ここのところお会いした人には話していることだが、オミクロン株の新規感染者数の増減のサイクルが大体1ヶ月程度だ。
先行して感染拡大した国々の状況をグラフで確認するとよくわかる。
感染拡大の爆発的開始からピークまでが約2週間、そこから2週間くらいかけて元に戻る。
以下に示すグラフはNHKがまとめた世界各国および日本の新規感染者数のものだ。
(2022年1月24日時点のもの)
変異の起源とされる南アフリカでは12月初旬に大きく増え始め、12月半ばはえらいことになっているのだけれど、年内いっぱいで落ち着きを見せ始めている。
イギリスは12月中旬に感染爆発スタート。
1月半ばまでで大体左右対称の形が出来上がる。
アメリカは少し遅れて年末最終週から始まり、今は落ち着いてきているところ。
日本。
アメリカにやや遅れて、年が明けてしばらくしてから跳ね上がり、そろそろ減少に転じるかというところ。
誤差は出てくるにしても、長めに見積もって2月半ばというと息が抜けるぐらいにはなっているだろう。
*日本の状況について、訂正。
皆さんご存知の通り、新規感染者はまだ増加中。
1月24日時点、グラフをちょうど週の始まりでPCR検査結果が少なくなるタイミングの凹みで読んでしまったもので、「減少」を言うには早すぎた。
ピークまで今少しか。落ち着きも後方にずれるか。
1月25日時点で書いたものとグラフはそのままにした上で、この部分のみ加筆。
(1月30日)
今回の第6波は専門家が対策の緩和を主張し、政府が慎重姿勢を崩さないという、今までの感染拡大期とは反対の構図になっている。
症状が出ていても医療機関を受診せず、自宅で療養していれば良いのではという提言をした専門家もいるという。
当然のように却下されたようだが、感染症としての分類を5類に下げる議論も起こってきているようだし、現在のように警戒の強い状態から脱出する日も見えてきそうである。
G7での議論を通過してからのことになるだろうけれど。
カクテル療法の効果が非常に高く、医療現場で安堵が広がっているという話も聞いたのだけれど、そういう情報が出てこないのは、そこに安住し軽く考えないでほしいという上からの意向が強く働いているのだろうと想像する。
これまで同様、感染防止にマスクとうがいが効果的なのは変わらないし、周囲の方々の安心安全のため、それは僕も徹底している。
その上で、何があっても大丈夫という状態であるよう、引き続きさらなる健康維持に日々努めていただきたいと思う。
重症化すると対応する薬がないとも言っていて、
それは困ったことだと不安になりました。
ステルス型のオミクロン【BA2】これに次は置き換わる話を
夜のニュースでNHKでしてました。
先生の5月30日気になります。