そらみつ みそら file  ~To Provide You With Unity~

こころとからだについて、気がついたことを書いていきます。
『』の中の言葉は、見えない世界から伝わってきたものです。

一年を越えて

2023-11-27 18:26:16 | Weblog

去年の11月8日の皆既月食・天王星食をきっかけに始めたブログ更新は、長く毎日続けるつもりはなかったものなのだけれど、自然に続くならと続けた結果、一年という区切りを目の前にしてなお書くべきことが残っていたので、それらを思い残すことなく記録しておくことにし、今日再び11月の満月が巡ってきたところで、一段落つけることにした。

 

ブログにアップしなくても、日々の気づきを記録しておくことはメッセージで勧められてもいる。

だからそれらのうち、シェアする価値がありそうなものはブログに掲載しようと思う。

 

昨日も書いたように、換氣の方法を紹介し広め、他人向けのケアの方法として気づきが深まった人に、さらなる手助けをしていきたいと考えている。

換氣、ヒーリングの方法については、これまで記録してきたことが土台になるが、もちろんそれだけにとどまらない。

人に伝えられるほどに言葉が充実したら、どんどん紹介していきたい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

換氣からヒーリングへ 4

2023-11-26 17:01:00 | 癒しの手法

昨日書いた3要素のうちの2つめの、部位への「働きかけ」を自分の換氣を練り上げて強化することによって、他者へのヒーリングの準備としていくことができるだろう。


ヒーリング実践にあたって初めのうちは、1つめの「同期」は相手とのコミュニケーションで代用する。

3つめの「計らい」は、元より自分でどうにかする部分ではないのだから、自分を鎮めることを通じて見えない世界との接点を増やし、意図することを受け取っていく作業を各自が進めれば良いことだ。


見えない世界が伝えてきていることは、自分が静かになれば自然に入ってくる。

だとすると、「計らい」も「働きかけ」をうまく鍛錬することで増強が見込めるだろう。




今後、ヒーリング実践を学びたい人を応援していこうと考えている。

体調不良に苦しむ人があるなら、身近な人が施術のノウハウを得てケアしてあげられればそれが一番なのだ。


ここまで書いてきたように、僕がヒーリングの方法を伝えるとしたら換氣の応用編になる。

セッションにお越しくださっている方から費用を取るつもりはないが、一から教える手間と時間が僕にはない。

だから、換氣を実践して自分のケアの工夫を日々真剣に続けている人が複数人数集まれば、機会を設けることを考えたい。

やり方を教わってできるようになることもあるのだろうが、普段の創意工夫が極まっているところに加わるちょっとした一言がブレークスルーをもたらすものだと、僕は思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

換氣からヒーリングへ 3

2023-11-25 11:25:00 | 癒しの手法

僕のヒーリングの過程を、他の人が同様に使えるよう無理に分解すると、3つの要素に分けられると思う。

1つは「同期」。

相手のどこに問題があるかを自分の内的感覚で感知することで、無駄なくケアするためのルートマップになる。


2つめはその部位への「働きかけ」。

と言っても、「楽にしてあげよう」とか「改善しよう」と積極的な意思を介在させるという意味ではなく、そこに仲立ちとして関与するというだけだ。

側にいて心地よく呼吸しながらただつながるだけと言ってもいい。


3つめは、見えない世界による「計らい」というか、処理である。

僕自身の行為ではない。

仲立ちとなったら、あとはなるようにまかせるという心境で信頼する。

言葉が降りてきたりビジョンで伝えたりなどの導きもここに入るだろう。


僕のやり方を使って他の人がヒーリングをする場合、どのようにできるだろうか。

1つめの「同期」がうまくいかないなら、相手に気になる部位を自己申告してもらって取り掛かるのでも良い。

家族のケアなどならばそれで充分間に合う。


2つめの「はたらきかけ」は換氣の方法を応用する。

身体の触れ方と呼吸の使い方だ。


3つめは自分でコントロールする部分ではない。

(実を言うとコントロールができないわけではないが、「まかせる」を保ちつつ使わないと、どこかに破綻をきたしかねないので、まずはお勧めしない)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

換氣からヒーリングへ 2

2023-11-24 16:52:00 | 癒しの手法

換氣は他人へのヒーリングに応用できる。

そう断言できるのは、呼吸の使い方が基本的に同じと言って良いからだ。

身体の扱いも、自分のものから他人のものへと置き換えて行うことは不可能ではない。


換氣は自己の肉体の観察を伴うので、実験と検証(結果の確認)が自分の中で完結できる。

検証すべきは身体の触れ方と呼吸であり、それらを微妙に変えることで得られる結果がどう変わるかを確認していく。


慣れていない人ならば、自分の身体に触れる感覚と人の身体に触れる感覚では、同じと感じられないと感想を持つかもしれない。

そこは当然違うのだけれど、自分に試してみて気持ち良いと結論できた身体の扱いは、人に対しても有効に使うことができる。

ただ、身体の構造は人によって違うし、部位によって通常以上に繊細さを抱えている人もあるので、怠らずに注意深さを自分に課し続けるべきであることは言うまでもない。


一方で呼吸は自分の中の作用であり、いつでもどこでもチェックできるし鍛錬できる。

自分のものであれ人のものであれ、体内を丁寧に観察して施術していく過程において、感覚が鋭敏でなければ作用など起こらない。

その結果、呼吸は精密になる方向に導かれる。

呼吸を自在にしていくことが、ヒーリングを効果あるものにする条件として大きな要素であることは間違いない。


つまり、換氣で繊細な感覚を養っていくことで、すでに他人へのヒーリングが可能な段階に差し掛かっていると言うことになる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

換氣からヒーリングへ 1

2023-11-23 14:42:00 | 癒しの手法

僕は自分のヒーリングにおける体系というべきもの、自分の方法を人に説明するためのまとまりを持っていなかった。

それに、僕はヒーリングを習ったことがないので、他の人が何を大事にしてヒーリングをしているのかがよく分からず、ヒーリング一般に関して方法を説明できない。

また、ヒーリングのハウツーが書かれたものなどにも接したことがない。


自分の身体を自分で緩める「換氣」の方法に気づいたのは、ヒーリングをするようになってからずっと後になってのことだ。

換氣は、僕が言葉で手順を説明できるものだったので、人に伝授することが可能だった。

何度も書くが、拍子抜けするほど簡単に、自分で身体を緩められる。


特にこの一年、換氣をブログで紹介し、気づいたことを付け加え続ける中で、それに対する理解を自分で深められた。

人からの質問を受けるたびに自分の理解が補強されて、より的確に説明できるようになった。


その過程で、換氣をヒーリングに転用できるとの確信が強まっていった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憑き物が外れた状態 3

2023-11-22 18:02:00 | 癒し

本人のこと、家族のことについての質問を一通り受けて、今できることを伝えた。

今の状況に区切りをつけ、方向を定めるための最低限のアドバイスだ。

なんとなく楽になった気がする、と少し歯切れの良くなった声を聞いて電話を切った。


セッションが終わって2時間半。

<なんか腰から上が軽い感じがしています。 気持ちがスーッとしているというか。>

という連絡が届いた。

憑き物の問題は終わっただろう。

翌日には、

<今日はとても身体が軽い感じがしています>

と来た。


さらに翌日。

送られてきた唐突な言葉に驚いた。

<いろいろ気付かせてもらいました。先生に全て頼ってしまってましたが一番は自分なんだと>

とあった。

とても大切なことだけれど、僕はそのことには全く触れていない。

セッションが終わってからの二日間、彼女が生活し、人と接する中で得た気づきだったのだろう。

自分が体験する中で得た気づきは本物として根付く。

今後ピンチに陥っても、迷わない方へ支えてくれるものになるだろう。


今まで朝が辛くてギリギリまで布団から出られなかったのがスッキリと起きられるようになり、職場でも雰囲気が変わったと言われたそうだ。

周りからみてそう思われるなら、間違いなく憑き物など落ちている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憑き物が外れた状態 2

2023-11-21 13:05:00 | 癒し

その女性の遠隔セッション。


言葉でいろいろ伝わってくる前に、いつものように同期して入ってくる感覚から、身体のどこにどのような不調があるかを伝えた。

敏感な人は、指摘されてすぐ同意するのだけれど、第一印象で感じた通りそういうタイプではなく、電話の向こうで首をひねっている様子だった。

そのうちに言葉が降り始めた。


彼女の奥の奥の方に、大きな蛇がいる。

『コブラ』だという。

どの種類ならどんな具合、という基準を僕は持っていないので、怖がらせないように説明を尽くしたが、やはり外国産の怖そうなヘビの名を出されてはたじろぐのはよくわかる。

とりあえずこのコブラには手をつける段階ではない。

それに「憑いている」と指摘されたのはこれのことではなく、表面から見えやすいもののことだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憑き物が外れた状態 1

2023-11-20 11:24:35 | 癒し

霊感のある人に、

「よくないものがついている可能性がある」

「その辺のお祓いや塩などでは太刀打ちできないからきちんとみてもらった方がいい」

と知人を介して言われた女性。

その知人に紹介されて僕に連絡をくれ、タイミングよくその日のうちに遠隔セッションを行った。

 

僕は憑いているとか憑いていないとかは、実はあまり気にしない。

そこは大事なところとは見ていないのである。

 

僕は

「憑かれているからよくない」

のではなく、その人が

「憑かれる状態にあるのが問題」

なのだという持論でいる。

そんな状態にあれば、何をやってもどこかつまずく。

 

そして、憑き物については、「類は友を呼ぶ」というだけの話なのだから、自分が明るくなってしまえば済む話なのだ。

明るいところに暗い存在は寄り付けない。

 

この女性にもまずこのことを伝えた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丹田から先

2023-11-19 14:07:18 | 癒しの手法

換氣の際、丹田に意識を持って、そこにゴールを設定して呼吸を流していくことを以前に提案した。

そしてどんな時も精妙さに容易に到達しやすいように、ゴールのサイズを徐々に小さくしていくことを提案した。

丹田に集中する 1

個人セッションの時にこのやり方を指示すると、息の長さは別として、例外なく皆呼気を細くできるようになる。

一人で換氣をする場合は、気持ちの落ち着きを作る必要もあるので、そこまでに多少時間を要するかも知れない。

 

呼吸は丹田で止めるわけではない。

そのままのびのびと悠久に流れていくのが理想だ。

癒しは自分の内だけでなく、外にも及んでいくだろう。

 

座って呼吸する場合を考えてみる。

慣れている人は、座ったときの呼吸の行き先を丹田に設定せず、お尻と床あるいは椅子との接点に置いても良いだろう。

地と接する感覚はとても重要なのだ。

地の底までエネルギーが貫通していくイメージを持つこともできるので、より呼吸は長くできるだろう。

 

換氣の場合は、基本の体勢を仰向けに寝た状態としている。

股の間から呼吸がさらに流出していくとするイメージは、丹田の意識がやや希薄になりがちだ。

曖昧に流れてしまいやすくなるのだ。

その観点から、寝転がった場合は丹田の位置の確認を持った方が良いと思う。

慣れてくれば、色々に応用できる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鼻を通した「ん」

2023-11-18 13:50:04 | 癒しの手法

自分を落ち着かせるときに、息の吐き方はどうあるのが良いのかを、僕は「細く長く」という以上には伝えてこなかった。

鼻から吐くか、口から吐くかも、まずは本人のやりやすさが一番だと思ってのことである。

だが、「細く長く」をやりやすくするには、どういうやり方でも同じにはならない。

やはり一定の法則がある。

 

「あ」「い」「う」「え」「お」それぞれを長く延ばしたときに、身体はどのように反応しているか、自分の身体で確認してみると面白い。

言霊の基本はこんなところにもある。

これらの5つの音を出すためには、普通の人は口を開けて、息を口から吐き出すことになる。

体内を繊細に観察するには難しい。

 

僕自身が実践しているのは鼻を通した「ん」に近い。

ハミングにはハミングなりの作用があるが、換氣では無声が良いと思う。

だがそれも、ただ吐き出すのだと、エネルギーは鼻先から外に放出されていくだけだ。

だから送り出す目標を自分の身体の内に作る。

それがいわゆる臍下丹田だ。

そこに向けると、下腹部に強過ぎない心地よい緊張ができ、心を鎮めてくれる。

雑念妄念を吸収するような底知れない深い感覚が「ん」にはある。

ただ、「ん」より精妙に呼吸が使えればそれが望ましい。

 

臍下丹田の位置は、「落ち着くところ」というのが正解で、正確には表現しにくいのではないかと思う。

自分にとって、送り届ける先としてちょうど良い塩梅のところを、繰り返し試しているうちに見つかる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする