まぁ、本当に世の中「スムージー」流行りで、どこを向いてもスムージーですね。
さて、このスムージー、甘くて美味しくて簡単に作れて、しかも酵素も摂れて(酵素ジュースについてはこちらをご覧ください)、ダイエットにもなるという夢のような飲み物!って本当でしょうか?
本当にカラダのためになっているのでしょうか?
元祖グリーンスムージーといえば、「う~ん、まずい!」のCMで有名になった青汁ですね。
青汁健康法は昔からあって、西式健康法を基本にした故甲田光雄先生が提唱された甲田療法が有名ですね。マクロビオティックにも通ずる食事療法で、私も甲田先生の著書をいくつか読みましたし、講演会にも行きましたよ。青汁を用いた健康法ですが、ちゃんとデメリットも考慮したメソッドになっています。
今でも、TVショッピングや通販で根強い人気はあるものの、「青汁」というひびき、いかにもおしゃれじゃないし、美味しくないというイメージが強いためか、グリーンスムージーほどの大ヒットとはなりません。
青汁をもっと飲みやすくしたのが野菜ジュースでしょうか。
野菜ジュースもあの手この手の商品開発でメーカー各社が競っています。
それだけ、日本人は健康という言葉に弱い・・・つまりは、健康ではないという意識があるのでしょうね。
まぁ、これらが人気を呼ぶのは、野菜を食べれば健康になるという、健康神話がもたらしているのかもしれません。もちろん、野菜は大切ですが、もっと大切なのは穀類を摂るということを私たちは忘れてしまっています。健康の秘密は実はそこにあるのですけどね。
さて、みなさんは野菜ジュースのph(ペーハー)の値をご存知でしょうか?
phと言うのは、酸性かアルカリ性かの判定をするものです。ph7が中性で、それよりも数値が高くなるとアルカリ性、低くなると酸性となります。
さて、カラダにいいと言われる野菜ジュースはだいたいph4くらい。立派な酸性食品です。
もちろん、ミネラルがありますので、アルカリ性食品とうたわれておりますが、phで見ると酸性になります。
私たちの歯が虫歯になる原因はいくつかありますが、口腔内のphが5.4を切りさらに酸性になると歯は溶けはじめ虫歯ができ始めます。
ph4の酸性野菜ジュースを毎日口腔内に入れるということは、もちろん虫歯を引き起こす原因になるのです。野菜そのものをよく噛んで食べる分には、弱アルカリ性の唾液(約ph7.4)と中和させ、口腔内を洗い流しますから、虫歯のような問題は起きにくいのです。梅干しのような酸度の強い食品、思い出すだけで唾液が出てきますよね。日本人が、梅干しを一日一個食べる分に虫歯が起こらないのは、この唾液のお陰なんですよ。
野菜ジュースの危険性は、噛まないことに原因があるんですね。
そして、話題のスムージーですが、みなさん、かならず果物と一緒にミキサーにかけませんか?りんごやバナナを入れて、その上にはちみつや砂糖をいれて、甘くして飲みやすくしているはずです。
この甘みがさらなる危険を誘発します。
野菜の酸味に加え、甘味のもたらす害とは?
私たちの口腔内には、虫歯菌であるミュータンス菌が住んでいます。
このミュータンス菌は、口腔内に入ってくる甘味が餌になります。この餌を摂取してどんどん増殖します。
ミュータンス菌も生き物ですから、食べたら排泄物を出します。この排泄物が、とても強い酸性なのです。
この酸によって、私たちの歯は容易に溶けてしまうのです。
酸性の野菜ジュースに果物や砂糖類の甘味を入れて、さらなる虫歯のリスクを高めてしまっているスムージー。毎日、そんな危険に晒されている歯にとっては迷惑な話です。スムージーは虫歯になるリスクの高い食品なのです。
私たちは、医療の充実により、歯を失っても義歯などを用いて、直接的にイノチに繋がっているという意識がうすれてしまっていますが、野生の動物たちは歯を失うことでイノチを落とす、と言われるぐらいイノチと歯が密接な関係をもっていることを体現しています。
動物たちは、格闘によって、牙や歯を折ったり失ったりすることがありますが、食べ物によって歯を失うというような愚かしいことはいたしません。
私たち人間が本来主食として食べる穀類を全粒の状態で摂取する限り、歯を磨かなくても虫歯にはならないのですが、雑食である私たちは、主食の主食たる量を摂取せず、様々なものを食べることで、口腔内の問題を持つようになり、さらに、現代人は、噛まない(柔らかい、流動食)、甘い(穀類以外の糖質の摂取)食べ物の多食によって、本来持っている噛むという機能を失いかけています。顎が小さい、歯並びが悪い、歯を失う、呼吸システムが狂う・・・。
スムージーを表現するときに、「甘くておいしくて、しかも野菜が摂れてヘルシー」などと言っていませんか?
スイーツ感覚のスムージー、飲むならたまのお楽しみにされた方が、カラダのためになりますよ。
さらに、スムージーはカラダを冷やします。
また、生野菜によってはシュウサンの強いものもあり、果物でもバナナは最たるものです。胆石などの原因になっているとも聴きます。
それから、健康法と言うものは、誰にでも効くものではなく、体質や体調、体格、年齢、性別、季節、環境などなど、ひとりひとり、条件は違います。
まず、ブームと言うものはよ~く考えて取り入れなくては、思わぬ落とし穴があるようです。
マクロビオティックな歯医者さんからの提言・・・・スムージーは虫歯をつくります。
歯肉炎、歯周病もね!
さて、このスムージー、甘くて美味しくて簡単に作れて、しかも酵素も摂れて(酵素ジュースについてはこちらをご覧ください)、ダイエットにもなるという夢のような飲み物!って本当でしょうか?
本当にカラダのためになっているのでしょうか?
元祖グリーンスムージーといえば、「う~ん、まずい!」のCMで有名になった青汁ですね。
青汁健康法は昔からあって、西式健康法を基本にした故甲田光雄先生が提唱された甲田療法が有名ですね。マクロビオティックにも通ずる食事療法で、私も甲田先生の著書をいくつか読みましたし、講演会にも行きましたよ。青汁を用いた健康法ですが、ちゃんとデメリットも考慮したメソッドになっています。
今でも、TVショッピングや通販で根強い人気はあるものの、「青汁」というひびき、いかにもおしゃれじゃないし、美味しくないというイメージが強いためか、グリーンスムージーほどの大ヒットとはなりません。
青汁をもっと飲みやすくしたのが野菜ジュースでしょうか。
野菜ジュースもあの手この手の商品開発でメーカー各社が競っています。
それだけ、日本人は健康という言葉に弱い・・・つまりは、健康ではないという意識があるのでしょうね。
まぁ、これらが人気を呼ぶのは、野菜を食べれば健康になるという、健康神話がもたらしているのかもしれません。もちろん、野菜は大切ですが、もっと大切なのは穀類を摂るということを私たちは忘れてしまっています。健康の秘密は実はそこにあるのですけどね。
さて、みなさんは野菜ジュースのph(ペーハー)の値をご存知でしょうか?
phと言うのは、酸性かアルカリ性かの判定をするものです。ph7が中性で、それよりも数値が高くなるとアルカリ性、低くなると酸性となります。
さて、カラダにいいと言われる野菜ジュースはだいたいph4くらい。立派な酸性食品です。
もちろん、ミネラルがありますので、アルカリ性食品とうたわれておりますが、phで見ると酸性になります。
私たちの歯が虫歯になる原因はいくつかありますが、口腔内のphが5.4を切りさらに酸性になると歯は溶けはじめ虫歯ができ始めます。
ph4の酸性野菜ジュースを毎日口腔内に入れるということは、もちろん虫歯を引き起こす原因になるのです。野菜そのものをよく噛んで食べる分には、弱アルカリ性の唾液(約ph7.4)と中和させ、口腔内を洗い流しますから、虫歯のような問題は起きにくいのです。梅干しのような酸度の強い食品、思い出すだけで唾液が出てきますよね。日本人が、梅干しを一日一個食べる分に虫歯が起こらないのは、この唾液のお陰なんですよ。
野菜ジュースの危険性は、噛まないことに原因があるんですね。
そして、話題のスムージーですが、みなさん、かならず果物と一緒にミキサーにかけませんか?りんごやバナナを入れて、その上にはちみつや砂糖をいれて、甘くして飲みやすくしているはずです。
この甘みがさらなる危険を誘発します。
野菜の酸味に加え、甘味のもたらす害とは?
私たちの口腔内には、虫歯菌であるミュータンス菌が住んでいます。
このミュータンス菌は、口腔内に入ってくる甘味が餌になります。この餌を摂取してどんどん増殖します。
ミュータンス菌も生き物ですから、食べたら排泄物を出します。この排泄物が、とても強い酸性なのです。
この酸によって、私たちの歯は容易に溶けてしまうのです。
酸性の野菜ジュースに果物や砂糖類の甘味を入れて、さらなる虫歯のリスクを高めてしまっているスムージー。毎日、そんな危険に晒されている歯にとっては迷惑な話です。スムージーは虫歯になるリスクの高い食品なのです。
私たちは、医療の充実により、歯を失っても義歯などを用いて、直接的にイノチに繋がっているという意識がうすれてしまっていますが、野生の動物たちは歯を失うことでイノチを落とす、と言われるぐらいイノチと歯が密接な関係をもっていることを体現しています。
動物たちは、格闘によって、牙や歯を折ったり失ったりすることがありますが、食べ物によって歯を失うというような愚かしいことはいたしません。
私たち人間が本来主食として食べる穀類を全粒の状態で摂取する限り、歯を磨かなくても虫歯にはならないのですが、雑食である私たちは、主食の主食たる量を摂取せず、様々なものを食べることで、口腔内の問題を持つようになり、さらに、現代人は、噛まない(柔らかい、流動食)、甘い(穀類以外の糖質の摂取)食べ物の多食によって、本来持っている噛むという機能を失いかけています。顎が小さい、歯並びが悪い、歯を失う、呼吸システムが狂う・・・。
スムージーを表現するときに、「甘くておいしくて、しかも野菜が摂れてヘルシー」などと言っていませんか?
スイーツ感覚のスムージー、飲むならたまのお楽しみにされた方が、カラダのためになりますよ。
さらに、スムージーはカラダを冷やします。
また、生野菜によってはシュウサンの強いものもあり、果物でもバナナは最たるものです。胆石などの原因になっているとも聴きます。
それから、健康法と言うものは、誰にでも効くものではなく、体質や体調、体格、年齢、性別、季節、環境などなど、ひとりひとり、条件は違います。
まず、ブームと言うものはよ~く考えて取り入れなくては、思わぬ落とし穴があるようです。
マクロビオティックな歯医者さんからの提言・・・・スムージーは虫歯をつくります。
歯肉炎、歯周病もね!
正しいグリーンスムージーは、砂糖やハチミツは入れません。(もちろん、牛乳や豆乳も入れません)
また、硝酸による腎臓の石灰化は、有機お葉野菜を使うことによってリスクが高まりますので、私のクラスでは無農薬無施肥の葉野菜を推奨しています。
本来は一種類の葉野菜を全体の6割くらい入れますし、飲み慣れてくると果糖の多い果物の量はどんどん減ります。
そして、絶対にゴクゴク飲みません。しっかり咀嚼するように、唾液と絡めながらゆっくりと、食事の前に少し時間を空けて飲みます。
また、飲んですぐは一時的に体は冷えるかもしれませんが、正しい方法で飲んでいると、代謝が上がりますので、結果体温は上がってくるケースが多いです。
飲み始めは解毒が始まり、好転反応で症状が出るケースも少なくありませんし、体のつくりは十人十色、100%の方に必ずしも合っていると断言することはできませんが、それは何に関しても言えることだと思います。
ぜひ参考に、グリーンスムージーの提唱者、ビクトリア・ブーテンコ氏の「Green For Life」を参考になさってください。ただ、書いてある内容、私も100%とは思っていませんが、概ね理解できる内容だと思います。