美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

心を病み、ランニングに没頭して

2021年09月30日 07時17分10秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

永田町の論理で新総裁誕生、島岡美延です。

1年間放置の「日本学術会議任命拒否問題」、新首相誕生後に注目。「人の話を聞く」のが得意なのですよね?

孤立し、心の辛さを抱える、そんな人が増えたコロナ禍。心に刺さる物語です。

映画『草の響き(10月8日公開)』をご紹介します。

函館が舞台の佐藤泰志の小説、五度目の映画化。

心に失調をきたし、故郷に戻ってきた和雄(東出昌大)。

見守るのは妻(奈緒)と地元の友人(大東駿介)。医師(室井滋)の勧めで、治療のためにランニングを始める。

雨でも真夏でも、ただ同じ道を走り、記録をつけるうち、和雄の心は平穏を取り戻していく。

ある日、路上で出会った若者たちと不思議な交流を持ち始め…。

夫婦の未来が気になるラスト。その解釈は?

 

 

 

 

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小野田さんをフランス人監督が

2021年09月29日 07時28分29秒 | 姿勢&見た目
W結婚報告で祝福の嵐か悲鳴の嵐か、島岡美延です。
オリ・パラ番組でずっと頑張っていた二人、良かったですね。
総裁選は自分の意思より、最後は派閥の力関係。
こちらは、己の強い意思は「上官の命令がすべて」だったから。
映画『ONODA 一万夜を越えて(10月8日公開)』をご紹介します。
1974年3月、小野田寛郎(ひろお)さんが約30年間潜伏していたフィリピン・ルバング島から帰還。
その史実から着想を得たのは、アルチュール・アラリ監督。
第二次世界大戦末期、秘密戦の特殊訓練を受けた小野田(遠藤雄弥)は、ゲリラ戦の指揮を命じられ、ジャングルに潜伏。
上官の谷口(イッセー尾形)からは「君たちには死ぬ権利はない」と言い渡されていた。
1974年、ある青年旅行者(仲野太賀)が、幻の日本人・小野田(津田寛治)に会いにフィリピンに向かう…。
わずかな仲間と生き抜いた途方もない時間、たった一人になってからの時間。
なぜ、情報を入手しながらも、終戦を信じなかったのか。
小野田さんの人生を想像する174分。
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授業もテストもクラスもない学校

2021年09月28日 07時23分14秒 | 姿勢&見た目
“解除”に向けて走り出した世の中、島岡美延です。
私は「9月末で2回の接種終了」に滑りこみ。ただ「接種済み」を示して行きたい場所はまだ浮かびません。
自分で決めること、どう意識していますか?
「自由」を与えられ、考える子どもたちは…。
映画『屋根の上に吹く風は(10月2日公開)』をご紹介します。
鳥取県智頭町にある新田サドベリースクールに1年間密着したドキュメンタリー。
授業はなく、子どもたちは朝からゲームをしたり、屋根に登って飛び降りたり。
子どもの“やりたい”を一番に尊重する学び舎。
ルール作り、全体運営、すべて子どもが関わり、自分で判断し、解決する力を身につけていく場所です。
学年分けもなく、サポートする大人は“先生”ではなく“スタッフ”。そのスタッフも子どもが投票で選ぶ…!
自由、でも楽しいだけでなく、何か決めるのに気まずい時間だけが流れたり。
方針を理解しつつ不安になる保護者、近隣住民からの訝しげな視線。
豊かな自然の中で成長していく日々は、キャンプの体験とは確実に違うよう。
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今の「群衆心理」はどこへ向かう?

2021年09月27日 07時32分33秒 | 日記、その他
今日の注目は小室圭さんの髪型か、島岡美延です。
総裁選の決選投票、緊急事態とまん延防止は今月末で解除…の流れはほぼ決まり。
テレビで繰り返される言葉はどんな作用をもたらしているのか。
コロナ禍でよく見るようになったEテレ『100分de名著』は、月単位で一冊の本を紹介するもの。
今月はル・ボン著『群集心理』、解説はライター武田砂鉄氏。
“善良な人びとが「群衆」と化す過程を考察し、その特性や功罪を徹底的に論じた本”で、司会の伊集院光もヒートアップ。
書かれたのは1895年。
指導者が“人々から考える力や意欲を奪うために”行う3つの手法を指摘しています。
すなわち「断言と反復と感染」。
なぜ断言できるのか、それは「結果を検証されないとわかっているから」と武田氏は解説します。
さらに嘘でも断言し、反復することで「あたかも真理のように承認される」と。
思い出して下さい、権力者の断言と反復を。
群衆の心理とは“感染する”…、2021年秋、SNSも心理の“感染爆発”に作用する時代。
さて、総選挙です。
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国家の隠ぺいを暴いたのは

2021年09月26日 07時23分21秒 | 姿勢&見た目
居酒屋のシャッターに「いよいよ10月1日再開」の文字、島岡美延です。
コロナ禍の長い月日、国家はどれだけ「不都合なこと」を伝えなかったか。
このドキュメンタリー、他人事ではありません。
映画『コレクティブ 国家の嘘(10月2日公開)』をご紹介します。
2015年、ルーマニアのライブハウス火災で犠牲者が出たこと、覚えていますか?
実はその後、助かったはずの数十人が次々と病院で死亡…。
医師や大臣は最善を尽くしたと説明するも、そこで何が起こっていたか。真実に迫るのは地元の小さなスポーツ紙のジャーナリスト。
見えてきたのは、命よりも利益や効率が優先されていた現実、国家を揺るがす巨大医療汚職事件の闇。
ジャーナリストを讃える市民運動により、大臣交代へ。
映画後半は、熱い使命を胸に就任した若き大臣の執務室にカメラが密着。
医療と政治、メディアが抱える問題に真っ向から迫ったのは『トトとふたりの姉』のアレクサンダー・ナナウ監督。
権力に立ち向かうとはどういうことか。
最後に選挙の結果も。人々の選択は?
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ムーミン、驚きの誕生の舞台裏

2021年09月25日 07時35分54秒 | 姿勢&見た目
東京都立高校の男女別定員を段階的廃止へ、島岡美延です。
今春、男女合同定員なら合格していた女子は約700人。
こんな“伝統”が東京でだけ続いていた、そんな東京でオリ・パラが開催されたんですね。
女性ゆえの苦悩、実はこの人も。
映画『トーベ(10月1日公開)』をご紹介します。
トーベ・ヤンソン、あの「ムーミン」を生んだアーティストの激動の半生。
第二次世界大戦下のフィンランド・ヘルシンキ。
激しい戦火の中、画家トーベ・ヤンソン(アルマ・ポウスティ)は、自分を慰めるように、不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。
やがて戦争が終わり、彼女は爆撃で廃墟と化したアトリエを借り、本業の絵画制作に打ち込む。
ただ、著名な彫刻家の厳格な父との軋轢、保守的な美術界との葛藤で満たされない日々。
若き芸術家たちとの交流の中で、さらに自由を渇望するようになる。
そんな中、舞台演出家のヴィヴィカ・パンドラーと出会い、激しい恋に落ちる。
これがムーミンの物語、トーベ自身の人生が大きく動き出す瞬間だった…。
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10年目の仙台で起きた事件は

2021年09月24日 07時17分34秒 | 姿勢&見た目
三歳児が熱湯をかけられ命を落とす社会、島岡美延です。
今回も通報などあったというのに、繰り返されてしまった虐待。保護者を責めただけでは解決しません。
こちらも「弱い立場の命」を考える問題作。
映画『護られなかった者たちへ(10月1日公開)』をご紹介します。
東日本大震災から10年目の仙台で、全身を縛られたまま放置され“餓死”させられるという不可解な殺人事件が相次いで発生。
捜査線上に浮かんだのは、別の事件で服役し、出所したばかりの利根。
刑事の笘篠が被害者の共通項を見つけ出し、彼を追いつめていく中、第3の事件が…。
中山七里の原作を瀬々敬久監督が渾身の映画化。
10年前に辛い体験をした、容疑者を佐藤健、刑事を阿部寛。
「おかえりモネ」の清原果耶や、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人…、各々が最高の演技をし、物語は驚きの展開を見せます。
被災者の苦悩をわかった気になっていた…、10年という時間はそれを増幅させたかもしれないという厳しい現実。
正面から受け止めて下さい。



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切手を買っていたのは・・・

2021年09月23日 07時19分27秒 | 日記、その他
秋の虫も驚きそうな真夏日予想の秋分の日、島岡美延です。
富士山の初冠雪の記録も取り消されそう。「最も暑かった日のあとの冠雪」を観測するためで、今月の気温の逆転が珍現象を生んでいます。
振り返れば9月に入って急に、冷たい雨が続いた日も。
台風14号の進路も奇妙だったし、「変な気象」を見逃さず、地球の未来を考えたいです。
昨日は大学生の電話事情について書きましたが、彼らに「ハガキの書き方」を指導した時のこと。
宛名をどう書き、自分の住所、名前はどこに書くか、本文を考える以前の問題です。
切手代も想像つかず、ポスト投函も「初めての体験」だったよう。
私自身、季節に合った切手を買い揃え、ハガキ(筆で書いた季節の文字)をまめに出していたのはいつまでだったか…。
来月から、普通の封書やハガキが土曜日に配達されなくなります。
日本郵便の配達業務縮小は止められないでしょう。
送信ボタン一つで瞬時に届くメッセージのスピードにはどうしたってかないません。
街の風景からポストが消える日がきてしまうかしら…。
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「電話」の感覚、この変化は

2021年09月22日 07時09分00秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨夜は輝く満月、今朝は静かな雨…、島岡美延です。
先日、信号待ちで「自転車に乗ってスマホを見る」小学生が。
走り出したらスマホを見てはいなかったけど、いずれ大人の真似をするのでは…。
「ながらスマホ」は想像以上に視野が狭くなり、スピードの出る自転車では本当に危険。
ところで、インターンの大学2年生の男女に、「電話の使い方」を聞いて驚きました。
文字のコミュニケーションが得意な若者も、「大事な話」や「急な連絡」には電話を使うと思っていた私。
なんと、文字の入力が面倒くさくなったら「電話に切り替える」のだそう。
そもそも「長くなると電話代がもったいない」時代ではなく、「ずっと無料」という世代にとって、電話の存在は昔とは全く別モノ。
「ゲームなどしながらつなぎっぱなしにして、時々話す」のが普通。
公園などで、各自でゲームする子どものグループを見ますが、それが“別の空間”になっただけ?
「文字より声のほうが色々わかる」とは言っていたけど、彼らに「会社の電話の使い方」を教えるって本当に大変そう!
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少女が歌にのせて願うのは

2021年09月21日 07時28分52秒 | 姿勢&見た目
8年ぶりに満月の中秋の名月、島岡美延です。
各地でコロナ減少でも3連休の月曜日だったことを忘れずに。
行楽の結果か、夕方にはガソリンスタンドに長蛇の列。
これまでのように「連休の緩み」が現れなければいいけど…。
そんな昨日のラジオに、いまおかしんじ監督が登場。
阪神淡路大震災後の家族を独特な視点で描いた『れいこいるか』が絶賛された監督が手がけたのは11歳の少女の叫び。
映画『にじいろトリップ~少女は虹を渡る~(25日公開)』をご紹介します。
小学5年の晴花は両親とキャンプ場にやってくる。
離婚間近の二人はまたケンカ。
翌朝、一人で森に出かけた晴花は、願い事が叶うという滝を目指して…。
39分の短編、なんと“ミュージカル仕立て”。
初主演の櫻井佑音は人気子役で歌手。11歳の確かな表現力で物語を引っ張ります。
スマホを持つ小学生、大人びた顔を見せても両親の不仲に揺れる姿は“まだ子ども”。
このコロナ禍で、実際に家庭に居場所がない子どもが増えています。
大人たち、ちょっと考えてみませんか。

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