『地球は自力活元する』(2023.3.30)
「活元運動」は、野口晴哉氏によって提唱された自律調整運動法である。
〈活元運動は「動く瞑想法」と呼ばれ、「体という無意識」と「意識」との対話を深めていくものです。体の力を抜き、頭で考えることをやめて、体の自然な動きに任せることで、無意識の運動(意識しない運動、錐体外路系運動)を訓練していきます。
意識が鎮まり、無意識が優位になることから、自律調整のはたらき(自然治癒力)が高まり、各自の心身の状態に応じて動いていきます。身体にとって快い、無意識の回復要求に沿った自然な動きなので、「体の歪みや偏り=感情の滞り」が解消され、心身共にリフレッシュされます。〉
[野口整体活元運動]
僕は野口整体とは何の関係もない。
創始者の野口晴哉氏の著作を少し読んでみたことがある程度だ。
だが野口整体を学んだ人とは会ったことがあるので、「活元」という言葉とその概略は聞いている。
「勝手に身体が動いてその結果調整される」という意味の言葉を、僕は今のところ他に知らない。
そのせいで、見えない世界が僕にわかりやすい説明としてこの言葉を選んできたのだろう。
ウェブに記載されている程度の説明をそのまま横流しするのをご容赦いただきたい。
地球は無意識に動き、自らを整える。
その過程で天災もある。
人が生を営む中で地球に影響を及ぼす中、地球が「考えずに」起こす反応だ。
地球にとって有用でも、人間にとっては都合の悪いものもある。
地球も自分の身体の歪みは排さなければならない。
仕方のないことだ。
地球へのエネルギーワークは、人が地球に施術を行うようなものと考えて良いだろうか。
その時限り、あるいは一定期間続く作用もあるだろうが、万能ではない。
地球は地球で、自らに良いようにやってくれればそれで良いと思う。
一方でこの言葉は、不測の事態が起こりうることの暗示であり警告でもあるだろう。