伴での年長児・年中児おまけに保育士と暇な園長付きという条件で「お還り」だけ参加することになりました。さすがに「お通り」は距離が長く、太陽に向かっての行進なので子供にはきついと思われます。それにお通りは賞の審査が行われるので、行動や服装の統一性や品位が問われるので、ことらから辞退しました。参加をして今年で3年目になりますが、子どもと保護者合わせて50人以上の参加は山車組でも大喜び、保育園の子供たちにとっては地域の伝統文化に触れる良い機会となりました。知らない大人と行動を共にし、地域の中で子供を育みあう・・・。とても子供を育てる環境にはよかったのかなと自負しています。卒園したら、お祭りに参加し、地域のに貢献する・・・。まさにわが園の保育理念「共生と貢献」の実現です。これからも町内に協力し、地域に貢献していきたいと思います。

 明日は「お通り」です。保育園の子も何人か参加するようですが、熱中症には十分注意してほしいと思います。私はもう年なので見るだけにしようかと思っていますが、なかなか世間が許してくれないようで、お還りだけに子供たちと参加しようと思います。大勢の観衆に観られれるのは嬉しいのですが、最近髪の毛も薄くなり、おなかもポッコリ出てきたようなので、3時間の行列運行に耐えられるかどうかが問題なのです。まあ、年に一度のお祭り、子どもたちとしっかり楽しんで来ようと思います。二澤平さんよろしくお願いいたします。

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梅雨明け宣言

2015-07-30 15:55:19 | 日記

園長です。

 昨日、東北地方北部が梅雨明けしました。ほぼ例年通りということですが、雨はあまり降らなかったような感じです。ただ、気温は梅雨期間中も高く、暑い日が続いていました。昨日は、朝の曇りから日中には日差しが強くなり、蒸し暑い日になりました。今日は朝から強烈な日差しが降り注いでいます。30度は軽く超えたと思います。昨日は遅番で少し熱中症気味になった子がいたようなので、今日は心して子供たちの動向に注意を払いたいと思います。

 今日から八戸学院短期大学から1名実習生が来ています。1月の1期実習では、少し大人しい感じでしたが、朝のあいさつでは、「1期以上に頑張ります。」と力強く宣言していました。前回の反省を振り返り、2期に対する意欲が見えた気がしました。今日から10日間、頑張ってほしいと思います。でも、くれぐれも張り切り過ぎて倒れないようお願いします。

 今日は八戸市保育連合会主催の研修会がありました。研修内容は八戸学院短期大学の学長や教授を招いての「就職情報」や新制度に向けての「保育資格、免許状更新講習」についてでした。全国的に「保育士不足」が叫ばれる中、我が八戸市でも保育士不足が顕著になってきました。まして、新制度に移行した認定こども園は、1号認定こどもの関係で、保育所より保育士の定数が多くなるので職員確保が大変でした。・・・でした、と書くと過去の話になりますが、現在進行形の状態です。園長同士顔を合わせると「誰か保育士いないか」の話でもちきりになります。ここ数年、八戸学院短期大学に募集をかけても応募者がほとんどないのが現状です。そこで、学長を初め、担当者から話を聞こうということになり、今日の研修会になりました。話を聞いてみてわかったことは、八戸市内からの学生が4割しかいないという現状でした。短大は「地元志向」が強いと言われます。100名定員のうち、40人しか八戸出身者がいない・・・それを幼稚園を含めた約100園が奪い合っているのです。その昔、「一人募集に5,6人も応募者があった」という、今では夢のようなことがありました。当時はまだ「選考」できたのですが、今は「来てくれてありがとう。」の状態で、保育の質まで求めることはできません。待機児童解消のために「量的拡充」を推し進めた結果だと思います。そうはいっても保育士がいないと保育が成り立ちません。できれば優秀な保育士が希望なのですが、今のご時世「即戦力」は望めません。じっと辛抱し、たまには両目もつぶりながら、じっくり育てなければなりません。最近は結婚してもやめない保育士が多いので、その分質は保てますが、産休、育休の代替職員を確保するのが大変になりました。とにかく地元の学生は地元で職員として働きたいということなので、私たちも危機感をもって、学生を受け入れていきたいと思います。暑い日に、熱い話をしてしまいました。でも、子どもがいて、保育士がいて、園舎があり保育園なのです。園舎と園長だけいても保育園とは言えません。子供たちが元気で駆け回り、その姿を保育士が見守る。それを園長が笑顔で見ている・・・これが私の理想の保育園の姿です。保育士が子供を育てながら保育士も育てる。なかなか難しい時代になってきました。でも乗り越えなくちゃ・・・。頑張ります。

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私が「晴れ男」です

2015-07-27 10:03:22 | 日記

晴れ男です。

 先週25日土曜日は「夕涼み会」でした。夜半から強い雨が降り出し、午前6時ころには大雨になってしまいました。普通だと朝の朝礼で「今日の夕涼み会は、園内で行います。」と発令するのですが、天気予報や雨男としての私の「勘」が、「午後には雨が上がる」というものでした。2年前に「雨男」と呼ばれるくらい、行事が雨に当たり、その年の卒園式に保護者から「雨傘」をプレゼントされた園長でしたが、昨年は快晴続きで「晴れ男」と改姓されました。今年は今のところ雨で流れたのは「八戸市幼児サッカー大会」くらいで園独自の行事には支障をきたしておりません。サッカー大会は私の範疇ではありません。今年から新しく代表になったM保育園の園長先生の責任だと私は思っています。それでも月曜日に開催できたのは本物の雨男ではなかったのでしょう。

 さて、7月には年長組の「園外保育」がありました。前日までは曇り空ながら気温は高め。台風の影響で日本列島は雨模様でした。25日は70%の降雨予想でした。夜半から雨が降り出し、今回こそは「雨男復活か」と思われましたが、午前8時に「強行」命令をだし、雨バージョンだったら行く予定だった「三沢航空科学館」にキャンセルの電話を入れ、退路を断ちました。・・・・結果、その後雨は降らず、予定通り、魚の掴み取りや牛の乳搾り、キャンプファイヤーなど順調に進めることが出来ました。翌日は、朝から体がだるくなるような「蒸しぶろ状態」の薄曇りでした。時々雲間から太陽が顔を出すと、たちまち汗が吹く出してくる状況でした。途中「キリストの墓」に立ち寄ったときは気温が28度くらいまで上がり、たった200メートルくらいの登り坂が、とても苦しく感じられました。子供たちは、カラスに食べられたカブトムシやクワガタ虫の固い部分が残された遺体を発見し「事件発生」とばかり坂を上がったり、下がったりしていました。子供たちの元気のスイッチはどこにあるかわかりません。ましてどこで元気のエネルギーを充電しているのでしょうか。私は夜の晩酌が全てですが、子供たちの補充源が知りたいものです。・・ということで、ゴルゴダの丘から処刑寸前に逃れてきたキリスト御一行様の終焉の地としてこの辺りは有名です。地名も「戸来」(ヘライ)といい、ヘブライから来たものだという話もあります。また、この地方はUFOは頻繁に目撃される場所でもあります。近くには大石神ピラミッド」というUFO基地ではないかと噂の場所もあります。この辺りでは「ナニャトヤラ」という意味不明の村の長老たちも踊るが難しいと言われる盆踊りがあります。これもキリストがもたらした踊りと言葉ではないかと言われています。夏のキリストの墓はセミの鳴き声で騒がしく、セミの抜け殻に大騒ぎの子どもたちでした。本当に汗がしたたり落ちるくらい良い天気でした。

 保育園に着いたのは12時。この辺りから空模様が怪しくなり、午後からは大雨になりました。この時ばかりは「どうだ!晴れ男の本領発揮」と胸を張りたくなりました。雨がザンザン降っていた25日の朝も、ある保護者から言われました。「雨傘だけでは足りなかったかしら?」と。夕方会場に来たときは「さすが晴れ男」といわれ面目躍如でした。保育園の園庭は水はけが良く、どんなに雨が降っても、止んでから3時間くらいたつと水が引けます。今回も11時に雨がやみ、2時ころにはほとんど影響がありませんでした。おかげで楽しい「夕涼み会」になりました。今年から定員が増えた影響もあったのか、いつもより大勢のお客様が来園されていたようです。ろくな接待もできず申し訳ありませんでしたが、私が楽しかったことに免じて、お許しください。役員の皆様、ご協力ありがとうございました。9月には運動会が予定されています。これからもよろしくお願いいたします。

 

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ブルーベリー狩り

2015-07-22 12:47:28 | 日記

園長です。

 暑かったり寒かったり、体温調整機能が衰えてきた私には大変な季節がやってきました。先日の園外保育は何とか雨に当たらず、ハラハラドキドキの時間を過ごしました。でも帰ってきた午後からどしゃ降りになり、「晴れ男」面目躍如でした。東京、関東方面では梅雨も明け、猛暑のようです。八戸はそれに比べればまだまだましだと思うのですが、それにしても暑い。学校が夏休みに入りました。私も夏休みをとりたい気分です。

 さて、20日の「海の日」に二人の孫とわが夫婦で南郷の「ブルーベリー」狩りに行ってきました。快晴の元、普段行くことのない南郷の山の奥に行きました。「大粒」という看板につられ、奥へ奥へと行き、たどり着いたのは山の斜面にあるブルーベリー園。入口には収穫が間に合わなく、完熟しすぎたサクランボが赤い実をつけていました。一粒とって口に運ぶと「甘い」。まるで砂糖菓子を食べているような甘さでした。でもこれが大失敗。次に行った、ブルーベリを口にするとなんて「酸っぱい」のでしょう。大人入園料500円でも敬遠したくなるような酸っぱさでした。孫たちは食べるより収穫の方が面白いらしく、子供用の籠にたくさん採っていました。入口で見た「持ち帰り1キロ1,000円」の看板が気にかかります。そもそもこの「食べ放題」は、設定金額には決して及ばないようにできています。何年か前、「リンゴ狩り」大人500円に行きましたが、1個食べるのに大変でした。さすがに2個目には手が伸びず、そのあとは見て歩くだけでした。ここのブルーベリは看板通り大粒が多く、食べやすかったのですが、甘さが中途半端で、味が薄いような気がしました。それでもとっては口へ運び、時々孫たちの籠に入れやり、30分もいたでしょうか、自分では300円くらいしか食べていないと思うのですが、おなかがいっぱいになりました。孫たちは途中で飽き、蝉取りに夢中になっていました。ここにはセミの抜け殻がたくさん木についていて、たまに羽化したばかりのセミが近くに潜んでいることもあり、いきなりバタバタと飛び立つ姿が見られました。農園の管理者に聞くとセミはもとより、カブトムシもたくさんいるという話でした。今度夜きて例の「ウイスキーはお好きですか」方式のカブトムシゲット最強アイテムを仕掛けようと思います。

 おかげであと2~3年はブルーベリを見たくないくらい食べました。会計を済ませると4人分の入園料よりも多いお持ち帰りの金額になっていました。「食べ放題」は儲かります。ブルーベリーの木は背が低いので子供たちにもよく採れます。なかなか考えられた商売だと納得してしまいました。あの時のブルーベリーは今日の食卓にも上りましたが、当分続くのではないかと思います。なんでもそうですが「過ぎたるは及ばざるが如し。」です。肝に銘じたいと思います。それにしてもこの1週間は忙しかった。書類作成の合間に会議があり、保育園の行事があり、また会議があります。私はいつ仕事をするのでしょう?・・・それが仕事だって?  う~ん少し考えてしまう園長です。今度の土曜日は「夕涼み会」です。仕事を忘れて楽しみたいと思います。頑張るぞ。おお!!

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ステージ発表

2015-07-11 14:24:09 | 日記

園長です。

 今日は、暑い。久しぶりに25度を超えたようです。寒さにも弱いのですが、それ以上に暑さが堪える年齢になりました。今日は、隣の総合福祉会館で「ふれあい夏祭り」が行われ、年中と年長が参加してきました。

 このふれあい夏祭りに参加してから20年以上経ちます。最初は仲間の園長先生から誘われたのが始まりでした。その園長先生の子供に障害があり、園長先生自ら「八戸市手をつなぐ育成会」の会長をしていました。最初は近くの「長坂公園」で盆踊りや夜店をやっていましたが、その後、総合福祉会館の多目的ホールで行うようになりました。その最初から誘われていましたが、本格参戦したのは、その園長先生が亡くなってからでした。50歳の若さでがんに侵され、この世を去りました。私の高校の7つ先輩でもあり、当時八保連の事務局長も担当していました。後輩の面倒見がとても良い、頼りになる先輩でした。あれから20年近くたちますが、本当に惜しい人材だったと思います。その先輩から「よろしく頼む」と言われていたのが、このふれあい夏祭りでした。先輩が亡くなった後、出演依頼が来るようになり、よほどのことがない限り参加することにしています。

 最初参加したころは、障がい者と目を合わせることもできず、すごくおどおどしていたのを思い出します。私たちも慣れていなかったこともあり、子どもたちには悪いことをしたなあと今になって反省しています。今は、障がい者であれ、老人であれ、どんとこいの子どもたちですが、普段からの交流があってのふれあいだと思います。今でも、年中が最初の特養との交流会に参加するときは緊張して固まってしまうようです。2回目からは堂々としているようですからやはり「経験」は子供たちにとって大きな財産となるようです。今年の年長組は18人で、少数精鋭のチームです。大人数にも負けないくらい声をだし、大人数にも負けないくらい体を動かし、間違ってもへこたれず、再挑戦していた子供たちです。町内の方々も大勢来ていて子供たちの声をかけてくれました。毎年来ている老人からは「子どもたちから元気をもらっています」とお礼を言われ、ただただ恐縮してしまいました。

 6月27日のサッカー大会での活躍が子供たちの大きな自信になったようです。総合福祉会館の多目的ホールは保育園の3倍近く大きいのですが、ちっともその大きさを感じさせないくらい元気な子供たちでした。この調子で園外保育、夕涼み会を乗り切ってほしいと思います。

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