インタビュアを鍛える選手

桜の開花は早まりそうで、地域の桜祭りの日程が気になった、島岡美延です。
今日は、日本初のスポーツ新聞が創刊された日（日刊スポーツ、1946年）だそうです。スポーツジャーナリズムは、どう変わってきたでしょうか。
以前、ラジオでヴェルディの取材をしていました（カズ、北澤、前園、中澤がいた頃）。サッカー専門記者がいつも張り付いていて、私は「ぶらさがり」の一人としてメモを取るのが精一杯。選手も的を射た質問をする記者には、一目置いている、そんな緊張感を肌で味わいました。
最近では、イチロー選手の発言を聞いていると「一流の選手は、一流のインタビュアを欲している」ということを痛切に感じます。
「今日はいかがでした？」、「意気込みは？」、「今後の目標は？」・・・、どうも「手抜き」インタビューが多すぎなのでは！？　映画スターへも「見どころは？」ばかり。「聴く側」が本気を見せなければ、「本音」は引き出せません。