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修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

深入山(1,152.7m)を歩く~たっぷり汗を掻いて

2020-08-31 06:56:41 | 山歩き

 8月末が迫るもまだ猛暑日が続いています。この暑さで山歩きも儘ならず暫く山歩きに出掛けていなかったので、久しぶりに大汗を掻きに深入山を歩いてきました。勿論本来の目的は夏から秋の花々に出会うことでした。多くの花々に出会えましたが詳細は改めて紹介させて戴くこととして、今日は山頂付近の秋めいた風情をご覧に入れます。〔8月29日(土)〕

↓ 夏雲湧く深入山山頂をバックして南登山道沿いに咲くハバヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属)。

↓ 山頂直下のススキの原越しに西中国山地核心部の恐羅漢山、十方山方面を望む!

↓ 標高1,152.7メートルの深入山の山頂です。後方に臥龍山~掛頭山の山稜が横たわっています。

↓ 山頂直下の百畳岩からは西中国山地の核心部の絶景が望めます!

↓ オミナエシ咲く東登山道から日の陰った山頂部を見上げました。酷暑の中、日が陰ると随分と心地良く感じます。

↓ かつて東登山道のランドマーク的な存在であった赤松の大木は、今は枯れ木となってもなお目立つ存在です。

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太田川の畔で~安野花の駅公園、程原橋

2020-08-30 07:01:26 | 散歩道

 芸北の山に向かう途中に安野花の駅公園に立ち寄りました。ここは太田川中流域のすぐ畔。暫し太田川の情景に心を寄せた時間を過ごしました。〔8月29日(土)〕

↓ 8月末とはいえこの日も酷暑の一日!晩夏の花の駅公園には際立った花はありませんでした。

↓ この日の安野花の駅公園に咲いていた唯一と言ってよい花は百日紅(ミソハギ科サルスベリ属)の花でした。

↓ 園内に幾本かの百日紅の樹がありましたが、その全てがピンクの花でした。そういえば、今年はピンクのp百日紅の花をあまり見ていませんでした。

↓ 花の駅公園から歩いて数分で太田川の河畔に出ました。この辺りに嘗て対岸に渡る船着き場があったと聞いています。地名も船場!風のない朝で、水面に周囲の景観が映り込んでいました。

↓ この辺りの太田川は深い渕を形成しているようでした。青緑の水が渕の深さを表しています。

↓ 河畔の狭い平地に集落が形成されています。古の街道筋が今も集落のメインロードです。

↓ 集落の佇まいは狭い道ながらも落ち着きがあります。

↓ 太田川河畔や集落の中を回って再び安野花の駅公園に戻ってきました。廃止になった可部線安野駅は深い谷間の駅であったようです。

↓ 安野花の駅公園から2㎞ほど太田川を上流方向に遡ったところにこの地域では珍しい沈下橋の程原橋があります。久々に訪ねました。

↓ 上流側の橋の様相です。

↓ この辺りの太田川の水も綺麗に澄み切っています。

↓ 程原橋は長さ約130メートルで、右岸の程原集落と左岸を通る国道191号を結ぶ生活道として使われているようです。ただし通れるのは人、自転車、電動車のみ。

↓ 左岸側に見物客がバイクで来られてようです。残念ながらバイクでこの橋を渡ることは出来ません。

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ヒゴダイ咲く里は棚田広がるタタラの郷

2020-08-29 05:59:27 | 散歩道

 「ぼにばなの丘」のある庄原市比和町三河内(みつがうち)地区は現在では伸びやかな棚田が広がる桃源郷のような安寧に満ちた郷です。江戸時代のこの地区では「鉄穴流し(かんなながし)」という技法で砂鉄採取が盛んに行われていたそうです。この地区の周辺部とはちょっと異なる広やかな棚田は、その時堆積した土砂や削った斜面を整地して田畑にしたもののようです。〔8月26日(水)〕

↓ 夏空の下伸びやかで広々とした棚田が広がる三河内の郷です。

↓ 今では見事な棚田が広がる三河内地区です。ここでは岩を削り水路や川を利用してその岩石中に含まれる砂鉄を分離していたと言われています。背後の高い山は滑石が採れる勝光山(947.4m)。

↓ 棚田の中に点在する民家の周辺にある森のような小さな丘は「鉄穴残丘(かんなざんきゅう)」と呼ばれる「たたら製鉄」の名残です。削り残された岩山の跡のようです。

↓ 棚田の最奥部の小和田東の付近から棚田と山地の境目を振り返りました。

↓ 棚田の中央部から棚田北側の核心部を眺望しました。中央部の川沿いに「鉄穴残丘」が並ぶように点在しています。

↓ 棚田の中央部の集落を遠望しました。

↓ 「ぼにばなの丘」のある慶雲寺を棚田の中から遠望しました。本堂後背の盛り上がった森が市指定の天然記念物の「慶雲寺シラカシ林」です。本堂手前の小山は「鉄穴残丘」です。

↓ 慶曇寺の門前から見下ろした集落から続く石段の参道。この参道沿いに「ぼにばなの丘」があります。

↓ 慶雲寺の裏手のシラカシ林から眺めた三河内の棚田です。

↓ 慶曇寺の直ぐ東側にある築後250年と言われている古民家です。

↓ この古民家は現在「長者屋」という宿泊施設として利用されています。

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ヒゴダイ咲く「ぼにばなの丘」を訪ねる

2020-08-28 06:20:01 | 散歩道

 熊野神社を後に狭い山道を走って標高1000メートル余の山を越えてこの数年通っているヒゴダイの花の咲く「ぼにばなの丘」を訪ねました。ヒゴダイは環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ種に分類されている希少植物ですが、広島県庄原市の山間のこの里では「ぼにばな」(盆花)と呼ばれ、かつては盂蘭盆の季節にお墓に供えられる花であったようです。〔8月26日(水)〕

↓ 「ぼにばなの丘」と呼ばれている保護地でオミナエシと共に咲くヒゴダイ(キク科ヒゴダイ属)です。

↓ 青空の下で陽光に照らされた姿がこの花には相応しい!

↓ 2メートルを超える高い茎の先球状の花を付けます。青空の下で輝きます。

↓ 満開のオミナエシの花をバックに咲くヒゴダイです。今年は花期が遅れて、盂蘭盆には間に合わなかったようです。

↓ 瑠璃色の大きな球状に咲きました。咲き方にバリエーションがあるようですが、多様な咲き方がまた楽しいものです。

↓ 美しく調和したヒゴダイの青とオミナエシの黄の図です。この日の朝NHKテレビでここが紹介されたことから、いつもとは異なり多くに見学者の姿がありました。

↓ 一緒に植えられたオミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属)の花も満開でした。

↓ 広々とした田園風景をバックにした立地にある「ぼにばなの丘」です。

↓ 隣地ではもう萩の花が咲いていました。季節は秋へ・・・・!

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熊野神社と境内を飾る晩夏の花々

2020-08-27 00:43:19 | 散歩道

 久し振りに備北に出掛けました。先ずは老杉繁る熊野神社にカリガネソウなどの晩夏の花々を訪ねました。熊野神社(広島県庄原市西城町熊野)は伊邪那美神の御陵のある比婆山を遥拝するための神社で今も多くの参拝者を迎えています。〔8月26日(水)〕

↓ 樹齢1000年を超える老杉が林立する熊野神社の参道を登り行きます。

↓ 社叢林には11本の広島県が天然記念物に指定した杉があります。そんな老杉の囲まれるようにしてこじんまりとした表門が建っています。

↓ 表門を潜って石段を上がると拝殿があります。

↓ 拝殿の後方の森の中にある「盤境(いわさか)」。天平5年(733年)に熊野神社の前身である比婆大神社が創建されるまで、比婆山御陵の祭儀がここで行われていたと伝えれていると聞きます。

↓ 熊野神社拝殿の後方に森に咲くカリガネソウ(クマツヅラ科カリガネソウ属)に今年も出会えました。

↓ 5枚の花弁があり、うち下側の花弁が舌状になっており模様が入っています。雌蕊、雄蕊ともに亜アンテナ状に伸びた先端にあるとのことです。

↓ カリガネソウは1メートルにも満たない丈の草で、高さ数センチメートルの小さな花をたくさん付けています。

↓ 路傍を彩っていたトチバニンジン(ウコギ科トチバニンジン属)の実!

↓ ヌスビトハギ(マメ科ヌスビトハギ属)の花です。

↓ 参道に構える老杉群。右奥の杉が広島県第2位の巨樹(胸高周囲8.1m)、左手前の杉が広島県第3位の巨樹(胸高周囲7.8m)。

↓ シシウド(せり科シシウド属)が満開!

↓ ツルボ(キジカクシ科ツルボ属)が淑やかに咲いていました。

↓ ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)とカタバミ(カタバミ科カタバミ属)のコラボ!

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