「亜美、今日のお昼時間ある?
亜美が行きたがってた 銀座のレストラン
予約とれたから 行ってみないか?」
智樹からの 連絡に
「智樹すご~~い♪ 行きたい 行きたい! 絶対行きたい!」
と 即 返事を した 亜美。
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智樹は 私が 行きたいところ、 したいこと なんでも わかってくれている。
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楽しいことを 探す才能は ぴかいちで、一緒にいて とてもハッピーになれる 彼氏でした。
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「亜美、今 海で びゅーんて垂直にとぶ乗り物が はやっているんだってよ。行ってみようぜ」
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「亜美、週末 俺の友達と一緒に ゴルフ行こうぜ」
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「亜美の好きな安室奈美恵のコンサートの チケット とれたぞ」
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智樹の 楽しいことベクトルと 亜美の楽しいことベクトルは 同じ方向を 向いていました。
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智樹が 好きな ワンピースを 来て
はまぐりと春野菜のパスタを 食べながら 亜美は 智樹が次に なにを 考えているのか わくわくしていました。
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「ここさ、子羊のシチューが おいしいんだってな。
追加で 注文しようぜ。」
「おいしいねえ~。ここ 本当予約取れないんだよ。
智樹 ありがとう。
なんか 毎日が サプライズって かんじだよ。」
亜美は おなかも心も 満足し 幸せな気持ちでいっぱいに なりました。
春なので 子羊と筍のシチューは とろとろな子羊が 絶品でした。
お店を出て 銀座の街を ふらふらしよう と 腕をくんだ亜美に
「あっ ちょっと待ってて」
智樹は 亜美の手を 振り払って 小走りで 小さなお店に入って行きました。
どこだろう・・・と 思って 目を凝らしてみると、
「アコム・・・・」
智樹は 慣れた様子で アコムから お財布にお金を しまいながら 出てきました。
悩んだあげく 「友達に 戻りましょう」と 亜美は言ったそうです。