評価 
（3点/5点満点）
他人の目や他人の意見をいちいち気にするよりも、余計なことは軽く聞き流す生き方。
ひろゆき氏による「気にしない生き方」です。
僕は周りの人たちを基本「見下しモード」で眺めています。このモードでいると、他人から何か言われてもそんなに気にならず、ストレスフリーで過ごすことができるんです。（はじめにより）
人生の悩みが消え、本当の幸せを手に入れるための賢い習慣が語られています。
評価 （3点/5点満点）
19歳から32年間やってきた放送作家を辞める決意をした鈴木おさむさん。
・48歳のときに「50歳になったら辞める」という思いが頭に閃いた。
・40代後半から、おもしろく生きられてないなと思ってしまった。
・ここ数年、人として振り切って生きられていないなという思いがずっとあった。
・SMAPが解散してから、自分の中で120％の力が、入りにくくなってしまった。
・辞めてからは、これまでやれなかったことを、拾っていくかのように、やっていこうと思う。
・肺の持病も抱えているので、もっともっと身体をいたわって生きていこうと思う。
仕事を辞めるなんてこれまで考えたこともなかった方にとっては、働く意味や人生の目的を振り返り、これからの自分の幸せを考えるヒントになるかもしれません。
【my pick-up】
◎仕事を辞めることを想像してみる
今の仕事を辞めることで、大きなストレスになっている「嫌いな人」「苦手な人」に会わなくなることは、まず、気持ちをリセットしてくれます。人間関係をリセットすることが出来る。これはとても大きなことだと思うのです。
そして日々の「○○しなきゃ」がなくなることにより、時間の選択肢が出来る。日々の中で「○○しなきゃ」の積み重ねが、自分の人生の自由と選択肢を奪っているのです。
日本人のワークライフバランスが変わってきている中、40代を過ぎて、自分の生活を第一にして、その生活、ライフスタイルにあった仕事を選び直すというのもこれからは大事だなと思います。
◎出世は寂しい
仕事の結果だけで出世する人と、出世を目指して出世する人とでは大きく違います。残念ながら、出世を目指して出世する人の方が多い気がします。
仕事の結果だけで出世をしている人って、上の人からしたら「怖い存在」だと思うんですよね。自分に媚びることなく結果だけで将来を生む。
逆に出世を目指している人は社内の政治を覚えて、それだけを意識して人と付き合っていく。上の人だってそういう人の方が気分がいい。自分の位置を奪う人ではなく、自分がいつか譲りたくなる人ならばいい。
そうなると、結果だけで認められる人のよからぬ噂なんかを上司の耳に入れて、妨害しようとする。
◎拾って生きる
僕は二度目の人生を生きながら、これまでの51年間の人生の中で、出来なかったことを、これからの時間の中で拾っていくことを楽しみにしています。まず、親に対して出来てなかったことをやろうと。気づけば、実家に行っても母親とさほど会話もしていません。自分の息子とはすごく会話するのに、母親は空気のような存在になっている。だから実家に帰った時には、意識して話そうと思う。
そして、体のケア。僕は友人にインプラントの名医を紹介してもらい、歯の治療をしっかりしようと思います。歯が良くないと、食べ物も食べられずに人生の楽しみが減っていく。次に目です。仕事を辞めたら、老眼鏡を作り、目のケアをすることにより、本と漫画を読みまくりたいなと思っています。
