美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

ダメな奴がヒーローにされて

2018年04月30日 06時46分32秒 | 姿勢&見た目
振り替え休日の月曜日は少し曇りがち、島岡美延です。
先日、ボストンマラソンで優勝し、プロ宣言をしたのは、川内優輝選手。
そのボストンマラソンで爆弾テロが起きたのは、2013年4月15日、まだ5年前です。
辛い事件、テロに屈しない、その象徴になった男性がいました。
映画『ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(5月11日)』をご紹介します。
ゴール近くで、元カノを応援しにやってきた、ジェフ・ボーマン氏。
爆発のあと、病院で目覚めた時に、彼の両脚は切断されていました。
入院中に、目撃したテロ犯人について語り、FBIは犯人を逮捕。
彼は、一気に不屈の精神“ボストンストロング”=ボストン復興の象徴として脚光を浴び、つねに注目される存在に。
でも、不自由な身体で日常生活もままならず、ヒーロ-像と自分とのギャップにいらだち…。
“フツウに男”の苦悩を全身で体現した、ジェイク・ギレンホール。
ジェフ氏とのコミュニケーションも密に、真実の物語を紡ぎ出しました。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和から平成、そして

2018年04月29日 07時28分40秒 | 日記、その他
「昭和の日」もよく晴れそう、島岡美延です。
来年の今日には、“明日で平成も終わり…”、それとも“明後日から、いよいよ三つ目の時代を生きる…”、どっちの気分になっているかしら。
大正生まれの祖母は、その頃101歳…!
普段、「昭和」を意識しないけれど、今月は、東京ディズニーランドが開園35周年のニュース、1988年、昭和63年の出来事だったんですね。
国鉄が民営化されJRと呼ばれる違和感があったのは、1987年、昭和62年。
日航ジャンボ機墜落事故は、1985年、昭和60年のこと。
でも、思い返すとき、西暦で記憶していて、ああ、昭和○○年だったんだ、という感覚。
1989年1月に始まった平成は、もっと換算?しにくくて、ほとんど西暦○○年としか記憶していない気がします。
昭和は戦前と戦後に分かれ、平成は20世紀と21世紀にまたがる感じ。
2019年5月から、私たちはどんな時代を生きるのでしょう。
セクハラ、受動喫煙など、“昭和っぽい問題”は、いい加減、終わりにしたい!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泣き寝入りしない文化

2018年04月28日 07時08分18秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
全国的に晴れて爽やかにGWスタート、島岡美延です。
特別な予定のある人もない人も、ちょっと気分転換の日々へ。
新しい人間関係に緊張が続いていた人は、上手に休んで下さい。
昨日は、生中継の多かった南北会談に大きな注目が集まりました。
こちらも負けずに、300人以上の報道陣を前に語ったのは、サッカー日本代表監督を今月7日に解任された、ハリルホジッチ氏。
先日、空港に着いた直後、“協会にゴミ箱に捨てられた”と通訳ともども涙も見せていました。
昨日の会見はニュースで一部を見ただけですが、「あまりに一方的で納得できない、リスペクトのない協会に、言うことは言う」という会見。
解任自体は、会長の権限だからと認めた上での、解任理由に対しての不満だったよう。
日本人だったら、一方的にクビを言い渡されて、猛烈に腹を立てた、そのあとどうする…?
サッカー協会にしても、財務省にしても、対応が後手後手に回ったあげく、傷は大きくなりました。
当事者が泣き寝入りしない、そんな文化に気づく時代。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被害者をさらに苦しめるのは

2018年04月27日 06時54分42秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
いよいよ、南北首脳会談、島岡美延です。
お互いを非難しあっていた歴史を乗り越えて、前に進めるでしょうか。
昨日は、TOKIOの山口達也メンバー(この表現、やや違和感)が、女子高校生に対する強制わいせつの疑いで書類送検されたことを受け、記者会見。
「未成年からしたら大人の男性は怖かったんだろうな、と。一生忘れられない出来事だったかもしれないと思うと本当に申し訳ない」と謝罪しました。
取り返しのつかないことをした彼の中で、最大限、想像力を働かせて語ったのでしょう。
一方、財務省のセクハラ問題。
一度も謝罪がない、事実を認めない、被害者のほうが悪いといわんばかりの非難。
彼女はさらなる恐怖、辛さ、悲しみをこうむっています。
折りしも、“自分の娘が上司にセクハラされて、闘っている”というある人から、体験を聞きました。
会社側の女性弁護士に「お酒の席で笑っていたでしょ」と言われたそう。
“防御の笑顔”でやめて下さい、と言ったのが、同意?
それが現実。こんな日本の社会でいいの?
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あのスキャンダルの真相は

2018年04月26日 06時41分30秒 | 姿勢&見た目
芸能人は“イメージがすべて”、島岡美延です。
政治家や官僚は、イメージがどうなっても、開き直ればいい?
こちらは、スキャンダルで選手生命が終わったアスリート。
1994年、リレハンメル五輪で起きた“事件”を覚えていますか。
映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(5月4日公開)』をご紹介します。
アメリカのフィギュアスケート選手、トーニャ・ハーディング。
トリプルアクセルも成功させた彼女は、ライバルのナンシー・ケリガン選手を元夫に襲わせ怪我をさせた、とされるスキャンダルの中心人物として、その名を歴史に刻んでしまった…。
トーニャ(マーゴット・ロビー)に過去についてインタビュー、という場面を軸に、厳しすぎる母(アリソン・ジャネイが怪演!)との葛藤、過酷な練習、試合(マーゴットが猛特訓したスケートは見事)のシーンも満載。
スケート漬けの少女が、恋をして結婚。DVもひどかった夫…。
元夫とトーニャの言い分は、いまだに食い違ったまま。
“あの事件”の真相に迫ります!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“ユートピア”はどこにある?

2018年04月25日 06時45分18秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
強い雨と風に要注意、島岡美延です。
「夢の国」というと、どんな想像をしますか?
“被害者が責められる国”は、最もそれから遠いかも。
映画『ユートピア(28日公開)』をご紹介します。
今週のラジオに、伊藤竣太監督と俳優・地曵豪さんが登場。
10年の年月をかけて完成した本作。伊藤監督は、脚本・VFX・編集に加え、主題歌の作詞作曲も担当。
子どもの頃に読んだ童話『ハーメルンの笛吹き男』の中の“130人の子どもが消えた”という内容が、史実であると知った監督は、その続編のような物語を考えました。
舞台は、真夏の東京。
でも雪が降って、ライフラインは途絶。
主人公のまみが出会ったのは、不思議な言語を話すベアという少女。
ベアは、なんと1284年にドイツのハーメルンで笛吹き男(地曵豪)にさらわれた130人の子どもの一人だった。
気がつくと、東京の子どもたちも一人ずつ姿を消していた…。
“ユートピア語”という言語も編み出した、若き才能、伊藤監督の世界観に圧倒されます。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同情する、かばう、すり替える・・・

2018年04月24日 06時55分36秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
夕方には傘が必要、島岡美延です。
世の中、“情けない言葉”が次々と頭上から降ってきて、傘がほしいくらい。
財務事務次官のセクハラ問題は、本人が事実を認めないまま、今日にも辞任という状況。
女性記者が身の危険を感じ、録音した会話をセクハラの証拠として上司に相談するも、放送はされず…。
週刊誌に実態を訴えるに至る決意は、記者生命をかけて、という重大なものだったはず。
その後の世論の反応も相当な覚悟で想像していた彼女でしょうが、まさか、国会議員、大臣経験者から、これほどひどい発言が相次ぐとは!
暴言をツイートし、削除後も奇妙なコメントをした人物を国会議員にしたのは、悲しいけど、有権者。
女性記者の行動を“ある意味犯罪”と語った元文部科学大臣は、講演での発言を野党によって公表されたことを“はめられた”とすら思っているかも。
政治家の発言は、撤回しても、謝罪しても、本心です。
加害者に同情したり、問題をすり替えたり…、男女を問わず、“セクハラ大国・日本”に加担していませんか?
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“世界とのズレ”、“世間とのズレ”

2018年04月23日 07時10分32秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
日差しはほとんどなく、暑さもおさまる月曜日、島岡美延です。
異常な状態が続くと、最初は驚くけど、そのうち慣れてしまう…、そんな感じになっていませんか?
日本におけるセクハラ問題。
財務省トップの発言、対応…、あまりに世間とずれた感覚が次々と指摘され、本当にあきれるばかり。
ただ、その状況が、世界から見ると「日本でもようやく、#Me Tooの動き」などと報じられているよう。
米国務省が先日公表した2017年の「人権報告書」によると、日本について「職場でセクハラが依然として横行している」と指摘。
セクハラへの問題意識が少しでも世界標準に近づくかしら。
“こんな問題で”国会が空転してもいいのか、と考える人もいるでしょう。
でも、セクハラも公文書改ざんも、どう考えても“こんな問題”と流していいことではないはず。
“民間企業だったらありえない”と感じることが、政治家や官僚だから無理もない、でいいの?
国を動かしているのは自分だ、と考えている男たちの言い訳を許し過ぎているのでは。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“ルーシー”になって見えたものは

2018年04月22日 07時36分48秒 | 姿勢&見た目
早すぎる暑さで、各地の花はGWまでもたず、島岡美延です。
スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』は、主人公たちが仮想現実の世界で別人格になります。
こちらは、別の名前を与えられて、何かが目覚めた?
映画『OH LUCY! オー・ルーシー!(28日公開)』をご紹介します。
節子(寺島しのぶ)は43歳、独身。職場での立場も微妙…。
一人暮らしの部屋は物だらけ。
そんな彼女の姪・美花(忽那汐里)から、自分に代わって解約できない英会話スクールに行ってほしいと頼まれる。
少し怪しげなスクールで講師のジョン(ジョシュ・ハートネット)から、金髪のウィッグと“ルーシー”という名前を与えられ、ハグされる節子。
自分の中の何かが呼び覚まされた彼女は、ジョンが急にアメリカに帰国したことを知ると、休暇願を出して、カリフォルニアへ。
実は、ジョンは美花と一緒で、節子と姉=美花の母の綾子(南果歩)との珍道中が始まる…。
米国在住の平栁敦子監督、豪華キャストによるリアル過ぎる物語。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“正義のルール”は万能?

2018年04月21日 06時54分05秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
急な暑さに身体が驚きそう、島岡美延です。
新年度から、子どもたちは「道徳を教科として」学んでいます。
今、世の中を騒がしている“本当のことを言わない大人たち”問題をどう教えるのか。
“モラル”“正義”…、果たしてあなたの感覚は?
映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域(28日公開)』をご紹介します。
『フレンチアルプスで起きたこと』で“壊れゆく家族の絆”を描いたリューベン・オストルンド監督のユーモアと毒を含んだ最新作。
クリスティアンは、権威ある現代美術館のキュレーター。
バツイチで2人の娘を持ち、キャリアは順風満帆…、かに見えた。
新たな企画は「ザ・スクエア」、これは地面に正方形を描いただけのアート作品。
その正方形の中は、人が“思いやりの心”を持つことを思い出す聖域、なのだ。
社会をよくするアート、そんな理想を抱くクリスティアンだったが、ある日、携帯電話と財布を盗まれ、犯人捜しをすることに。
ある方法で“返してほしい”と呼びかけたことが大きな騒動になっていく…。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする