友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

「同年の集い」の幹事たち

2019年03月07日 18時21分54秒 | Weblog

 「同年の集い」の幹事の6人で、先回の会計報告を検討した。会計担当者は、「会費の合計と料理屋に支払った金額が、415円のオーバーになってしまい申し訳ない」と言う。会計の責任ではなく、むしろ予算と支出がピッタリということだろう。これまでの繰越金があり、次回の案内ができるだけの残金はある。

 「同年の集い」の事務方を引き受けてくれていた人が、その直前になって、首と腰の手術を受けることになり、案内の往復ハガキ作りでは四苦八苦だったし、ハガキが届かない人もいて、事務仕事の大変さをみんなが共有することもできた。その彼が、「車に乗せてくれるなら、幹事会に参加したい」と、言ってくれたので迎えに行った。「まだ、酒は飲めない」と言うが、元気だった。

 「飲めるようになったら、幹事会で全快祝いをやろう」と盛り上がった。身体に「6本のボルトが入っている」と、その写真を見せてくれた。「食事は普通に出来るが、風呂で足が洗えない」とか、「靴下がはけない」とか、「コルセットが痒くて困る」とか、やっぱり普通でない苦労を語ってくれた。幹事の多くは晩酌はするようで、「ウチは毎晩飲んでる」と彼にけしかける女性もいる。

 夫を亡くしたが大勢の家族で暮らしている女性は、「孫に聞かないとパソコンもスマホも分からん」と言う。妻を亡くした男性は、「カーちゃんの世話は私がしてきた」と、何の気負いも見せずに振り返る。先日も理容店で、年寄りだけの家庭と子ども夫婦と暮らしている家庭との違いが話題になった。夫婦だけの家庭では、「女性が一方的に決めつけると言い」、嫁のいる家庭では、「嫁に気を遣ってしまう」と。世代の違いは埋められないが、家族が多い方が楽しいようだ。

 時間の経つのも忘れ、話もあちらこちらと飛んでしまったが、彼が参加してくれたおかげで、幹事会もいっそう元気が出た。「早い回復を待ってるから」と、みんなの笑顔がこぼれた。次の酒宴が楽しみだ。

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