園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

本日の給食 1月NO,2

2021-01-25 12:51:06 | 日記

1月もいよいよ最終週に入りました。大寒も過ぎ、来週の2月3日は「立春」です。前日の2日は何十年ぶりかで「節分」です。暦には不思議なことが数多くあります。4年に一度の「うるう年」もその一つですが、節分も何十年か単位で2月2日になるそうです。世の中にはいろんな不思議があり面白いですね。しかし、新型ウイルスの影響で「いつも」の行事が普通に行うことが困難になってきました。私たち人間の歴史はたかが2,000万年くらいしかありませんが、コロナウイルスは何億年も前から存在しています。地球の歴史を見ると40億年前から「環境に適応したものが生き延びる」ことになっています。コロナウイルスも私たちが勝手に「新型」と言っていますが、生き残ったウイルスがたまたま繁殖したのかもしれません。コロナウイルスは今までも、そしてこれからも形を変え、特徴を変えて生き延びていくのでしょう。私たち人間がどれくらいその環境に変化できるか、今その存在価値を問われているのかもしれません・・・。なんて難しいことを考えていたら頭が痛くなりました。

 毎日、適当(巷では「いい加減」と言います。)に書いている私のコメントですが、いいのか悪いのかわかりませんが、このコーナーに日々の給食の思いを書いてきたことを紹介したいと思います。今回は2回目です。

 

1月23日(土)  今日は土曜日。いつもよりはだいぶ静かな園内です。新型コロナの感染拡大が収まりません。感染者は一向に減る様子はないようです。注意することに越したことはないのですが、防止策は限られています。このウイルスは子どもはかかりにくいということでしたが、最近は学校等でも発生しています。青森県内でも保育園でのクラスターが発生しました。全国で58か所の園が休園になっているそうです。休園ということは園児あるいは職員が感染していたということです。なるべく臨時休園はするなという国のお達しですが、実際感染者が出たら休園しか対策はありません。保育園でも感染者や濃厚接触者が出た場合の対処方法(県からの通知)を玄関に張り出していますので確認をお願いいたします。

さて、本日は子ども達の大部分が好きだという「コロッケ」と「肉団子スープ」でした。コロッケは自家製です。たまに焦げた色もありますが、中身は大丈夫。中にトウモロコシが黄色で存在感を主張しています。コロッケにはもちろんとんかつソース。少し甘めが子ども達には評判がいいようです。肉団子スープは肉団子のほかに具がたくさん入っていて、野菜もたくさん摂れるので栄養的には問題ありません。でも具が多すぎて肉団子の価値が低くなっているように思えます。野菜の中から肉団子を探す楽しみもありそうです。そうそう今日のメインは「チャーハン」でした。我が園では「炊き込みご飯」は結構ありますが炒飯はめったにありません。なぜか?チャーハンを作る工程を考えればおのずと解は出てきます。何はともあれおいしい給食でした。我が園の調理員たちは素晴らしい

1月22日(金)  大寒が過ぎたとたんに寒気が緩みました。昨日の午後から雨模様です。今日も最高気温が5℃まで上がり雪解けが進んでいます。これから一日ごとに春の足音が大きくなります。ただ、昨日「八戸えんぶり」が中止になったと新聞に出ていました。「えんぶり」は「春を呼ぶ」と言われていますが、中止になったことで春は呼ばれないことになりました・・・残念。

さて、今日は異年齢児での食育活動の一環して「おにぎり作り」を行いました。年間を通して行う食育活動ですが「おにぎり作り」は子供たちから人気があります。今回も6人づつ3つのグループに分かれて「」「塩昆布」「ゆかり」の3種のおにぎりを握りました。園全体の人数分を作るので一人当たりの制作個数は結構になります。おにぎりは握った人の個性が色濃く出ます。大きいのやら、小さいのやら楽しいおにぎりが出来上がりました。3月はクッキー作りもあり子ども達が大好きな食育活動です。

チャプチェは春雨、豚肉、人参、ニラ、などがふんだんに入り、子どもたちの好きなメニューの一つです。春雨は喉越しも良く具材がたくさん入っているので食べ応えがあります。ほうれん草のお浸しには人参も入っており彩が良いです。子ども達が作ったおにぎりは「鮭」「塩昆布」「ゆかり」の3種。それぞれが作りたい具材の下で調理員のアドバイスを聞きながら握りました。自分たちが作ったおにぎりは最高です。作ったおにぎりは一つ残らず子ども達のおなかの中に納まりました。

1月21日(木)  久しぶりに最高気温がプラスになりました。雪解けが進む・・・かと思ったらあまり進んではいません。やはり寒の最中、まだまだ我慢の季節です。最近寒の食べ物が新聞等で取り上げられています。大根、豆腐などですが、私が小学生だったころも「寒大根」や「凍み豆腐」など我が家でも作っていた記憶があります。我が家では自家製の「味噌」も作っていました。あの頃は我が家だけではなく隣近所の人たちが集まって、みんなで作っていました。寒くなるとおいしくなるといわれたのが「白い食べ物」。白菜、大根、豆腐など寒の寒さを利用して保存用の食べ物を作っていたのです。ただ、呼び方が不思議でした。寒に作るから「寒大根」、でも豆腐は「凍み豆腐」、決して寒豆腐とは言いません。日本語はどこでどう作られるか本当に不思議です。でも食べるとおいしいので許します。また、寒大根を作る前の大根の葉を干したものを「干し菜」と言い、寒い日の味噌汁に刻んで具にして食べる干した大根の葉は、生で食べるより栄養価も高く、味も格段おいしくなったと思います。

さて、今日の献立は「麻婆大根」。我が園では「麻婆」シリーズはいくつかありますが、大根、ナス、豆腐は代表格です。保育園なのでカレーと一緒で「辛味」は全くありません。人参、キノコ、青梗菜と一緒に豚肉の味がしみ込み、つい、ズズズーとすすりたくなる一品です。サラダは鶏のささ身をほぐしたものとレタス、パプリカの色彩豊かな野菜を混ぜたものでした。昨日が「大寒」だったのでそろそろ寒さも一段落すると思いますが、先人が残した季節に合った食べ物は私たちの食生活を豊かにしてくれるようです。

 

1月20日(水)  低気圧が北日本を通過し、寒くて強い風が肌を刺します。それでも子供たちは外で雪遊びです。そういえば最近「風邪を引いた」という声をあまり聞きません。たまに「おなかが痛い」という声はありますが、基本的に子ども達は元気です。例年だと、玄関にある「感染症ボード」にインフルエンザが何名とか何とかウイルスが何名だとか記入されるのですが、ほとんど真っ白です。今日は1名がボードに記入されていますが、広がりはないようです。コロナ対策はなんにでも効きそうです。

さて、今日のメニューは「アジフライ」。外側カリカリ、中ふっくら。アジ自体が大きいので食べ応えがあります。こんがりと上がったフライには「ブルドッグソース」が合います。ウスターソースではアジフライの風味が消えてしまいます。レタスの緑、フライの茶色、ソースの焦げ茶色と色合いも良かったです。「にこもり」はゴボウ、ニンジン、厚揚げ、しいたけ、こんにゃく、サツマイモを適当に切り、餡をかけたものです。箸の使い方にはもってこいの食材です。2歳児はちょっとつかみにくいにこもりでした。

1月19日(火)  外は猛吹雪です。雪もすごいが風も強い。視界も相当悪いです。私は目が悪いのですが、それ以上に近くの風景が雪で見えなくなっています。昨年「カマキリの予兆」を書きましたが、まさにカマキリのお告げ通り「大雪」になっています。恐るべし・・かまきり様。今年の秋はもっと大切に扱おうと思います。

さて、我が園では「カレー」のメニューがありますが、数ある中でも「チーズカレー」は特別です。ポロセスチーズをあられ状に細かく切り刻みよそったカレーの上に振りかけます。あんなに小さく切って、さぞかし大変だったろうなあと思っていたら、切り刻んだチーズがあるとのこと・・・。料理の世界も効率化の世界なようです。本当はガスバーナーでチーズをこんがり焦がすととても本格的になるのでしょうが、保育園はそうはいきません。安心安全が求められています。それでも子供たちには大好きなカレーです。数あるレパートリーがあるカレーの献立ですがルーは「甘口バーモント」で一緒です。大人にはカレー風味のシチュー・・・という感じでしょうか。胡瓜と竹輪のマヨ和えは胡瓜と沢庵のマヨ和えと同じくらい人気があります。簡単でしかも食感が良いのでカレーやシチューにはちょうど良いおかずです。スープはわかめで、口の中のカレー味をさっと流してくれます。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の給食メニュー1週間

2021-01-20 13:47:49 | 日記

園長です。

なんて寒い日が続くのでしょう。ここ数年「暖冬」だったせいか、今年の寒さは体に応えます。一度降った雪もなかなか解けず、解ければ解けたで氷になり、YSアリーナに行かなくても十分スケートが堪能できるくらいです。

さて、保育園では毎日子ども達の給食を自前の調理室で調理し、子どもたちに提供しています。我が園では「食育」にも力を入れており、毎日の給食の様子をホームページで開示しています。でもすごい量なので、一日ごとに消して載せていたのですが、「前のが読みたい」とい要望があり、先週の分を載せてみることにします。その前にも力作があったのですが、たまにはこういう形で我が園の様子をこちらでも紹介したいと思います。興味がない方はパスしてください。

 

1月16日(土)   寒の真っ最中なのに「」。我が家の家の前はスケート場になったよう・・。今まで積もった雪が暖気のために解け、それが夜の寒気で凍ってしまったのです。娘の4WDは何とか我が家の家の前の坂を上がりました(途中から私が後ろから押して)が、私のプリウスはFFなのですが坂の半ばにも届かなかったので、車はあきらめて徒歩で登園しました。久しぶりに歩いたような気がします。寒の八戸はまさに「氷都」そのものです。あと2週間、じっと我慢のしどころです。

さて、今日の献立は「パン」でした。我が園では「アウ”ィニオン」さんから焼きたてのおいしいパンが届きます。ここのパンはすべておいしいのですが、特にバターロールクロワッサンは絶品です。今日はそのバターロールでした。副菜は「豆腐ハンバーグ」。和風だしのとろみのある「あん」と赤いトマトが食欲をそそります。サラダにはブロッコリーや人参、玉ねぎ、レタス、キューリ、紫キャベツなどが入り彩り豊かでした。スープのタイピーエンにはきくらげ、もやし、春雨、蒲鉾などが入りおいしく出来上がりました。おかわりをする子が続出でした。

我が園では異年齢交流の一環として4,5歳児が0、1,2歳児クラスに入り一緒に遊んだり、保育士の手伝いをする「お手伝い保育」があります。今日は5歳児の子が二人0,1歳児のクラスで活動しました。給食も一緒に食べます。我が園は1階と2階に分かれているので大きいクラスの食事の様子がわからないので、この機会においしく食べる方法や食事のマナーが伝わるように工夫しています。目と目が合うと「阿吽の呼吸」が伝わります。年長の子が食べる様子をじっと見つめる姿は異年齢の取り組みならではのほほえましい光景だと思います。こうして長坂の子ども達はたくましく育っていくのです。

1月15日(金)   今日は3歳以上児の異年齢での活動がありました。食育の一環として行っている「八戸せんべい汁つくり」です。6人づつ4つの班に分かれ食材(きのこ・野菜・しらたきなど)を食べやすい大きさに切り、最後に八戸名物「せんべい」を鍋に入れ完成します。外は寒の真っ最中、せんべい汁をたべて心も体も温まります。完成したせんべい汁は給食のメニューとしてみんなで食べます。八戸せんべいは割って入れるとなんでも「せんべい汁」(例えば豚汁、味噌汁、すき焼きなど)になります。せんべい汁用の少し「シナイ」せんべいもありますが、私は本物の白せんべいを入れるのが好きです。ふにゃふにゃになる前の「半しもり」の状態が何とも味わいがあります。最近はウニが入ったり、アワビが入ったり高級感を出してるせんべい汁もあるようですがシンプルが一番だと思います。主菜は十和田で評判の「十和田バラ焼き」です。牛肉と玉ねぎが微妙にマッチしていてB級グルメでも優勝した一品です。八戸せんべい汁はずっと前にチャンピオンになっています。今日のサラダはキャベツとリンゴでした。普段食べているでざーととしてのリンゴとは一味違い、ドレッシングとあっていました。寒い日には温かい食べ物が嬉しいですね。

1月14日(木)   昨日と今日は暖かく過ごしやすい日となりました。昨日は寒の最中というのに「」が降りました。ここしばらく寒い日が続いていたのでびっくりです。日本全国11都府県で緊急事態宣言が発令されました。青森県はまだ余裕がありそうですが、高齢者が多いので爆発的発生が起こればたちまち医療崩壊につながります。でもこればっかりはいつどこでだれが感染しても不思議ではない状況になりました。三密ならぬ連絡を密にして乗り越えたいと思います。しかしコロナに隠れていますが、インフルエンザは一体どこに行ったのでしょう。今年はまだ一人も発生を見ていません。うがい手洗いが徹底されるとこんなに違うのでしょうか。それともインフルエンザウイルスとコロナは一体なのでしょうか。恐るべしコロナウイルス。

さて、今日は油淋鶏(ユーリンチー)と野菜がたっぷり入った野菜納豆がメインです。油淋鶏は鶏のから揚げに甘酢をかけたもののようです。我が家ではあまり中華を食べないのでよくわからないのですが、ケンタッキーのから揚げとはちょっと違うようです。トマトやレタスも添えてあり彩は抜群、食欲をそそる一品です。納豆はもやし・ほうれん草・人参などが入り体にはいいようですが、私は納豆のみに卵を入れてがつがつ食べたい方なので野菜はいらないかな?子ども達はこれにチーズが入ると余計に食欲が出るそうです。味噌汁はこれから彼岸にかけて旬になる「ふのり」が実でした。ふのりはこの辺の海の岩にびっちりは張り付いて生える海藻で、あまり大きくなると味が落ちるといわれます。今日のふのりはちょうどよい加減で口の中に海の香りがあふれる逸品でした。

1月13日(水)   今日は「おにぎりの日」。我が園では伝統的に毎週水曜日はお握りの日になっています。40年以上も続けてきましたが、「やめてほしい」という声はあまり聞こえてきません。20年以上前に以上児の「完全給食」を導入したときも「ふだん子供に手をかけてあげられないからせめておにぎりの日だけは残してほしい」と言われ、新制度の導入により給食費が徴収になっても「おにぎりの日は残してほしい」といわれ現在につながっています。仕事がどんなに忙しくても我が園の保護者は毎週水曜日には「おにぎり」を持たせてくれます。本当にありがたいことだと思っています。年に一度保育参加日がありますが、その日が「水曜日」に当たった時は俄然保護者の参加が多くなります。いわば「おにぎりの敵情視察」的なところもあると思います。今日は子ども達が持ってきたおにぎりを二つほど写真に収めました。ふりかけをまぶしたコロコロおにぎりと雪だるまを模したおにぎりです。そのほか個性的なおにぎりが沢山ありました。子ども達はおかずには手をつけず、真っ先におにぎりをほおばります。今日は「鮭のちゃんちゃん焼き」と「厚揚げの肉そぼろ煮」がメインでした。自分の食べる量をおにぎりに合わせて盛り付けてもらいます。すまし汁は「とろろ昆布」でした。家庭ではあまり食べないようなので保育園では頻繁に食べるようにしています。これは食べ方に一工夫しなければ後に事件が起こることがあるので要注意です。今日も都会のコロナ拡大をよそにランチルームにだんらんのひと時がありました。

1月12日(火)   昨年末から寒さが緩むことはありません。ここ2週間は毎日「真冬日」です。最低気温はついにマイナス10度を超えました。最近は住宅事情も良くなっているので「水道管凍結」などはほとんどないようですが、つい10年位前までは水道管凍結は普通に起こっていました。学生時代、東京にいたころ「八戸は寒くなると水道が凍るんだよ」といったら「そこは日本か」と言われたことを思い出します。でも今週は一時的に寒さが緩み、最高気温はプラスに転じるようです。雪の量も少しは減るのかなあと期待しています。さて、本日の給食は、子ども達が大好きな「ラーメン」。しかも「はちのへラーメン」です。八戸ラーメンは今から30年くらい前、桜木町のある個人食堂から始まりました。八戸には以前からおいしいラーメンがありましたが、このラーメンで「町おこし」をしようと発案されたのです。味は煮干し出汁の醤油味。具材はシンプルにチャーシューとシナ竹、なくてはならないのが「なると巻」と「焼きのり」。麺は細麺でちぢれ麺。軽塩梅で2杯くらいは簡単に食べられます。値段はワンコインで食べられる500円でした。その昔、私がまだ高校生だったころ、街中に「味の名店街」という通りがあって、そこの2階に店名は忘れましたが「100円ラーメン」がありました。その頃は大体ラーメン1杯が300円から400円していました。貧乏学生だったのでよくそこでラーメンを食べたものです。やはり煮干し出汁の醤油味。薄く小さいチャーシューとシナ竹、透けて見えるくらいに薄く切ったなると巻。縮れた細麺が「ズズズー」と喉を潤します。大学に入って帰省した時にはもうありませんでした。その後大規模な都市計画があり、近代的な建物が建ちましたが、昔の八戸は今と違って活気があり、高校生も堂々とパチンコをしていたような気がします。話がそれました。八戸ラーメンには本当は「ごはん」が一番合いますが、今日はスクランブルエッグとごぼうと油揚げの炒め煮でした。栄養のバランス的には問題ないようですが、私には「ラーメンライス」が一番ぴったりします。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緊急事態宣言 in 我が家

2021-01-08 13:29:46 | 日記

久々登場の園長です。

 昨日、1都3県に新型コロナウイルスの緊急事態宣言が下されました。これで2回目になる宣言ですが、前回とは比べ物にならないくらい感染者が増えています。「遅い」とか「小出し」とかいろいろ言われていますが、感染が少なくなるのは良いことだと思います。ただ、経済が絡んでいるので難しい問題だと思います。

 また、日本各地に大雪警報、暴風警報など冬ならではの警報が発令されていますが、新型コロナもかかわっているのでにっちもさっちもいかない模様です。「数年に一度」「何十年に一度」「百年に一度」など「これまでに経験したことがない危険」を表す言葉が頻繁に使われるようになりました。今回の暴風雪も「数年に一度の大雪」だそうで日本海側は大変なようです。今年の日本列島は大雪の兆候がある・・・と我が町内の長老がのたまわっていました。根拠は「カマキリ」。長老曰く「昨年はカマキリが低いところで産卵していた。今年は草の高いところにカマキリの卵があった」。カマキリは冬の積雪に合わせて卵を産む場所を変えているそうで、1昨年は低いところに卵があり、雪はほとんど降りませんでした。今年は一転、地上から50センチ以上の高さに卵が多数あったそうです。長老たちは「カマキリの予兆」と呼びこの現象を重要視しているそうです。そのせいか、昨年末から今年初めにかけて北陸地方、日本海側を中心に大雪に見舞われています。八戸は太平洋側に位置しているので安心していましたが、カマキリの予兆がある限り油断できません。

 昨夜の暴風雪は、戸締りしていても風の音がすごく、我が家の骨組みがきしんでいました。網戸に雪が絡みつき見るからに「大雪」という感じでしたが、実際の降雪量あまり多くなく、強風に飛ばされた雪が「吹き溜まり」になり、たまったところは50センチにも達していました。隣近所の方々も雪かきに参加し、何とか道路(我が家から幹線道路までは約70メートル)まで除雪しました。我が家の前は坂道になっており、毎年3回以上は車が上まで登れないことがあります。私の車を除き、近隣の皆さんの車はすべて「4WD車」で少しくらいの雪では立ち往生しません。つい燃費がいいことにつられてFF車を買ってしまったのが運の尽きのようです。今度買うときは四輪駆動車にするか、はたまたこのこの家を放棄し低い場所に移るか、思案のしどころです。もうすぐ「はちのへえんぶり」の季節です。夏は「三社大祭」が中止になり、冬はえんぶりが無くなると観光業にも影響しそうです。何より私たちの楽しみがなくなることが一番寂しい思いです。早く収束してほしい新型コロナウイルスです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする