修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

池の原から吾妻山を歩く

2019-09-19 06:51:08 | 山歩き

  池の原で秋の花々を堪能した後、吾妻山への登山道を辿りました。上りは好天でじりじりと肌が焼ける程に暑い天候でしたが、山頂に着く頃になって俄かに島根県からのガスに巻かれて島根県側の眺望はもとより比婆連山もガスに隠れてしまいました。広島県側の眺望は開いていましたが、休暇村へ下山する頃になって弱い雨が降り始め、山もガスに隠れてしまいました。〔9月15日(日)〕

↓ 吾妻山へと伸びる登山道脇に大きなツリガネニンジン(ユリ科ツリガネニンジン属)の株がありました。背後の吾妻山の稜線は晴れていました。


↓ 登山道脇にヤマハッカ(シソ科ヤマハッカ属)が咲いていました。手で触ると芳香が手に移りました。


↓ 登山道で高度を稼ぎ、山頂から下る稜線の肩まで上がりました。ススキ越しに池の原が望めました。


↓ 稜線の肩から山頂に向かう登山道の真ん中にイブキトラノオ(タデ科イブキトラノオ属)が見事な姿勢で咲いていました。
 

 ↓ 登山道脇のブッシュの中にタンナトリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)の群落がありました。

↓ 稜線の登山道沿いはイヨフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)が花盛りで、さながらフウロソウ・ロードといった趣でした。


↓ 登山道沿いのブッシュに骨太なサラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)が点在していました。


↓ 中腹の湿原にもアケボノソウ(リンドウ科センブリ属)の群落がありました。

 ↓ 中腹の湿原の外縁を飾っていたのはシラヤマギク(キク科シオン属)のようです!

 ↓ 登山道の中腹から正面に猿政山(1,267.7m)が、その左奥に高野毛無山(1,155m)が望めました。
 

↓ ここでもアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)が最も美しい頃合でした。

↓ 吾妻山(1,238.4m)の山頂の到達する頃に、俄かに島根県側からガスが湧き眺望が閉ざされてしまいました。


↓ 三連休の中日の日曜日とあって、吾妻山山頂には沢山のハイカーの姿がありました。

 ↓ 吾妻山の山頂から望む池の原、備北の山並みの大眺望です!

 ↓ ガスが晴れて奥出雲町の谷間が望めました。

 ↓ ガスが開けて大膳原の先の比婆山(御陵)(1,264m)から池ノ段(1,279.5m)へと続く稜線が望めました。

 ↓ 吾妻山の山頂の片隅にリンドウ(リンドウ科リンドウ属)が咲き始めていました。

 ↓ 下山路でママコナ(ハマウツボ科ママコナ属)に出会いました。


↓ 稜線の肩付近のススキの原越しに備北の山並みを望みました。

 ↓ 登山道脇にマルバハギ(マメ科ハギ属)が咲き始めていました。


↓ 下ってきた池の原で、ツリガネニンジン(ユリ科ツリガネニンジン属)の群落に出会いました。


↓ 池の原に咲くタムラソウ(キク科タムラソウ属)の群落です。吾妻山の稜線がガスに巻かれ始めています。

 ↓ 池の原を散策中の家族連れの姿がありました。背後の吾妻山はガスに巻かれてきました。


↓ 休暇村吾妻山ロッヂの傍の草地に咲くマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)とウメバチソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)です。背後の池の原はもう霧に巻かれています。

コメント
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