はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

アデライン、100年目の恋

2015-10-24 | こんな映画観たよ



映画館で観ました。

ある出来事がきっかけで29歳のまま年を取らなくなってしまったアデラインの物語です。

1908年生まれのアデラインは事故に遭い奇跡的に一命を取り留めますが、その時偶然が重なり29歳の体から衰えなくなります。
いつまで経っても老けない彼女を周りの人は不思議に思いだします。
次第に怪しまれ追われるまでになってしまいます。
身の危険を感じたアデラインは最愛の娘と離れ、10年ごとに別人になり、職や住居を転々として暮らすようになります。
100歳を超えた大晦日にパーティーで出会ったエリスから熱烈なアプローチを受け、どんどん惹かれていくアデラインですが、
隠している秘密を打ち明けることが出来ず・・・。

アデラインの老化が止まったことは理論上可能みたいなこと言ってたけど、チャレンジしようと思ったら生きるか死ぬかイチかバチかの賭けやんね。

29歳、しかもあの美貌で年が止まっちゃうんですよ。
永遠の若さと美貌を保てるなんて、どこぞのセレブが飛びついても欲しがるんじゃないの~って思ってしまうんですが、
思えるほど幸せじゃないみたいですね。

秘密がバレるのを恐れ、人に深入りせず暮らすアデライン。
と言いつつ、それほどひっそり暮らしてるわけでもないような・・・。パーティーとかも行っちゃいます。
美しいから目立つに決まってるじゃないですか。

エリスの誘いでエリスの両親の結婚記念パーティーのため、彼女として一緒に実家に行くんですが(行くんかい!)、
ここで逢ったのが昔愛し合った彼で・・。やっとこさハリソンさん登場です。
なんか複雑なニオイがしてきたぞーと思ってしまいます。

アデラインを見て驚くパパに、それはママですとひたすら嘘を付いて隠し通そうしているんだけど、歴史クイズにはバンバン答えて、
これみよがしに知識をひけらかします。パパの立場が・・。
知らん言うときゃいいのにな~と思ってしまいました。

自分を隠したいのか隠したくないのか分からん人でな~。
頭もいい人やし、地味には暮らされへんねやろ。
可哀想だったのは、犬のことだけやったかも。先に死んじゃうからね。
しやけど、結構ほっとらかしやったで。

パパはアデラインへの想いがぶり返しちゃうんじゃないの~と思いきや、息子に同じ思いをさせないために背中を押します。
パパには40年も連れ添ったママがいるから。
でも家族だし集まるたびに、なんか変な空気が漂いそうな気がするんだけどな~。

そしてまたまた都合よく奇跡が起きて、アデラインは普通の体に。めでたし、めでたしです。

もうね、病院でシワッシワの婆ちゃんが横たわってたらオモロイのになと思ってしまいました。
エリスはそれでも愛せるのかいって(わ~嫌な奴だ私って)

白髪を1本見つけて喜びを感じるアデライン。
その内崩れていく美貌を恐れだすんじゃないって思っちゃったんだけど・・・

そんな話ではなく、老いること、人生を刻んでいくことの大切さを言いたい作品です。
と言いながら娘の「未来しかない」って言葉も気になるしな~。どっちやねん。

とにかく主演のブレイク・ライヴリーの美しいこと。見惚れてしまいます

映画の世界に入り込んでアデラインになりきったら楽しめそうですね。


ブログランキング・にほんブログ村へ  blogram投票ボタン

↑ランキング参加中
    応援クリックよろしくお願いします!励みになります 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿