夜な夜なシネマ

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『ジェイソン・ボーン』

2016年10月17日 | 映画(さ行)
『ジェイソン・ボーン』(原題:Jason Bourne)
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン,ジュリア・スタイルズ,アリシア・ヴィカンダー,
   ヴァンサン・カッセル,トミー・リー・ジョーンズ他

ダンナ風邪で撃沈中に109シネマズ箕面で2本ハシゴ。
1本目の『グッドモーニングショー』に続いて2本目。

ロバート・ラドラム原作の“ボーン”シリーズ、第5弾。
第1弾はダグ・リーマン監督の『ボーン・アイデンティティー』(2002)。
第2弾の『ボーン・スプレマシー』(2004)と第3弾の『ボーン・アルティメイタム』(2007)は、
ポール・グリーングラス監督にスイッチ。
一応これで3部作、いずれもマット・デイモン主演で完結したはずでした。
ヒットを飛ばしたせいか、色気を出して続編を撮ることに。
ところがこれまで脚本を担当してきたトニー・ギルロイがメガホンを取ることになり、
第4弾の『ボーン・レガシー』(2012)からはマット・デイモンが撤退。
仕方なくだったかどうかは不明ですが、ジェレミー・レナーがボーン役に。
ボーン=デイモンだったのですから、いきなりレナーがボーンですと言われても。
そしてこのたび、監督と主演コンビが戻ってきました。

デイモンのボーンが待ち望まれていたと見えて、劇場大入り。
私も大好きだけど、それにしても第1弾から14年も経ち、
デイモン版ボーンからだって9年も経ってるねん、話を忘れてるっちゅうのよ。
おさらいをして行かなかったから、話に入り込むまでに若干時間を要しました。
そこでちょっとだけおさらいも含めてここに記します。

ジェイソン・ボーン、本名はデイヴィッド・ウェッブ。
米軍特殊部隊の大尉だったデイヴィッドは、CIAのトレッドストーン計画に志願。
これは洗脳と人格改造によって暗殺要員を養成する計画。
デイヴィッドはその計画の成功第1号であり、
名前もジェイソン・ボーンとなって生まれ変わると、CIAが命じる暗殺をこなす。
ところがあるとき失敗して負傷したさいに記憶喪失に陥る。

自身の所有していたものを手がかりに記憶を取り戻そうとするボーン。
一方、CIAは、ボーンを逃走したものとして、抹殺しようと躍起になる。
途中、もともとボーンの後方支援要員だったニッキー・パーソンズと会い、
彼女の協力を得て徐々に記憶を取り戻す。

ここに痛快なアクションが盛り込まれて楽しいのなんのって。
たまにスピード速すぎで目がついていかなくなったりしたのがこれまでの話。
と、ものすごく大ざっぱに今までのあらすじでした。

さて、記憶を完全に取り戻したボーンが消息を絶ってから数年が経過。
ニッキーはCIAのサーバーをハッキングして極秘情報を盗みだし、
トレッドストーン計画の全容を知る。
そこにボーンの父親の名前もあり、ボーンにそのことを知らせるべく接触を図る。

ニッキーの足取りからボーンに会うはずだと考えたCIA長官デューイは、
ボーンに恨みを持つ凄腕の暗殺者アセットを送り込む。
また、秘めた野心を持つCIAの若手女性エージェントのヘザー・リーは、
ボーン抹殺の指揮を自分に執らせてほしいとデューイに直訴するのだが……。

まぁそつなく面白くはあるのですが、第3弾までと比べるとなんだか物足りない。
目がついていかないほどのアクションシーンが楽しかったのに、
それが少ないうえに、憎たらしいだけのデューイ(トミー・リー・ジョーンズ)とか、
最後は結局計算高いのがバレバレだったヘザー(アリシア・ヴィカンダー)とか、
人間的魅力に乏しくて、泣かせてくれる人がいないんです。
常に切なさを求める私(笑)としては、その点でも物足りない。

やっぱり今年のマット・デイモンは『オデッセイ』で決まりでんな。
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