友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

私たちに残された時間はもう少ない

2024年03月23日 17時41分37秒 | Weblog

 朝から雨、テレビを見ていたら、グラッと揺れた。地震だと身構えたが、続いてグラグラ揺れることは無かった。震源地は岐阜県美濃辺りと速報が流れた。いよいよ東南海沖地震がやってくるのだろうか。1月1日の能登半島の地震以来、日本各地で地震が続いている。

 地球の地殻そのものの、活動が活発になっていると唱える人もいる。確かに、いろんなところで地震が起きているし、地震とは関係ないかも知れないが、大きな自然災害が発生している。地球に何か、転換期が来ているのかも知れない。

 卒業生が「書名がおもしろかったので」、思わず買ってしまったという、辻堂ゆめさんの『答えは市役所3階に』を読み始めたら、止まれなくなった。とりあえず第1話を読み終えた。吉本新喜劇を2本続けて観なければ、もっと先まで読むことが出来たのに。

 出版は2020年、世の中はコロナ禍で大騒ぎの時、コロナが私たちの生活にどう影響したかを題材にしている。細々とした日常が描かれているが、そこに、個別にかかわる苦悩や恨みを抱え込んでいることがよく分かる。

 中学からの友だちがブログに、公園の駐車場に止まった車の男女を観察し、「不倫に違いない」と書いていた。後から来た女が、止まっていた車に乗り込むと、運転席の男は微笑んで迎え入れ、ゆっくりと車を発車させた。女が40代、男が50代と推測していた。

 彼のブログによく登場する題材だ。それで私は、「小説を書いたら」と勧めている。羨ましく思うよりも、男と女の惹かれ合う意味を掘り下げて欲しいからだ。いつだったかクラス会の時、「不倫したことがある人?」と問うと、男も女も何人かが手を上げた。

 真面目で絶対に不倫しないだろうと思った男も、子ども会を通して知り合った女性との関係が続いていると告白した。ブログを続けている同級生も、取り引き先の受付の女性や飲み屋の女性に下心を持って接近したことを書いている。

 それが男と女の宿命というもの、ぜひ小説に仕上げて欲しい。読み応えのある物語になるか否かは、掘り下げ次第だろう。大いに期待している。何しろ、私たちに残された時間はもう少ない。

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