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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「よってきましょ」

2022-08-19 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「よってきましょ」

「よってきましょ」は「お寄りください」の意。

例文1
「たまにゃー よってきましょ」=「たまにはお寄りください。」
「えんりょ しなんで よってきましょ」=「遠慮はしないでお寄りください」
「かいも の けえり に よってきましょ」=「買い物の帰りにお寄りください」
「えんりょ しなんで いい  よってきましょ」=「遠慮はしなくてよいからお寄りください」
「かいしゃ の ちかくにきたら おちゃ ぐれー いれる  よってきましょ」=「会社の近くに来たらお茶ぐらいは入れますのでお寄りください」
「かいも おやし たら いろいろ ほうこくする こん も ある  よってきましょ」=「買い物が終わったら報告することもありますからお寄りください」
おらとこ の ちかく に きたら うまい こーひー いれる  ちょっと よってきましょ」=「我が家の近くに来たら 美味しいコーヒーをいれますからちょっとお寄りください」

例文2
※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
織田信長 「こんちは。
      ひでちゃ いたかい。」
豊臣秀吉 「あー いたんね
      のぶちゃ ちょうどいいとこいきた。
      ことしつけたなっぱが いいぐあいにつかったもんで これからおちゃのむとこ
      よってきましょ。」
織田信長 「そうかい
      ほんじゃー ちょっとよばれてのませてもらうわい。」
例文2の標準語(?)訳
織田信長 「今日は。
      秀吉さん居ますか。」
豊臣秀吉 「はーい 居ますよ。
      信長さん 丁度良い所へ来ました。
      今年漬けた野沢菜が良い具合に漬かりましたのでこれからお茶を飲むところですよ。
      どうぞお寄り下さい。」
織田信長 「そうですか。
      それではちょっと(寄らせていただいて)ごちそうになります。」


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