【阿吽の呼吸】
声をかけるわけでもないのに息がぴったり合っていることの雅語的表現、2014年10月17日の工場前が典型例。差し上げて見栄とメンチを切った後に粛々と帰る東町、滑らかに道を塞ぐ大江。
【朝山端】
こんな力士が高砂部屋にいる、ボディビル出身。醜名は本人の名字に由来していて「あさやまばな」と読むのは少し惜しい。2016年九州場所では序二段優勝した。
【雨】
地上での天候のひとつで大気中の水分が水滴となって降る状態。これが三日間降り続いたりするとすべての人の心は折れ、意気消沈かぎりなく落胆ひとかたない。どんなに強靱な精神の人間でもこれには勝てずどんなに武闘派の太鼓もてんで勝負にならない。
【アナウンス】
さぁー入ってきたぞー。一番、太鼓の、大江太鼓だーい。差し上げたー。房がゆれているぞー。
〈同意語〉蛇足。不要。見たらわかるわ。うるさい黙れ。沈黙は金。
【陰謀論】
おおよそすべての物事には影に黒幕や裏で糸を引いている腹黒い実力者がいてその者の都合のよいように操っていると考えること。またその操りは用意周到かつ水一滴も漏らさぬ巧妙さなので常人には抗いがたく陰謀自体に気づくこともままならず、ひいてはその陰謀に気づくことはできる自分は冴えた人物であると理解することまで含む。その気になればどんなことでもこれを用いて説明つけることのできる万能な解読ツール、こじらせると危険。
〈例〉あの絵を描いたんは近藤とその一巻きよ。あいつらまんまと乗せられてばかじゃわ。
【牛】
牽かれていると善光寺に行けたりする動物。角が装飾品になったりするし肉は焼かれて食されたりする。人が乗っているわけでもなく聖獣霊獣のたぐいではないのに喜光地上幕に居る。
【エル=クラシコ】
el clasico (西) サッカー界における「伝統の一戦」の意、少なくとも親世代から続いていないとこう呼ばれてはならない。カルメッシVSアマリーヨ、ブランコVSベルデの対戦のこと。
【海老フライ】
名古屋人の大好きな海老にパン粉を付けてからりと揚げた料理のこと。尻尾には衣をつけないがこのせいで尻尾は食されずに皿上に残されることが極めて多いのは憂慮される事態である。名古屋の結婚披露宴では海老が大きければ大きいほど讃えられるらしいが、逆に海老が小さいと不満たらたらともなるらしい。先々代田ノ上の名古屋城幕には鯱ではなく海老フライが乗っていたという噂がある。
【エビ天】
魚介のすり身を素揚げにした料理で当地の名物ともされる、つけた甘さが強くて海老の風味はあまり感じられない。似た名の料理にエビ団子というものがあるがこちらになると海老らしさは完全に消失しているのでなんちゃって海老とされるべき。
<類語>わらび餅
【M3】
渦井川近く、国道11号線南側にあるスーパーマーケット。店名がその昔はママイというものでM2へ変わって2015年には建屋も新たにM3となって営業中。M3としたのはM1とはマルナカ、M2がマルヨシのことなのでとも言われるが、これは当地での歴史を無視した乱暴なあて推量である。駐車場が中萩と大生院の太鼓が出逢う貴重なかきくらべ場所であって、廃止や閉鎖の噂が何度となく流れては心配されたが、なお健在で今日に至っている。
〈類語〉人工生命M1号
【大生院女子高校】
コミックおよびアニメ作品の『咲-Saki-』で登場した学校で、第71回全国高等学校麻雀選手権大会の愛媛県代表。大会組み合わせ表にその名称を見ることが出来る。残念ながら初戦で剱谷高校に敗退したものと思われ、活躍場面はない。設定資料によるとメンバーの名前が先鋒喜来、次鋒上本郷、中堅下本郷、副将岸影、大将飯積となっている。今後は『シノハユ』で登場する可能性があるので要注目。
【帯】
腰の部分で締めてハッピが乱れないようにする紐。近年まったく使用されなくなっているが、紐がないと前をはだけているしそれはだらしないものであって、境内では似つかわしくないとの認識はまだ当地には生じていない。子供太鼓においては重宝されている。柔道の試合中ではその用をなさなくなってしまうが試合が終わると改めて締め直して身ぎれいにする意味合いを持たせる。最初期に締めた事実が確認されるのは、ルーク・スカイウォーカーで知られるジェダイの騎士達。
【親の心子知らず】
うちの息子だっきゃ学校の友人の手引きかしらんけんど新須賀についてしもたわや(涙)
〈反対語〉蛙の子は蛙
【オリジナル8】
病院前かきくらべに居たことのある八台のこと。サッカーJリーグが発足時からある10チームをオリジナル10などと称しているがその歴史はたかが20年程度。
【オリャー】
ちょうさじゃ~の声に続き発する掛け声。2~3人のリズムキーパーが出すならまだしも数十人が唱えていてはむしろこちらの方が音量が高くなる傾向にある。家虎でもあるので避ける方がよい。