マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

マクロビアンは虫歯にならない、はず。その2

2006年06月20日 20時40分10秒 | ブログ内歯科相談
昨日の書き込みで、久司系マクロビアンを敵に回してしまったと(笑)周りで心配の声が聞こえます。

いいえ、決して批判をしようとしているわけではありません。診療室で毎日患者さまを診ていますと、虫歯になる人、歯槽膿漏になる人の食生活にはやはり共通する問題点が見えてくるのです。

私たちが歯科の立場でマクロビオティックを選択したのは、はっきりと玄米を食べることと砂糖を一切取らないの2点において正しいと感じたからです。

そして、歯科だからこそできる係わり合いを大切にできる(つまり皆さんが健康で喜んでくださる)のがマクロビオティックの食事法だったのです。
私たちは、ストイックに上記2点に関して決して曲げることのないものとして捉えてきたところがありますので、この点に妥協点を見出すつもりがないのもちょっと強引に聞こえるゆえんかもしれません。

マクロビアンだって、虫歯になってもいいし、お病気になっても何のお咎めがあるわけではありません。現に私だって、ちょっと気を緩め邪食が続くと風邪を引いたり熱を出したりするわけですから・・・。でも、虫歯にはならないのです。歯をそんなに磨かなくってもです。

これは、やっぱり糖類の選択と摂取の仕方にかかわってくるのではないでしょうか。

話は反れますが、マクロビオティックが宗教と違う点は、「絶対」がないところではないでしょうか?
ノンアニマルといっても、場合によっては白身なら、川魚なら、貝類なら、有精卵ならと箍をはずします。ノンシュガーといっても、米飴なら、甘酒なら、メープルシロップなら、甜菜糖なら・・・。
そこに落とし穴があるのです。誰が箍をはずし、誰が許容するのか。
桜沢先生の教えでしょうか?
いいえ、私(あなた)自身なのです。

あなたは、岩石のような意思の強さをお持ちですか?

米飴なら、米由来だからいいのよ、いいのよ、いいのよ・・・。知らず知らずのうちに糖類の取りすぎになっていやしませんか?

この続きはまた明日。



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2 コメント

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Unknown (katia)
2007-04-01 13:15:13
砂糖の陰とお酒の陰はよく同じような陰性にたとえられますよね。たとえば、動物性などの極陽をとったさいに反動で欲しくなるものの代表として。ではお酒も、虫歯の原因になりうるのでしょうか?それともお酒は違いますか?
katiaさん☆ (たま)
2007-04-02 00:48:04
お酒と砂糖の害ですが、
お酒の排毒は2日ぐらいで済みます(なっても二日酔い)が、砂糖の排毒となると数年かかると言われます。

でもお酒も質を選ぶことが大切です。
ビールならば麦芽とホップだけで作られているもの。
また、日本酒なら純米酒ですね。

そして、毎日となるとやっぱり問題が起きるでしょうね。

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