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評価 (3点/5点満点)
けっして「超一流」ではない平凡なサラリーマンの安部礼司(あべれいじ→アベレージ)さんは、どうしてみんなに愛されているのか?
毎週日曜夕方5時からTOKYOFM系をはじめとする37局ネットでオンエアされている人気ラジオドラマ『NISSANあ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~』。平凡なサラリーマン・安部礼司が職場や家庭で巻き起こす「きわめて平均的な」日常のドラマは、2006年の放送開始以来、10年以上の長きにわたって全国のラジオファンの共感を呼び続けています。
この本は、そんな「きわめて普通な団塊ジュニア世代のサラリーマン」安部礼司が、日々の中で大切にしているであろう事柄を分析し、ポイントごとにまとめたものです。
平均的サラリーマンの最強の生き方、その秘密は「ゆるさ」にあります。そこに堅苦しさはまるでありません。
この本を読めば、周りを色眼鏡で見なかったあの頃が、蘇ってくるでしょう。そしてまた、月曜から明るい気持ちで仕事に取り組めるはずです。
【my pick-up】
◎一緒に働く仲間は、一度の失敗くらいで追い詰めない
サラリーマンは助け合いだ。いつなんどき自分がミスをして窮地に立たされるかもしれない。少なくとも、仲間は追い詰めちゃいけない。ひとは一度許したら、一度許される。
◎どんなときでも定時で退社を目指す
部下がいるのならなおさら「定時で退社」にこだわるべきだ。部下を持つくらいの立場になるとわかってくる。時間をかけりゃいいってもんじゃない。仕事だけじゃなく、世の中のすべてにあてはまる真理だ。「定時で退社」実現のために何より大切なのは、決断のスピード感。だから部下には常に「速い上司」と思われたい。