「ねえ、お願い。今度、 ストウブの鍋 買ってよ-」
朋美は、そういいながら、出来上がった剛の お弁当の 蓋を 閉めた。
「ストウブで 作ると 唐揚げも ふっくらジューシー やわらかいんだって」
、
「今の唐揚げだって とってもおいしいじゃん、なんだよ ストウブっストウブって 突然さ」
剛は ワイシャツを 着ながら、台所にやってきた。
「だから、 祥子も 瑠璃も 持ってるんだって。
みんな 持ってるから 私も欲しいのよ。」
、
「またか~。 朋美は 二言目には、「 みんな 持ってるんだもん♪」 って、そんなおそろいにしたいのかよ」
、
この間は、 アンドロイドから 「みんなアイフォンだから」、と 携帯を変えたし、
その前は、「いまどき、掃除は、皆 ルンバだよ。持ってないなんて 恥ずかしいじゃん」
その前は 「祥子は、沖縄旅行だし、瑠璃は グアムだよ。 うちらは どこ行く? 」 だった。
、
「鍋なんて 誰に見せるわけでもないじゃんか。
もう 朋美の言うことばっかり 聞いてられないよ。
俺だって 新しい スーツ 欲しいし・・・」
、
「ストウブの かっこよさ、わからないかな~。 ちゃんと お料理するから。
見た目のテンションって 大事じゃん♪
週末 アウトレットでも いこうよ。
剛のスーツも 見ようよ。ねっ」
、
週末、三井のアウトレットの ストウブの鍋の前で、
「 カレーは 出来たてでも 2日目の カレーの味が しますし、
煮物は、 無水で できるので、 味が 深みがあります。
揚げ物は、外は カリッと 中は ふんわり。
お弁当とか 冷めたときに 味が はっきり わかりますよ」
お姉さんの 説明に きらきら目を輝かせながら 聞いている朋美に、
「ふざけんな 2万かよ」
とは、言えない剛でした。
✾✾✾ お弁当~~~~~~~✾✾✾✾
♪ だてまき
♪ 鶏からあげ
♪野沢菜 にぎり
♪サトイモの 煮物
♪ なすの甘辛焼き
♪きゅうりとかにかまの ハム巻き
♪かまぼこの 飾り切り
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☆お弁当に 伊達まき ・・のレシピ
☆ストウブで、揚げ物
途中、蓋をします。
水滴は 落ちますが、大丈夫です。←やけどしない という意味で(笑)
焦げすぎることは、なく、油も コンロまで はねないので、後かたづけ もラクです。