ひろふみのブログ☆

囲碁棋士大橋拓文のオフィシャルブログです。

中国記2 再会

2011-03-02 17:53:56 | 中国

中国2日目。

行ったメンバーを書いてなかったですね

洪道場の企画でした。

洪清泉初段、光永淳造六段、ぼく、平田智也初段、出口万里子初段、河成奉元世界アマ選手権者と院生達5人の11人です。

現地で黎婷初段と合流しました。黎さんは通訳、案内、対局と大活躍で、本当に助かりました

さて2日目です。

この日はグッスリ眠れたので体調も良好。

ホテルで朝食を取り、昨日に引き続き、葛道場へ向かいました。

すると道場のエレベーターの前で佟禹林君と再会しました。

中野杯中国遠征で対局以来ですから、6年ぶりぐらいでしょうか

お互いに覚えていて感動しました

囲碁はコミュニケーションにとても良いですね。

プロの対局は勝負としての囲碁ですけど、

このようなコミュニケーションとしての囲碁も大事にしたいですね

今、佟君は甲級リーグで活躍しています。

対局のほうで印象に残った場面は、ココ。杜陽三段と打った碁で僕の黒番。

1図黒aの4子がどうなるかという場面。

2図黒1~5で、なんとか凌げるかと思いましたが・・・

3図 ノータイムで白1シビレマシタ・・・

4図やむなく白2、4と抜かせましたが、味も素っ気も無くなり中央の黒石はかなり危険です。

この時点ではかなり苦しいですが、粘り粘って半目勝負になりました。

中国ルールではコミは「3と4分の3子」です。

これは日本流に言うと7目半です。

黒番なのでヒヤッとしましたが、何とか半目勝ち。半目は「4分の1子」です。

この日は早碁含めて2勝1敗でした。

夕方になり、道場に中国ランキング1位の周睿羊五段が来てくれました。

夕食は葛先生や周五段と一緒に、約20人で食事をしました。

温かく迎えていただき、とても楽しい食事でした

ありがとうございました

さて、次の日はかの有名な馬暁春道場です。続く。

 

P・S 明日は手合です。名人戦予選Cで古庄勝子二段と対局します。

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