園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

晩秋の園庭

2022-11-28 13:56:08 | 日記

園長です。

 めっきり寒くなりました。でも例年よりはだいぶ気温は高めです。寒いといえば昨日のW杯コスタリカ戦。ドイツ戦での健闘が光っただけに、相手の試合ペースにはまってしまったのが残念です。まだスペイン戦が残っているとはいえ、ドイツ戦のようにはいかないと思います。でも、何があるかわからないのがサッカーです。1%の可能性に期待したいと思います。

 さて、園庭の木々も葉っぱを落とし、晩秋から初冬の気配を見せています。毎年、七五三のあたりには初雪があるのですが、今年は気温が高いせいもあり、まだ降雪はありません。我が家から見える「八甲田山」の頂は白いところがあるので冠雪はしているようです。これからの時期は、雪と氷の世界が待っています。園庭では、雪が降る前に・・・と子ども達が元気に群れて遊んでいます。葉が落ちた木にぶら下がったり、木登りをしたりして楽しんでいました。園庭には柿の木が一本ありますが、今年は実が少なく、いつもの「柿もぎ」ができませんでした。少ない実をカラスが食べたりしたものですから、7個しか収穫できませんでした。でも個体はいつのより大きく、子ども達は大喜び。7個の柿は、渋抜きをして食べる予定です。

欅の木に子ども達がぶら下がり「サル」の真似をしていました。今年の年長組は「さる年」生まれのようで、木登りが得意な子が多いようです。なんと私も申年生まれなので「四周り」違う子ども達です。ときどき「園長先生は何どし生まれ?」と聞かれ、「ふんどし」生まれ、というと怪訝な顔をしています。もう「ふんどし」や「まわし」という言葉は死語になってしまったようです。これでは「大相撲」を見ても興味半減というものです。日本の伝統文化は風前の灯火と言える状態だと思います。相撲や空手、木登りは子ども達の文化です。その文化に触れる機会が少なくなっているのはとても残念なことだと思います。

我が園の女の子たちはたくましいです。男の子が登らない木に群がって登っています。この元気さが今の子ども達には必要だと思っているのは、私だけでしょうか。ゲームより外遊びが楽しいことを伝授したいと思います。

 

11月26日(土) 今日は、風が少し強いくらいで良い天気です。子ども達は園庭や散歩で体を動かしたようです。散歩組は、神社コースを選んだようで、「ドラキュラがいた」と騒いでいました。この神社は「北龍神社」(お稲荷さん)といい、鳥居から本殿まで木で囲まれた坂道があり、いかにも「何か出そうな」雰囲気があり、怖いもの好きの子ども達には根強い人気があります。また、この場所には秋になると「きのこ」が出るので私の好きな散歩コースにもなっています。 さて、今日の給食はパンでした。アビニオンさんのバターロールは柔らかく、香りも良く我が園では大好評です。これにカレーコロッケとソテーされたウインナー入りのほうれん草を挟んで食べると最高です。今の時期のほうれん草は柔らかく、バターにとても合います。スープは「野菜スープ」です。人参、玉葱、白菜、ネギが良い味を出しています。カレーコロッケにはトマトが添えられていて彩も食欲をそそります。3歳以上児が交替で行う「給食当番」もカレーコロッケやデザートのオレンジを「一個ですか、2個ですか」と聞きながらお手伝いをしています。おかわりのパンやコロッケはあっという間に売り切れました。食べる子は育つ。コロナやインフルエンザに負けるな。

11月25日(金) 発表会まであと一週間、いよいよ練習にも熱が入ってきたようです。朝の自由時間には楽器の練習が聞こえてきます。日増しに上手になっていくのがわかります。大人と違って子ども達はどんどん物事を吸収し、成長していきます。中には少し立ち止まる子もいますが、ゆっくり時間をかけて自分なりに進んでいきます。コロナ禍での発表会なので、入場制限はしますが、祖父母の方々にも是非ご覧いただきたいと考えています。今年もZOOMでの配信を計画しています。実際の場面よりは感動が伝わらないかもしれませんが、子供たちの成長した姿はご覧いただけると思います。  さて、今日は「鮭のマヨコーン焼き」でした。今年は鮭やマスの遡上が少ないようです。晩秋の風物詩「荒巻き鮭」は今年も見られないみたいです。切り身を焼くと塩が浮き出てくるような「塩引き鮭」で食べるお茶漬けは最高でしたが、これが青森県を「短命県」にした原因かもしれません。本日の鮭(多分サーモン)は、養殖ものだと思いますが、脂がのったおいしいものでした。コーンはマヨネーズとよく合い、サーモンのおいしさを一層引き立たていたようです。本日の味噌汁の具は「豆腐&なめこ」でした。なめこは蕾でしたが本当は傘が開いたなめこは、食べ応えも、食味も最高なのですが、なかなか手に入らなくなりました。余談ですが、大きくなったなめこで作る「鍋物(味噌汁)」は絶品です。少し「土臭い」ところがたまらなく好きです。今日の給食を食べて、来年はなめこ採りもしたいなあと思った園長でした。もちろん松茸も諦めていません。

11月24日(木) 昨夜のワールドカップは、久々に感動しました。実を言うと前半を終わった時点でもう寝ようかとも思いましたが、点差はまだ1点だったので「もしや引き分けにでもなれば悔いが残る」と思い、頑張ってみていましたが、後半は、前半と全く違う展開で、ついに逆転してしまいました。まさに「歴史に残る一戦」になりました。27日のコスタリカ戦が俄然楽しみになりました。   さて、本日の給食は、ニラレバ。レバニラとどこがどう違うのかわかりませんが、レバーよりニラの方が多いのでしょうか。レバーは一度油で揚げているので食べやすくなっています。ニラの外にもやし、人参なども入っていました。切り干し大根にはウインナー、しめじ、小松菜が入っていて、我が園の給食は「野菜が中心」だと改めて感じました。野菜をたくさん摂り、W杯の深夜の試合にも備え、体と心を整えたいと思います。

11月22日(火) 昨日は3歳以上児の発表会のアドバイスチェックでした。総練習の前に行い、出し物の微調整と進捗状況を把握するために行っています。今日は昨日のアドバイスを受けて、子ども達の表情にもだんだん真剣みが現れていました。我が園では俗にいう「お遊戯会」ではないので、子ども達が考えて、子ども達の言葉で表現する「発表形式」になっています。ポイントは「大きな声でゆっくりと」です。今日の練習を覗いてみると効果てきめん、大きな声が出ていました。本番まであと10日あまり。4つの出し物と年長の合奏は見ごたえ、聞きごたえがあります。どうぞお楽しみに。  さて、今日は「親子丼」と「春巻」でした。卵が先か、鶏が先かでもめる親子丼ですが、どちらが先でも子ども達のおなかの中に納まってしまえば「おいしかった」で終わります。丼物はおしとやかに食べていてはおいしくないので「ごはんと一緒にかっこんで食べる」のが普通です。子ども達もほっぺにご飯粒を残しながらもおいしそうに搔っ込んでいました。本日の味噌汁にはサツマイモが入っていて味噌のしょっぱさと薩摩芋の甘さが絶妙でした。今日もたくさんのおかわりをしていた子ども達でした。

11月21日(月) ここ数日、とても過ごしやすい気温と天気です。昨日は久しぶりに農作業をしました。我が家の畑で「里芋」と「菊芋」の収穫をしました。里芋は一株(6株中)しか芽が出ず、大失敗でしたが、里芋の煮っころがし1回分は収穫できました。問題は「菊芋」(きくいも)です。植えた種芋全部が成長し、土の中にはたくさんの菊芋がありました。種芋を植えた場所から50センチも離れたところにも菊芋が出来ていて掘り出すのが大変でした。こちらは大収穫。しかし、この芋は最近出てきた新参者で食べ方が良くわかりません。我が家の奥さんも煮たり、焼いたり、炒めたり、揚げたりして料理したようですが、「うまい」という料理にはなりませんでした。シャキシャキした歯ごたえと無味無臭の芋は食べ方を聞いてからでないと植えないほうが良いみたいです。唯一、まあまあかなと思ったのは「酢の物」でした。健康に良いということですが、だれか食べ方を知っている人は教えてください。さて、今日は「味噌バター肉じゃが」でした。読んで字のごとく味噌味の肉じゃがにバターの仕上げをしたもので、彩りに黄色のコーン、朱色の人参、緑の枝豆が入っていました。春雨のスープには、千切り筍がたくさん入っていて、子ども達には食べやすかったようです。菊芋が入った肉じゃがはどんなものでしょう、今度作って食べてみたいと思います。

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季節外れ

2022-11-21 12:47:33 | 日記

園長です。

季節外れの「つつじ」の花が咲いています。つつじといえば春から初夏にかけて咲く樹木ですが、今年は春が過ぎ、夏が過ぎ、空きが過ぎても咲いています。我が家のつつじもそうですが、市内全域で咲いているようです。一本の木に数輪ですが、七五三のあたりには結構咲いている木もありました。こんなに季節を問わず咲いているのは珍しいことではないでしょうか。一般的には「狂い咲き」と言われますが、初冬にまでまたがり狂っていいのでしょうか。花自体は少し色あせた感じになっていますが、これに雪が落ちれば「季節外れの花見」が出来そうです。来年の春にはいつも通りの花が咲くのか少し心配です。

 さて、我が園の1階と2階の踊り場には、子どもたちの作品を飾るコーナーがあります。岩手の「子どもの森」のハローハウスとゴーゴーハウスを結ぶ「風のデッキ」を真似して作ったつもりですが、奥の壁が窓ガラスになっているので、写真を撮ると「逆光」になり、なかなか良い写真が撮れません。でもこのコーナーは、2歳以上の子ども達が必ず通る場所なので展示効果は抜群です。年齢ごと、異年齢ごとに作品を作り、物語風にしたり、劇場風にしたりして飾って楽しんでいます。2か月に一度くらいの割で季節や行事が変わるたびに更新しているようです。

今は、今月の5日に行った0・1・2歳児の発表会の名残で2歳児の発表「どんな色が好き」に合わせて、子ども達の好きなクレヨンにまたがり、作品を展示しています。来月の3日には3歳以上の発表会があります。これもどんな作品が出来上がるか今から楽しみです。我が園では11月から、コロナ対策を一部解除して、保護者にも園内に入ってもらうことにしました。4月から保護者も園内には入れなかったので、このコーナーも寂しい限りでしたが、これからは活躍してくれると思います。子ども達も自分が作った作品を親に見てもらうことで一段と熱が入るようです。この新型コロナは、これまでの保育活動を根底から変えてきましたが、もうそろそろ元に戻さないと、いろんな意味で大変な社会になっていきそうです。とりあえず「マスク」と「休園」、どうにかならないものでしょうか。

 

11月19日(土) 今日は天気も良く、気温もほどほど高く、とても過ごしやすい一日でした。子ども達は園庭に飛び出し、それぞれ自分の遊びたい場所でにぎやかに遊んでいました。最近コロナが息を吹き返し、本園でもハラハラドキドキの日々を過ごしていますが、子ども達のにぎやかな行動を眺めていると少しホッとします。明日からは天気も崩れ、気温もぐっと低くなりそうです。そろそろタイヤ交換も考えなければならない時期になったようです。例年、七五三のあたりに一度は雪がちらつきますが、今年はまだです。ここでも地球温暖化が現れているようです。ただ、冬の温暖化は老人には優しいです。 さて、今日のメニューは「きのこパスタ」でした。散歩に行った園児がボロボロになった「つちすぎたけ」を採ってきて「これも入れてください」と直訴しましたが、却下しました。というわけで、園児が採ってきたキノコは入っていませんでしたが、えりんぎ、しめじ、椎茸がたくさん入っていました。温野菜はブロッコリーとカリフラワー。チキンナゲットとトマトが添えてありました。大根スープにはベーコンも入って、コクのあるスープに仕上がっていました。「いただきます」という元気な声がランチルームに響いていました。

11月18日(金) 今日は11月生まれの誕生会でした。今回は職員の「出し物」が傑作でした。なかなか工夫されている内容で保育園の日ごろの様子がよくわかる内容になっていました。詳しいことはお子様から聞くか、毎月希望者に貸し出している「誕生会DVD」をご覧ください。45年目にもなると行事の内容が画一的になるきらいがありますが、今回は保育教諭の資質が向上していることが良くわかる内容でした。我が園の職員もなかなかやるもんだ。自分で考え、自分で選び、自分から行動する職員に成長してきたようです。 さて、誕生会のメニューはいつもより少しだけグレードアップしたものにしていますが、今回は長崎名物「トルコライス」でした。長崎は「日本の夜明け」を象徴する場所で、和洋中折衷の食べ物が多く、ちゃんぽん、皿うどん、カステラ、佐世保バーガー、からすみ、卓袱料理など多くの有名な食べ物があります。私たちの新婚旅行は九州一周でしたが、長崎で食べた「ちゃんぽん」と名前は忘れましたが、ふわふわの中華まんに豚の角煮を挟んだものは衝撃のおいしさで今も鮮明に記憶に残っています。長崎の話をすると終わらせるのが大変なくらい話題はたくさんありますが、トルコライスは食べた記憶がありません。我が園の調理員たちはいろんな地方の名物を探すのが得意で、名前と中身が一致しない食べものが多くあります。トルコライスもどの辺がトルコなのが良くわかりませんが、デミグラスソースがたっぷり乗ったトンカツ、平麺のスパゲティ、チャーハンの組み合わせでした。この中ではトンカツがダントツにおいしいと思いました。そして中華のデザートといえば「杏仁豆腐」。トルコライスの脂をスッキリと流してくれました。誕生会は我が園の調理員の腕の見せどころ、来月はどんな料理が出てくるかとても楽しみです。

11月17日(木) 今日は諸般の事情で七五三に行けなかった3歳児が、隅の観音へお参りに行ってきました。陽差しはあるものの風は冷たく、晩秋から初冬を思わせる気温でしたが、子ども達は元気に記念写真に納まったようです。 さて、今日のメニューは「ザ・日本食」という感じの献立でした。豚肉と豆苗の中華炒めは献立名こそ中華炒めですが、豚肉・厚揚げ・人参・豆苗がバランスよく交じり合い、絶妙な日本人好みの味を醸し出していました。また、ブロッコリーの菜種和えは固めにゆでたブロッコリーにこれまた緑一杯の菜種菜に赤白のカニカマと黄色の卵が色彩豊かに交じり合い、食欲をそそる一品になっていました。今日は「おかわり」が多く、ブロッコリーの菜種和えは2回もお代わりをする子がいましたが、さすがに調理員からやんわり別の物を提案されていました。豚肉の方も、たくさんのおかわりがありました。我が園では「お米」にもこだわっていて、秋田県大潟村から「特別栽培米あきたこまち」を直接仕入れています。採れたての新米に今日の和食はベストマッチだったようで、おかわり用の「わかめ入りご飯」も飛ぶように売れていました。味噌汁も「ジャガイモとインゲン」が具で、まさに日本食にはぴったりでした。日本人に生まれてきて良かったなあ、と思わせる本日の給食でした。

11月16日(水) 今日は昨日より冷え込みが厳しくなり、冬の気配を感じる朝でした。3歳以上児のお友だちは、発表会へ向けての練習が本格的に始まり、チーム毎に行っていました。「ぼくのセリフは○○だよ!」と張り切って教えてくれる子もいて、本番を楽しみにしているようです。 さて今日の給食は、昔から長坂の子どもたちに人気の『野菜の納豆和え』でした。ほうれん草や人参、もやしとたっぷりの野菜が納豆で和えられていて、栄養満点です。『鱈のパン粉焼き』は、蒸した鱈の上にマヨネーズをぬり、フライパンで炒ったパン粉やパセリなどがふりかけられていました。昨日の園長先生のコメントに”寿命が延びる”と書かれていましたが、鱈も秋から冬にかけてが旬だそうです。風邪を引きやすい時期ですが、みんなで長生きメニューを食べ、元気に過ごしていきたいと思います。(若江)

11月15日(火) 今日は全国的に「七五三」でした。我が園では毎年、我が園の守り神である「南部糠部三十三観音十二番札所 隅の観音(すみのかんのん)」様にお参りに行きます。年長、年中はサッカー大会の報告と来年の活躍を祈ります。最近は少し効果が薄くなった気もしますが、ここでお参りすると身が引き締まる思いがします。来年は良い報告ができるよう応援したいと思います。今年は暖冬の影響か境内のイチョウは例年より遅いようです。それでもたくさん落ちている「ギンナン」の匂いに秋を感じている子ども達でした。さて、寒い日には温かい食べ物が似合います。今日は「カレーうどん」でした。カレーの味がうどんにしみこみ、喉越しも良くおいしい一品でした。汁も最後まで飲んでいる子がほとんどでした。白菜とリンゴのサラダもドレッシングが効いていてリンゴの甘みが感じられるおいしいサラダになっていました。白菜とりんごはこれからが旬、旬のものを食べると3年寿命が延びるといわれます。この調子だと死ぬまで生きられるような気がします。

11月14日(月) 今朝の園庭は落ち葉でいっぱいになっていたので、子どもたちと落ち葉はきからスタートしていました。キレイな葉っぱを見つけて集めている子も多かったです。日中は日が差し、温かさも感じられたので、園庭で遊んでいたお友だちの中には上着を脱いでいる子もいました。季節の変わり目で体調を崩すお友だちも増えてきたので、健康観察をしっかりとしていきたいと思います。 さて、今日の給食は『鰈の竜田揚げ』でした。中はふっくらと柔らかく、外はカリッとしていて美味しかったです。おかわりをする子も多く「からあげください」(竜田揚げですが…)と子どもたちにも大人気でした。『竹輪とニラの卵とじ』は人参やしめじも入り、具沢山で栄養満点でした。月曜日だったので、休み中の出来事など会話も楽しんでいました。(若江)

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隅の観音(すみのかんのん)

2022-11-15 14:19:53 | 日記

奥州南部糠部三十三観音十二番札所、我が園の守り神でもある隅の観音堂。保育園から子どもの足で約5分、あっちを見たり、こっちの犬にちょっかいを出しながらも交通ルールを守り、行きかう自動車に手を振りながらの5分です。根城の広場へ行くよりも近いです。この観音堂は商売繁盛でご利益があるといわれますが、我が園では大事な行事や子ども達に結束の必要があるときによく行きます。最近は「コロナ退散」の祈願も欠かせなくなりました。お堂自体は古く、いつ崩壊してもおかしくないくらいですが、その分歴史も感じられます。お堂は周りよりも少し高い位置にあり、太い杉やイチョウ、欅の木が生い茂り、何となく厳かな雰囲気を醸し出しています。

クラスごとにお堂に行き、それぞれお参りしますが、年長組と年中組はお堂の中に入らせてもらい、うす暗い中で七五三を報告します。七五三なのですがほとんどはサッカー大会での報告と来年度の活躍のお願いです。まさに「神頼み」が優勝のキーポイントです。しっかりお願いしてから記念写真を撮ります。

0歳児クラスもお参りしますが、お堂の中が見えると泣き出します。やはりいつもと違う場所だという畏怖の心を感じるのでしょう。

お堂の中は、歴史の宝庫です。えんぶりの烏帽子も保管されていて、この地域の繁盛ぶりがわかります。

神仏混合の観音様ですので、二礼二拍手一礼でも良いし、静かに手を合わせお祈りしても構いません。我が園では一応「神式」を取り入れて二礼二拍手一礼で拝んでいます。子ども達の顔も少しだけ真剣みを見せているのが可愛いです。子ども心にも何となく、神様の存在を身近に感じる場所になっていると思います。ITや機械化が進んでも心のよりどころになってほしいものだと思います。困ったときにはここを訪れ、心静かに瞑想して元気を取り戻す場所にしてほしいと願っています。神も仏もあるんだよ、シンジルモノハ スクワレル。

お参りをし、写真を撮った後は、来た道を降りていきます。私が保育園に勤めて40年、変わらぬ七五三の風景がここにはあります。いつまでも大事にしたい場所の一つです。

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園見学

2022-11-12 13:38:17 | 日記

園長です。

 11月も半ばに差し掛かり、来年度の入園の問い合わせと園見学が多くなりました。4月の入園に今から動いているようです。新型コロナの影響で、これまでは園見学も満足に行えませんでしたが、少し落ち着いた10月からは子ども達の生活する場所をじっくり見てもらっています。今週は新規学卒者の「園見学」もありました。こちらは就職を前提とした園見学ですが、学生の園を見る目は厳しいものを感じました。やはり自分の目で確かめて自分の働く職場を決めたい、という気持ちがあふれていました。今回は地元の他に津軽方面の短大からも見学希望があり、これまでの就職戦線とは少し違う感じがありました。就職できるのならどこでもいいや、ということではなく、自分の力を発揮できる職場をしっかり見極めたいという感じでした。私たちが逆に「見学(観察)」されている感じがしました。今の保育施設は、どこも人出不足で保育士が足りない状態ですが、学生たちにも選ぶ権利があるのであまり無理な注文はできない状況です。「就職戦線に異常あり」。経営者側もしっかりした対応を求められているようです。

11月12日(土) 枯れ葉が舞い散る園庭で子ども達が元気に遊んでいます。ここ数日は、晩秋の小春日和が続いています。紅葉も色あせてきました。明日は雨、その後はいよいよ冬の天候になる予報です。我が家の畑には「きくいも」と「里芋」の収穫が待っています。雪が降る前に何とかしたいなあと思っていますが、どうなることやら・・。 さて、今日の給食は久しぶりに「クロワッサン」が出ました。グラタンの時は「バターロール」の時が多いのですが、今回はクロワッサンでした。シーフードのグラタンには、たくさんの野菜にエビが入っていて、おいしい一品に仕上がっていました。バンバンジーは鶏のささ身と野菜が良く混ざり、トマトの色合いも良かったです。青梗菜のスープには万能野菜のもやしや玉ねぎ、ウインナーも入っていました。土曜日なので子ども達はあまり多くは登園していませんが、和気あいあいとしたランチルームはにぎやかでした。ここ数日、熱を出す子が多くなりました。季節の変わり目もありますが、相変わらずの新型コロナも増えつつあるようです。健康管理には十分注意し、寒い冬を乗り越えましょう。

11月11日(金) 今日の給食はごはんが進む、麻婆豆腐と、カボチャの含め煮でした。大根の漬物は昨日とは形が違い、「今日の漬物ははりはり漬けです」と調理の先生が言っていました。子ども達にも大人気です。「おいしい!」と笑顔で食べている子が多かったですよ。デザートのりんごはいくつか種類があったのか、実のほうも赤みがかっているものもありました。「りんごは食べてから」といいながらも、早く食べたくて触っては指をペロっとしている園児もいましたよ。りんごも美味しい季節です。よく噛んで食べるように、声をかけていきたいと思います。(松田)

11月10日(木) 今日から全クラスの子ども達が登園しています。子どもたちの元気な声が響き、嬉しく思いました!さて、今日の給食は豚の生姜焼き、カミカミサラダでした。どちらも歯ごたえがあって、あごが鍛えられます。子ども達にはサラダよりもお肉が人気でした。今日の給食には、食育活動にいつも協力して下さる小笠原さんから頂いた大根でつけた、漬物がのっていました。給食の先生が、千枚漬けと醤油漬けにしてくれました。千枚漬けは少し酸っぱかったのですが、醤油漬けは甘みもあり、私個人としては醤油漬けのほうが好きでした。 日中の活動では、子ども達が切り干し大根作りもしていましたよ。出来上がりが楽しみです♪(松田)

11月9日(水) 昨日は「皆既月食」が見られました。午後一時雨が降ったので心配しましたが、雲の間から422年ぶりの天王星と月と地球と太陽の一大パノラマを見ることができました。地球上で起こっている紛争や戦争が小さく見えます。つくづく人間はおろかな生き物だなあと思います。地球時間の残り時間はあと数分と言われています。たった2万年前からの地球の住民「人間」がかけがえのない地球を破壊しようとしています。人間だけの地球ではないのに・・。 さて、今日は「すいとん」が出ました。全国的には「すいとん」と言われますが、この地方では「ひっつみ」といい、寒い時期には欠かせない郷土料理です。人参や大根、椎茸など野菜がたっぷり入った栄養満点の食べ物です。鶏肉と野菜から出る出汁のみで、味付けは醤油です。ひっつみの替わりに「南部せんべい」を入れると「せんべい汁」になります。原材料は同じなのでどちらもおいしくいただけます。我が園の人気献立の一つです。また「蒲鉾と沢庵のマヨ和え」も根強い人気があります。胡瓜のパリパリ感と蒲鉾の甘み、沢庵の何とも言えない田舎風味がマヨネーズによく合います。給食試食会ではリクエストが一番多い献立になっています。サバの塩焼きはいつでも子ども達には人気があります。ホッケ焼きと雌雄つけがたい一品です。そうそう、2クラスが休園になっているので2歳児がランチルームデビューしました。会話も弾み楽しそうに食べていました。

11月8日(火) 今日からきく組とすみれ組のクラスが休園となっています。2日間の休園ですが、2クラスの園児が保育園にいないととても静かで、なんだか寂しくなります。おまけに小さいクラスでは、鼻水・咳の風邪が流行しており、出席する園児がとても少なかったです。みんな、早く良くなって、元気な姿を先生たちに見せてね。今は無理せずゆっくり休んでくださいね。 さて、今日の給食は金平ごぼうとスパムチャンプルーでした。少し茶色の割合の多い給食でしたが、美味しかったですよ。金平ごぼうはごぼうやニンジンの食感がよく、スパムチャンプルーも子ども達はモリモリ食べていました! 食はとても大事です。「今日はなんだか子どもの食欲がないみたい」と感じたら、子どもから、体調不良など何かのサインかもしれませんね。保育園でも、体調不良の子ども達が今週は増えているので、表情や様子など、しっかり見ていきたいと思います。(松田)

11月7日(月) 土曜日の0・1・2歳児の発表会にはたくさんの参加ありがとうございました。子ども達は発表会で頑張る過ぎたせいか、本日は体調を崩している子が多いようです。インフルエンザやコロナ第八波の流行もささやかれているので、発熱や倦怠感などがある場合は早めの受診をお願いいたします。さて、本日は「豚肉と薩摩芋のトマト煮」でした。サツマイモの甘さとトマトの酸味が絶妙なバランスを醸し出していました。また、豚肉と玉葱の相性も抜群でした。キノコと人参が彩を添えていました。パリパリサラダは、雲吞の皮を細切りにして素揚げしたものが入っていて、文字通り食感もパリパリしていました。今日は二十四節気の「立冬」です。冬の始まりと言われますが、園の満天星(どうだん)つつじは今が旬。朱色に輝く満天星つつじは見ごたえがあります。これが散ればいよいよ「冬」、私の立冬は満天星つつじの紅葉が終わるとともに訪れるようです。

11月5日(土) 今日は3歳未満児の発表会でした。我が園では3年続けて年齢構成を2部に分けて発表会を行っています。コロナ対策が主ですが、会場対策の一環でもあります。園児1名につき、家族2名までの参加と来られない方のための「ズーム」配信も行いました。全部で150名くらいの参加があったと聞いています。いるだけで可愛い0歳児。片言の言葉で表現する1歳児。話し方も一丁前になる2歳児と見どころは盛りだくさんでした。子ども達はたくさんの拍手をもらい、得意満面のようでした。やはり保護者が身近で応援することができる行事は大人にも子供にも必要だと改めて感じました。3歳以上の発表会は12月3日に予定されています。子ども達がどんな姿を見せてくれるのかとても楽しみです。さて、今日は残る子が少なかったので少し寂しいランチルームでしたが、肉うどんをすする子供たちは元気いっぱいでした。「肉うどん」と「ほうれん草と菊のお浸し」は、これぞ日本の昼食、南部地方の昼飯と思いましたが、「チーズオムレツ」は個人的にはうどんと合わない感じがしました。チーズオムレツはパンのお供が正しい食べ方のような気がします。調理員さんごめんなさい。でも、どれもおいしくいただきました。ありがとう。

11月4日(金) 明日はいよいよ0・1・2歳児の発表会です。子どもたちは最後の練習をし、職員は会場作りを行いました。明日はたくさんの保護者の方を前に緊張するお友だちもいるとは思いますが、どうぞ温かい目で見守って下さい。 さて、今日の給食は『青椒肉絲』でした。ピーマンが苦手なお友だちも多いですが、「給食の青椒肉絲なら食べられる!」とモリモリ食べている子もいました。『蓮根と豆苗の春雨サラダ』は子どもたちに食べやすく、マヨネーズで和えられていたので人気でした。朝晩の冷え込みが厳しくなってきたので、手洗いや加湿、防寒対策をしながら体調を崩さないようにしていきましょう。(若江)

11月2日(水) 今週の土曜日は0.1.2歳児の発表会があります。練習をしている雰囲気はありませんが、3歳児以上の子が、12月の自分たちの発表会に向けて動き出しました。楽器や歌声が2階から聞こえるようになりました。この1か月は「発表会月間」で子ども達が大きく成長する期間です。毎年思うのですが、大きな行事を終えるごとに子ども達の成長を感じます。保護者の方々には4月から12月までの子ども達の様子を「スライドショー」として見てもらうことになっています。0・1・2歳児と3歳以上は別々の日に行いますが、これをご覧になると我が園での成長の記録が分かります。コロナで大きく行事の取り組みが変わりましたが、長坂の「異年齢保育」の神髄を見ることができると思います。

さて、今日はおにぎりの日でした。「今日はパパが作ってくれたの」と3歳児の女の子が自慢そうに見せてくれました(写真)。子どもの口に合った大きさの「こむすび」が数個丁寧に握られていました。お父さんの気持ちが伝わってくるようでした。ありがとうございました。今日の主菜は「おにぎり」です。どんな豪華な副菜でもこれには敵いません。「千草焼き」は厚焼き玉子に似ていますが、肉や野菜が入っていて食べ応えがあります。小松菜のシラス和えは「僕、これ嫌い~」という声もありましたが、ほとんどの子が完食していました。「野菜は体の調子を整える」ことを子ども達も知っているようです。4日は子ども達が楽しみにしている「サツマイモ掘り」です。どんな芋が収穫できるか、こちらも楽しみです。

11月1日(火) 今日から11月です。とても過ごしやすい気温です。今日は0,1,2歳児の発表会総練習がありました。本番は今週の土曜日ですが、コロナ感染対策のため来園者数を限定しているので本日と本番は「ズーム」でも配信しました。本番のために詳細は伏せますが、とても可愛いです。本番をお楽しみに・・・。今日の献立はカレーライスでした。しかもトンカツ付き。俗にいう「カツカレー」です。カレーの種類は数々あれど、子ども達の人気度は群を抜いて高いものがあります。調理員が食べやすくカツを揚げてくれるのでとても食べやすいようです。2歳児クラスの子ども達も続々とお代わりの列に並んでいました。海藻サラダはほとんどが野菜ですが、その中に「わかめ」が入っています。海藻は体と頭(頭髪)に良いといわれているのでもう手遅れと思いつつも私もたくさん食べるようにしています。しかし、思いっきり「玉手箱」を開けてしまったあとでは効き目がないようです。残念・・・。

10月31日(月) 今日は「ハロウィン」です。お隣韓国では、昨日「雑踏事故」が発生し、なんと154名の死亡が確認されたそうです。日本では毎年「渋谷」でのハロウィン騒動が有名ですが、この事件で少しは静かになるのでしょうか。保育園では、各クラスごとにハロウィンを楽しんだようですが、最後に残った1歳児クラスが本日「トリックオアトリート」とつぶやきながら園内を探し回っていました。1歳児クラスはハロウィンバージョンの顔のまま給食に突入し「可愛い」を連発されていました。さて、本日のメニューは「鉄火煮」と「胡瓜とパインの酢の物」、「かきたま汁」がメインでした。鉄火煮と言っても「畑のお肉」(大豆)がたっぷり入った野菜煮です。牛蒡、人参、インゲン、竹輪、厚揚げなどいろんな具材を楽しめました。もちろん具材は箸でつまめる程度に小さく切り、箸の使い方も上手になるという優れものです。酢の物にはパインが入っていて、胡瓜の中からパインを探し当て食べていました。かきたま汁には、人参や水菜が入っていて、見た目にもおいしい一品になっていました。

10月31日(月) 今日は「ハロウィン」です。お隣韓国では、昨日「雑踏事故」が発生し、なんと154名の死亡が確認されたそうです。日本では毎年「渋谷」でのハロウィン騒動が有名ですが、この事件で少しは静かになるのでしょうか。保育園では、各クラスごとにハロウィンを楽しんだようですが、最後に残った1歳児クラスが本日「トリックオアトリート」とつぶやきながら園内を探し回っていました。1歳児クラスはハロウィンバージョンの顔のまま給食に突入し「可愛い」を連発されていました。さて、本日のメニューは「鉄火煮」と「胡瓜とパインの酢の物」、「かきたま汁」がメインでした。鉄火煮と言っても「畑のお肉」(大豆)がたっぷり入った野菜煮です。牛蒡、人参、インゲン、竹輪、厚揚げなどいろんな具材を楽しめました。もちろん具材は箸でつまめる程度に小さく切り、箸の使い方も上手になるという優れものです。酢の物にはパインが入っていて、胡瓜の中からパインを探し当て食べていました。かきたま汁には、人参や水菜が入っていて、見た目にもおいしい一品になっていました。

 

 

 

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