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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

歯周病と全身疾患を考える

2012年06月06日 19時37分55秒 | 庵主の日記
今日は、松見歯科診療所「よい歯をつくり隊全国キャラバン」の一環として
地元香川こそ、しっかり思いを伝えていかなくてはと
診療室に併設している食養塾 無何有庵にて「歯周病と全身疾患」についてのセミナーを開催いたしました。

わらの船越さんやてんつくマンがお知らせくださったお陰で、大阪から、岡山からと県外の方も来て下さり、やっぱり地元香川だけではありませんでしたが(笑)、院長、歯科衛生士の思いを伝えることが出来たのではないかと思います。

船越さん、てんつくマン、お声掛けくださった皆様、そしてご参加のみなさん、ありがとうございました。

歯周病とは簡単に言いますと、歯の根元を支えているのは顎の骨ですが、歯根の周りの骨が溶けていく病気のことを歯周病と言います。

先週の土曜日だったか、四国新聞のコラムに
インプラントでも歯周病になるというような内容の記事が載っていましたが、
松見歯科の臨床でも、歯周病でお悩みの方のお口の中にインプラントが入っておりぐらぐら状態で
「あ~、お金ずいぶんかけたんだろうなぁ、お気の毒やな・・・」ということが良くあります。

松見歯科ではインプラントをおすすめしてはいませんが、反対のことが良く起こります。つまり、インプラントではないご自身の歯の歯周病治療をしてまいりますと、当然、溶けていた歯根の周りの骨が回復するわけですが、なんと、同時にインプラントの部分の骨も再生し、インプラントが助かっていくのです。

これは、松見歯科の治療が対処療法ではないことを意味しています。

対処療法というのは、その部分の問題のみにスポットを当てて治療するものですが
松見歯科での歯周病治療は、歯科の分野のみに終わらず、何故歯周病になったのかという根本原因から改善をしていきます。
そのひとつとして食事の指導があります。
食事の改善なくして歯周病の完治はありません。
ですから、歯石の除去などのポケットのお掃除やブラッシングだけでなく、食事の内容にまで言及してまいります。もちろん、そのほかにも様々なアドバイスをさせていただき、ここは本当に歯医者さんですか?と良く言われます(笑)。

その結果、一般の歯医者さんが抜歯と診断した重度の歯周病が、90%以上の確立でご自身の歯を残し、歯周病完治ということが実現いたします。

松見歯科では、歯周病学会認定の歯科衛生士を筆頭に、県下でも一、二の技術と経験を持つ、歯周病治療専門の歯科衛生士が、丁寧な治療と指導を行います。

対処療法的な再生技術による治療ではありません。
カラダ全体の再生能力を高めるための治療です。
ですから、歯周病と併せ持っている疾患まで改善していくのです。

歯周病でお悩みの方、インプラントや義歯の前に、ご自身の歯が本当に抜かなくてはいけないのかどうかをしっかり判断いたしましょう。
そして、歯周病の治療は、早ければ早いほど歯を失うリスクが減りますし、治療費も抑えることができます。悩む前に、ぜひ歯科相談を受診してください。

きっと、笑顔の毎日を取り戻せますよ。


































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