修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

「哲学の道」を歩く

2018-10-31 07:20:05 | 散歩道

  銀閣寺に参拝する前後に「哲学の道」を散策しました。左京区白川通今出川の銀閣寺道から永観堂に近い熊野若王子神社までの約2㎞の琵琶湖疎水に沿った小道です。哲学者の西田幾多郎などが散策したことから名付けられたと言われています。〔10月27日(土)〕

↓ 銀閣寺道の「哲学の道」の北側入口です。

 ↓ 銀閣寺への参道が左に分れますが、「哲学の道」は疎水に沿って熊野若王子神社に向けて伸びていきます。

 ↓ 疎水沿いに幸せ地蔵尊(弥勅院)が安置されていました。

 ↓ 沿道に植えられた関雪桜(画家橋本関雪が京都市に寄贈した桜)は色付いていました。

 ↓ 疎水には水藻が育ち、鯉などの魚も見えていました。

 ↓ 沿道に安置された石仏。

 ↓ 疎水を渡って法然院に寄り道しました。

 ↓ 法然院への参道です。

 ↓ 法然院山門

 ↓ 法然院は椿の名所ですが、椿の花のない今はフヨウ(アオイ科フヨウ属)の花が飾られていました。

 ↓ 法然院の本堂にも、多くの外国人観光客の姿がありました。

 ↓ 山門を入って直ぐの法然院境内には清めの水を模した白砂壇がありました。

 ↓ 法然院を出て「哲学の道」に復帰しました。

↓ 大豊神社への入口の大豊橋付近の「哲学に道」の佇まいです。

 ↓ 大豊橋の上流部にサザンカ(ツバキ科ツバキ属)が咲いていました。

 ↓ サザンカの花に蜜を吸うキチョウの姿がありました。

 ↓ 熊野若王子神社入口、ここが「哲学の道」の南端でした。

 ↓ 熊野若王子神社

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久々に銀閣寺を訪ねる

2018-10-30 08:11:38 | 散歩道

 友人に会うために京都へ。少し早めに京都に入って銀閣寺を訪ねました。室町幕府8代将軍の足利義政が造営した東山文化を代表する山荘跡です。随分と久々の銀閣寺でした。見事に整られた庭園の回遊のほか、特別公開中の堂宇や襖絵なども見たかったのですがこちらは既に定員オーバーとのことで諦めざるを得ませんでした。ちょっと残念!〔10月27日(土)〕

↓ 錦鏡池(きんきょうち)に影を落とす世界遺産・国宝の銀閣寺(観音殿)です。

↓ 石畳の路の奥にある総門から境内に入ります。

↓ 総門を入り右に曲がると銀閣寺垣と呼ばれる高く切り揃えられた生垣が続きます。

↓ 境内に入ると直ぐに銀閣(観音殿)が目の前に現れます!

↓ 銀閣の1層は住宅風様式の「心空殿(しんくうでん)」とのこと。錦鏡池の面して落ち着いた庭が造営されています!

↓ 本堂(方丈)前に築かれた「向月台(こうげつだい)」。向月台の上から東山に昇る月を見たと言われれていますが、往時はこんな形ではなかったのでしょうね!今の形になったのは江戸時代後半からとか!

↓ 本堂(方丈)前に広がる波状に白砂を盛り上げた造形の「銀沙灘(ぎんしゃだん)」。これも室町期・東山文化の華のひとつ!?

 ↓ 窓越しに見る銀沙灘!

 ↓ 樹齢500年の「千代の槙」越しに見る苔の庭園。銀閣寺の庭園は西芳寺(苔寺)の庭園を模して造られたといわれており、苔の庭園もなかなかに秀逸です。

 ↓ 「洗月泉」と名付けられた風雅な泉!

 ↓ 錦鏡池に浮かぶ白鶴島(はっかくとう)越しに見た国宝・東求堂。その奥に松の樹に隠れた本堂(方丈)が続いています。

 ↓ 東山の麓に残る漱蘇亭(そうせんてい)跡。今も足利義政公が愛用したという井泉が湧き出ています。

 ↓ 「お茶の井」の湧水。足利義政公のお茶用の湧水といわれています。

 ↓ 東山の一角の展望所から俯瞰した銀閣寺庭園です。門前の街並みの先に吉田山も見えています。

 ↓ 展望所から見下ろした銀閣(観音殿)です。禅様式の仏堂である上層の「潮音閣」の様子がよく分かります。

 ↓ 全面が苔に覆われた庭園内の小山です。

 ↓ 何でもないような光景がまた美しい!

 ↓ 外国からの観光客の姿が多い銀閣寺でした。

 ↓ 東山文化の華! ついうっとり!!
 

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伯耆大山~宝珠尾根は黄金色の世界

2018-10-29 08:00:31 | 山歩き

 秋の伯耆大山を訪ねる時、9年前に出逢った宝珠尾根の錦色の紅葉を思い出します。あの時以降、伯耆大山の紅葉では宝珠尾根のそれが一番と思い続けています。今年もその紅葉に逢いたくなって出掛けました。9年前には大山主稜の縦走までやりましたが、今回は大人しく中宝珠越までのピストンとして、純粋に紅葉見物に徹しました。今年の宝珠尾根の紅葉も素晴らしく、自然の織り成す妙を堪能できました。〔10月25日(木)〕

↓ これぞ宝珠尾根の紅葉! 尾根筋のブナと下生えの樹々が全面黄金色から錦色に染まります。

 ↓ 大山寺の街から大神神社の境内を抜けて、後背の深い森の中にある分岐から下宝珠越への道を採りました。

↓ 下宝珠越への谷間の樹々も色付き始めていましたが、まだ黄色を主体とした若々しい紅葉でした。

↓ 谷筋を登るに従って樹々の色合いも濃くなって行きました。下宝珠越直下の森の色合いも良くなってきました。

 ↓ 下宝珠越です、標高1,140m余。これから紅葉した宝珠尾根を辿って中宝珠へと向かいます。

 ↓ 宝珠尾根に乗って早速に錦色に紅葉した森が現れて絶句! この光景に逢いたくてやって来ました!

↓ 宝珠尾根の紅葉の魅力は高いブナの樹の枝と下生えの灌木の二段構造の紅葉が見られることです。

↓ 元谷に下る西面の深い斜面にも黄金色の森が広がっています。元谷から見上げても素晴らしい色合いかと思います!

 ↓ 将に二段構造の紅葉の森を眺めながら尾根筋を登って行きました。

 ↓ 黄金色の樹林の先にはやや霞んではいましたが大山主稜の北壁が聳えていました。

 ↓ 中宝珠越手前から上宝珠越手前のピーク越しに大山主稜の北壁を望みました。


↓ 紅葉した樹々越しに見る三鈷峰(1516m)です。

 ↓ 紅葉した森越しに見た三鈷峰からユートピアにかけての尾根筋です。今回は残念ながらそこまで足を伸ばせませんでした。

 ↓ 中宝珠越の手前の展望所までで今回は引き返すこととしました。下山路でも黄金色の宝珠尾根を楽しめました。


↓ 黄金色~錦色の贅沢な宝珠尾根の空間を抜けて下山して行きました。

↓ 下山途中に元谷に迂回してみました。生憎の曇天下の日陰となって北壁と紅葉の絶景のコラボレーションは楽しめませんでした。

 ↓ 大山寺に下山して見上げた大山主稜と三鈷峰です!夕刻になって晴れてきたようでした!
 

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伯耆大山を訪ねる

2018-10-28 10:21:23 | 山歩き

 山上が紅葉の季節を迎えた伯耆大山を訪ねて黄金色に染まった宝珠尾根を歩いてきました。宝珠尾根の樹林帯の模様は改めて纏めることにして、先ずは麓から見上げた山の秋景色を並べてみました。〔10月25日(木)〕

↓ 大山周回道路の鍵掛峠から見上げた大山南壁です。南壁の下の樹林帯はすっかり紅葉していました。

↓ 稜線部に懸かっていた霧が徐々に晴れてきて稜線が少しづつ見えてきたようです。

↓ お馴染みの御机の集落から見上げた大山南壁です。

↓ 桝水高原のスキー場の下から見上げた大山西面です。まだ紅葉は桝水高原までは下ってきていないようでした。

↓ 大山寺の集落から見上げた午後遅くの大山・弥山の山頂部と北壁です。

↓ 大山寺の集落で出逢った紅い実を付けたナナカマド(バラ科ナナカマド属)。

↓ 大山寺集落の駐車場から見上げた弥山から三箇峰までの大山の稜線です!

↓ 米子自動車道・溝口インターチェンジ近くの棚田から見上げた大山の雄姿です!

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臥龍山~菅原林道を歩く

2018-10-27 06:38:44 | 山歩き

 聖湖キャンプ場登山口から西尾根ルートを登った臥龍山(1,223.4m)からの下山には菅原林道を辿りました。 よく整備された林道で、沿道の景観も優れているので楽しく歩けるお気に入りのルートです。登山で敢えて林道を選ぶことは稀有なことですが、菅原林道は曲折があって距離は長くなっても快適で所要時間が短いことも確実です。〔10月24日(水)〕

 ↓ 樹々は葉を落としてもう冬の訪れを待つばかりの臥龍山々頂です。

 ↓ 山頂から千町原へ下る正面ルートを辿ると、直ぐにまだ紅葉した葉の残る樹林帯に入りました。

 ↓ ちょうど9合目辺りまで菅原林道が伸びてきており、その終点部に出ました。

 ↓ 菅原林道の終点部に湧く雪霊水の水汲み場です。山頂直下ながら清水がコンコンと湧いています!

 ↓ 9合目から千町原へと伸びる尾根筋も見事に紅葉していました。ここに千町原コースの正面登山道が通じています。

 ↓ 雪霊水を後にして西日の射す菅原林道を辿って下山の途に就きました。

 ↓ 菅原林道沿いにある名高いブナの古木ですが何故か既に葉を落としていました。樹勢が衰えていないことを願うものです!

 ↓ この季節の菅原林道は紅葉した樹々のトンネルの中を抜けて伸びています!

 ↓ 沿道の森では黄金色をしたブナの古木を数多く見るが出来ました。

 ↓ ここは黄金色の樹々のトンネルです!実に気持ち良い道です!!

 ↓ 背の高いブナの古木のお出ましです!巨木や古木を追って林道を歩くのも楽しいものです!!

 ↓ 菅原林道歩きはここまでです。左手のブナの古木の足元から聖湖キャンプ場への登山道が分岐しており、後はその道を登山口まで辿ります。

 ↓ 西に傾いた秋の陽が射し込み笹の葉にその光が反射する中を下って行きました。

 ↓ 国道191号線沿いにある登山口で無事下山しました。聖湖キャンプ場はすぐのところです。

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