美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

伝統、歴史の裏にある閉鎖性

2023年11月30日 07時23分24秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

あと500日で大阪万博開幕、島岡美延です。あの工事現場、全容が見えない費用。今日からチケット販売、大丈夫?

日大アメフト部廃部を巡り、こんなに歴史があるのに、との報道も。明日は今年の新語・流行語大賞発表。2023年は「伝統ある」特別な存在と思われていたものの「裏の顔」が次々と明るみに出た年、として記憶されるのでは。

旧ジャニーズ事務所。何十年も放置されてきた故ジャニー喜多川氏による性加害問題は海外報道がきっかけ。やっと被害者への補償が動き出したよう。

宝塚歌劇団。25歳団員の自殺で明らかになった、いじめ、パワハラ、特異な上下関係の厳しさ。全団員に聞き取り調査って、話せない人も多いのでは。

歌舞伎。市川猿之助が刑事事件被告になったきっかけも世襲を中心とした独特の閉鎖性からか。

ファンや関係者は「見て見ぬふり」「華やかな面しか見たくない」。問題を指摘するより、利益優先。何かの犠牲の上に成り立ってきたものを見つめ直す時。

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スターとマネージャーの人生が

2023年11月29日 07時32分51秒 | 姿勢&見た目

日大アメフト部は廃部に、島岡美延です。10月1日から11月30日まで「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動」の実施期間でした。ラジオで呼び掛ける中、大麻グミの問題も。後悔する前に「ダメ、ゼッタイ」。

こちらは違う人生になってしまう物語。映画『スイッチ 人生最高の贈り物(12月1日公開)』をご紹介します。クリスマスイブに奇跡が起きる韓国映画。

パク・ガン(クォン・サンウ)は主演男優賞に輝くスター、シングルライフを満喫中。でもイブは授賞式のみ、友で敏腕マネージャーのチョ・ユン(オ・ジョンセ)と飲んでタクシーに。運転手に「もし人生を選び直せるなら?」と聞かれ、翌朝、彼が目覚めたのは見慣れぬ家。そこには幼い双子と妻=かつて別れたはずの元恋人スヒョン(イ・ミンジョン)。自分はトップスターだと主張しても「あなたは小劇場の売れない俳優」と妻に言われ、マネージャーのチョ・ユンは有名な演技派俳優に――。

立場が入れ替わった人生、果たして?

 

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戦後の地獄を生き抜くには

2023年11月28日 07時41分58秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

さらに800億円以上必要な大阪万博、島岡美延です。国会で聞かれなければ説明しない? 以前の万博とは全く意味が違いそう。

戦後の闇市に生きる人々の現実に迫ったのは、公開中の映画『ほかげ』の塚本晋也監督。昨日のラジオで、脚本の変化、撮影秘話を語ってくれました。朝ドラ『ブギウギ』の趣里が演じるのは、半焼けになった居酒屋で暮らす女。

身体を売ることを斡旋する男(利重剛)が時々やってきて、戦争の絶望に抗えず一人、生きるだけの日々。空襲で家族を亡くした子ども(塚尾桜雅)は闇市で食べ物を盗んで生きていたが、盗みに入った女の居酒屋でそこに居着いてしまう。若い復員兵(河野宏紀)が来て、疑似家族のようになる3人。その関係に変化が見えた頃、子どもはある男(森山未來)の仕事を手伝いにいき――。

戦後、心を病んだ人間がどれだけ多かったか。生き抜くすべとは何なのか。戦後、日本人が覆い隠してきたこと、目をそらさないで。

 

 

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父が子どもを送る車に爆弾が

2023年11月27日 07時45分07秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

人質がこんなに小さな子どもたちとは、島岡美延です。両親と再会出来た子はまだ幸せと思わなければいけないなんて。停戦、このまま続いて。

子どもを守る、何があっても――。映画『バッド・デイ・ドライブ(12月1日公開)』をご紹介します。最強の父親、のアクションが似合うリーアム・ニーソン、今回は闘う特殊能力がないビジネスマン(それにしては運転がうまいけど)。リアルタイムで進む91分の緊迫感!

投資会社の共同経営者として日々忙しく大金を動かすマット。息子と娘を学校に送る途中、非通知の電話を受ける。車から降りたら爆発する仕掛けと告げる相手。通報すれば遠隔で爆発させる、とも。平静を装い、ベルリンの街中を走るうち、爆弾魔の要求はエスカレート、妻の身にも危険が? ついに我が子の身に危害が及び、その形相は一変。いったい誰が何のために・・・?

スペイン映画『暴走車 ランナウェイカー』のリメイク、韓国版もよかったけどリーアム・ニーソン、見事。

 

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みなとみらいで、日本フィル

2023年11月26日 07時36分58秒 | 日記、その他

ヴィッセル神戸がJ1初優勝、島岡美延です。1995年1月17日がクラブの活動初日という長い道のり。川崎フロンターレも初優勝まで長かったけど、来月の天皇杯、ぜひ。

長い年月で育まれるものは財産。日本フィルハーモニー交響楽団は横浜での定期演奏会50周年、昨夜の第393回定期演奏会を聴きに、横浜みなとみらいホールへ。

シンガポール出身の首席指揮者カーチュン・ウォン、ダイナミックな演奏を堪能しました。小山清茂「管弦楽のための木挽歌」ではティンパニーの横に銅鑼も和太鼓も。プロコフィエフ「ピアノ協奏曲第3番」ではピアノに福間洸太朗、カッコよかった! 最後はチャイコフスキー「交響曲第6番〈悲愴〉」。この初演の数日後にチャイコフスキーが謎の死を遂げているのだとか。楽器ごとの意味なども開演前の解説で聞いて、より深く味わうことができました。

プレトークや終演後にはクリスマスムードの街も楽しんで。演奏会という非日常が似合う年末年始です。

 

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農場でキャバレー、って実話

2023年11月25日 07時15分42秒 | 姿勢&見た目

吹雪予報の地方もある11月最後の週末、島岡美延です。首都圏は気温の急降下に要注意。

昨日は演劇のパワーについて書きましたが、破産寸前の農場を救ったのもエンターテインメント。映画『ショータイム!(12月1日公開)』をご紹介します。フランスの田舎で起こった実話、衝撃的。

3代続いた農場主ダヴィッド(アルバン・イワノフ)は地方裁判所の判事の元へ出頭する。差し押さえを何とか2か月待ってもらうも途方にくれる帰り道、明るく輝くネオンに引き寄せられるように店の中へ。そこはキャバレー、ポールダンスに圧倒される。そこで思いついたのは、農場の納屋をキャバレーにしてお客さんを呼べば、一石二鳥!? ダンサーのボニー(サブリナ・ウアザニ)に協力を求め、前代未聞の〈農場キャバレー〉作りへの挑戦が始まる!

耳の聴こえないマジシャン、女装すると圧巻の歌姫、心臓が悪い催眠術師、姉妹のダンサーect。ワインとエンターテインメントがあればなんとかなる、フランスからのメッセージ。

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ドラァグクィーンが地球を救う!?

2023年11月24日 07時21分10秒 | 姿勢&見た目

酉の市も終わって今夜から一気に冬の寒さ、島岡美延です。昨日は電車の駅でも巨大な熊手を持つ人々。

出かけたのは花園神社の近く、シアターサンモールでPOCCOPUBURE『朝ドラァ!』(26日まで)の観劇。ラジオ仲間の伊藤真麻さんがプロデューサー、演劇にしかないパワー全開!

2024年9月、世界主要都市に謎の巨大浮遊物が出現。核融合爆発の前兆のようにも見え、爆発すれば人類は滅亡。タイムリミットは3カ月、日本政府は緊急対策本部を立ち上げるも各国の足並みは揃わず。そんな中、新宿2丁目のドラァグクィーンの店では、地球最期の日のカラオケの曲を巡り、真剣に議論中。実は3人のドラァグクィーンは〈最期の日〉を延々とタイムリープしていた。物語の鍵を握るのは2014年当時の中学生?

JAXAも官僚も学者も入り乱れ、地球の未来より政権維持、ニュースの役割、LGBT――。脚本・演出のB.QUIETのセンスに拍手!

 

 

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グリーフケア、考えてみませんか

2023年11月23日 07時30分02秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

10月の暖かさとなる勤労感謝の日、島岡美延です。11月23日、日本記念日協会に今年、新たに登録されたのは「グリーフを考える日」。関西学院大学〈悲嘆と死別の研究センター〉が「死別に伴うグリーフは人生の大仕事、グリーフワークと呼ばれている」として勤労感謝の日に重ねて制定。

まさにそんな人々の証言、映画『グリーフケアの時代に(12月1日公開)』をご紹介します。『瀬戸内寂聴99年生きて思うこと』の中村裕監督が「大切な人を亡くし、心に大きな穴があいていた時に」この作品を引き受けることになったそう。

幼い娘を病気で亡くした看護師、池田小学校事件で娘を亡くした女性、移動式カフェを作って話を聞く住職、複数のがんを患いながら夫が自死した女性・・・。

死と接する職業であっても、身内の死を受け入れ難いというのは、きっと当たり前のことなのでしょう。悲しみを受け止め、どう生きていくのか。必ず訪れる〈死〉にまつわること、考えておきませんか。

 

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出産まで「ポッド」で育てたら

2023年11月22日 07時27分38秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

小春日和の暖かさになる「小雪」、島岡美延です。

11月22日「いい夫婦の日」、二人の会話、ありますか? 映画『ポッド・ジェネレーション(12月1日公開)』をご紹介します。近未来、夫婦に助言するのはAIカウンセラー、そして妊娠は?

ハイテク企業に勤めるレイチェル(エミリア・クラーク)は、最新技術で身体の負担が減る〈ポッド妊娠〉に心惹かれる。一方、時代遅れと言われても自然界の多様性を守ろうと奮闘する植物学者のアルヴィー(キウェテル・イジョフォー)は自然妊娠を望む。葛藤の挙句、持ち運び可能な卵型ポッドで10か月、赤ちゃんを育てることになった二人。男性がポッドをつけて仕事に行くことも可能な新時代の育児、果たして――。

「商品化にもっともそぐわないもの」をテーマにしたというソフィー・バーセス監督。代理母の問題など考えるとなかなかリアル。当然、ポッド妊娠には高額な費用がかかり、格差問題も描かれるSF。

 

 

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奇跡の名作舞台、映画化

2023年11月21日 07時42分37秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

内閣支持率25%前後の世論調査、島岡美延です。予算委員会で首相、大臣、何を語る?

社会のことより目の前の人間関係のほうが難解かも。映画『水いらずの星(24日公開)』をご紹介します。昨日のラジオにプロデューサーも務めた主演の河野知美さんと越川道夫監督が登場。岸田國士戯曲賞受賞の劇作家・松田正隆による奇跡の名作の映画化。舞台では使えなかった「水」で、印象的な場面、時空を描き出しました。

香川に逃げ着いた女には、6年前に長崎で暮らしていた夫(梅田誠弘)のもとから、別の男と駆け落ちした過去があった。ある雨の晩、突然訪ねてきた夫。女のさびれたアパートの部屋で、二人は空白の時間を埋めるかのように語り始め・・・。

164分のうちの多くが部屋の中。「タイパ、コスパ重視」の今を逆行するような時間が流れます。人間って、黙って向かい合っている時間、どうしていいかわからない時間、そう、早送りできない時間を生きている――。「水いらず」って言葉、最近、使いましたか?

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