岩窟竜王/新居浜祭り

 ほんとうにそうかな? ©澁谷かのん

また休み、残念無念です。

2018-03-14 | WEBLOG(分類面倒)
僅かな期待と、そうそう事はうまく運ぶまいという諦念を抱きつつ見守ってきたが……、やっぱりお休み勧告をいただきましたか。残念です。
残念ですが、ワンチャンあるかも~と期待していた程度。案の定でした。
しかし、あっちもお休みなのは気の毒です。主犯はこちらだったのに申し訳ない気がします。

ギルティ/ノットギルティについての「芯」を見い出しにくいですね。
こっちはそりゃあ申し開きして「浮く」罪状とは思ってませんが、あっちはそうじゃないでしょ?

15年と17年では確かに17の方が重いでしょう。おそらくですが車庫から戦闘体制で出立したら悪意あり、と見做されたんでしょうか。じつに微妙なさじ加減かもしれませんね。

まぁあんなもこんなも運営協議会の決定事項にすぎないわけですよ。
気にせず出たらいいんですよ。17日午後に平成最後の感謝奉納をしたらどうでしょう。時間の障壁は必要でしょうけども。
その夜、中須賀は西原西町本町が工場前から帰ってくるのを花園で待ち、大江は丸ニで東町新須賀を待つのです。2017にかけた迷惑を謝して明日<みょうにち>の激励を行なう、なんてことくらいは、お目こぼししてくれませんかね? 次の日に未練を残したりしないためにも当日中に撤収しますから、ダメ?
コメント (2)
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クルマと呼ぼうかタイヤと云うかコマとも聞くが

2018-03-05 | WEBLOG(分類面倒)
新居浜祭りに投げかけられる疑問のなかで、もっとも多いのが「ジャージ……。変だ、祭りの衣装でしょうに。いったいどういうセンス?」というものだね。回答にはいろいろあるようだがほぼバリエーションは出尽くしている。
内容の程度はともかく、質す方が「善き祭りのあり方」を念頭に置いての問題提起である場合も多いが、単に揶揄したりSAGEたりしたい向きからの砲撃もこれまた多い。今日はその後者を援護射撃したいわけではないが、君ぃこれも変だと思わないかね? と自ら急所を晒してみたいと思う、あぁもっと苛めてください、というマゾ趣向。はたと膝を打つかもよ。

祭りに「なぜゴムタイヤを?」というものがそれ。
新居浜(およびこの辺)以外のどこに大型自動車のホイールにゴムタイヤを付けた車輪を履いている山車があるのか。皆無とはいわないが、そう多くはなかろうて。あったとしても幔幕等で隠す仕様であって、あからさまに見せているところはほぼあるまい。通常、山車には木の車輪ですわな。木材ではどうも強度が怪しいので、接地する枠の部分を金属で巻いて補強したりする。ぎしぎしと音を立てながらスムーズでない走行状態であることも多く、その音自体はいつ壊れるのか的な味もあってなかなかよい。

だがしかし、新居浜(およびこの辺り)ではデフォルトがゴムタイヤだね。西条のミコシを除いてほとんどすべてがそれだ。重量物件を支えて動かすには小径なものでは困るとみえて、画像のように大型トラックに使われるホイールとタイヤが使われているのだ。確かに山車というか車両の車輪としては合目的で高機能ではある。
木車では着車して差し上げなどは凡そ不可能だろうし、エアタイヤならではの「揺さぶり」は大きな魅力だが、それが木では望めない。なにより運航が滑らかにできるし省力も図れる、これらは長所だ。だが外見はどうか。ゴムタイヤは豪華でも絢爛でも勇壮でも華麗でもない。なにか実用一辺倒であたりまえのように無骨。これらは可視化されている短所なので、ちょっとなんとかならないかと願う、少し色気がほしい----。

土橋のものだが、こんな課題に対して最良といってもいい回答である。巴紋と塗色が華美すぎなく抑えられていて好感が持てる。もしナット部分が巴印と同色にできていたら百点満点か。だがどこまで行ってもゴムタイヤはゴムタイヤなので、優雅さや趣はおよそ醸し出せていない。
そこを危惧し案じた者から現れたのが、中筋の御所車風特殊ホイールカバーであることは、諸兄には納得頂ける点だろう。ただ今のところ何か無理してヨソイキの革靴を履いている感があり、G系お馴染みの過剰感が強いのが惜しいところか。そのうちに慣れて無理が消えてくるとは思われる。

2017年における中須賀の武装最終工程がゴムタイヤへの空気充填だったのは興味深い。なるほどパンク等があっては目も当てられない不手際だが、しかし。空気を「満タン」に入れきることができなかったようで戦前戦中ともに空気圧が足りない状況に見えた。重武装と乗員過多によってタイヤ二本ではもはや支えきれない重量にまでなっていたのかもしれない。タイヤをサイズアップするなり四本とするなりの改善の要があるのか。

この世に生み出された目的はトラックのシャーシを支えることだったのに、何かの偶然で山車を支えることになったタイヤおよびホイールに、もし感情があればどう思うのだろうか。
荷物を載せて日本中を走り回りたかったと残念がるもしれないし、一般のトラック部品としてよりは愛着をもって扱われることに満足するのかもしれない。


以下は付録。一時期タイヤそのものに興味が湧いて採取したけれど、やがて面倒になってしまい中座してしまった裸データがある。完成の目途が立てられないので、未完成でみっともないがやっつけフィールドワークとして羅列する。

口屋(2009)
215/70 R17.5  ヨコハマ RY103
キャップなし ボルト3本 ホイールカバーあり

西町(2009)
225/90 R17.5  FALKEN R1-158
特製西町紋ホイールキャップ

久保田(2010)
225/80 R17.5 LT  ブリヂストン
ホイールはノーマル

西原(2013)
225/80 R17.5 ブリヂストン M890
ホイールをメッキ加工のうえ鳳凰の紋(センチュリー用?) 

新田(2013)
ブリヂストン ラジアル V-STEEL RIB 230
ホイールはメッキ、三菱のマーク

松の木(2013)
225/80 R17.5 ブリヂストン M880
ホイールはメッキ加工

池田(2018)
225/80 R17.5 トーヨー M140
ホイールをメッキ加工、中心に三つ巴紋

本町(2018)
225/60 R17.5 ヨコハマ
ホイールをグレー塗色
コメント
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