今回のラインアップ発表で、一応、2018年2歳募集馬が出揃ったことになりますから、ひと足先に当歳募集となっていた2頭、Miss Fear Factor'16とフェニーチェ'16についても、改めて測尺データ&近況をチェックしたいと思います。
フェニーチェ'16
牝1歳 鹿毛 2016.04.17生 浦河産
父:ノヴェリスト 母:フェニーチェ (母の父:ファルブラヴ)
美浦・加藤征弘厩舎予定
販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口
吉澤ステーブル在厩。現在は、角馬場でのダク1200m、ハッキング2000m程度を消化しています。馬体重400kg、体高150cm、胸囲170cm、管囲18.8cm(9月下旬測定)
「もう少し馬体の成長を待ち、体質強化を図っていきたいため、まだBTCには入れていません。牧場内で運動量を上げ、隊列変化や強弱をつけたペースへの対応力を身につけさせているところ。騎乗者からの指示にも素直に反応するなど、徐々に準備が整いつつある印象です。牝馬ですし、あまり一度に詰め込むことはせず、今後も成長の進度に合わせるように進めていきたいと思います」(本田広報担当)
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ステラリード'16もそうでしたが、フェニーチェ'16も小柄な牝馬です。
一口馬主DBの馬体成長シミュレーションによると、デビュー時予測馬体重は436kg(±10kg以内に収まる確率:約50%、±20kg以内に収まる確率:約70%)、古馬になった時の予測馬体重は446kgで、初仔で牝馬ならあり得る範囲とは言えそうです。
ただし、体高が150cm、管囲も18.8cmと小さめなので、このあたりがどの程度成長するかは気になりますね。
血統背景、馬体の雰囲気、そして何より人懐っこい可愛らしさはピカイチの本馬ですから、母フェニーチェ出資者を中心に、元気に育って活躍して欲しいと願っているファンがすごく多いのも頷けます。
こういう馬には是非とも幸せな競争生活を送らせてあげたいし、きっと全ての関係者がそう思っているでしょう。
本田広報担当の、「今後も成長の進度に合わせるように進めていきたい」というコメントにも、馬体の成長を妨げないように、大事に少しずつ進める方針が出ていますので、兎にも角にも今後の成長が本馬のポイントとなのだと思います。


【吉澤ステーブルWESTでのフェニーチェ'16 : 公式HP(10/13更新分)より】
Miss Fear Factor'16
牝1歳 鹿毛 2016.02.04生 米国産
父:Uncaptured 母:Miss Fear Factor (母の父:Siphon)
栗東・野中賢二厩舎予定
販売総額 2,500万円 / 総口数 2000口
Northwest Stud在厩。日中の放牧とブレーキング前のミニプレップを継続。初期馴致の着手は11月1日からを予定しています。
「まだハリケーンによる被害の全てを改修し終えたわけではないものの、主要箇所がビジネスに影響するような状況ではありません。とにかく馬の無事を確保できたこと、馴致や育成に必要な施設に影響がなかったことが何よりです。今、アメリカでは父のUncapturedが種牡馬として非常に注目を集めており、募集本馬も来場する複数のピンフッカーから気に入られ、購入希望の意思表示が続いたほど。もちろん、すでにオーナーが決まっていることは伝えましたけどね。先日行われたオカラ・オクトーバーイヤリングセール2日目では、Uncaptured産駒が最高落札価格で取り引きされたことですし、来年の2歳トレーニングセールでは、さらに高値で売買されるものと思われます。本馬もとてもいい馬ですから、今後が楽しみでなりません」(アルフレド・リチョアマネージャー)
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そうですよねぇ、フロリダは温暖で冬場のトレーニングには最適ですが、今年の場合はハリケーン被害の影響とか、そういう事も考えなくてはいけないんですよね。(馬が無事で設備も大かた問題ないとのことですから良かったですが…)
いやまあ、日本にいて考えると言っても、特に何かが出来るわけではないのですが(^_^;
それはさて置き、Miss Fear Factor'16は以前から注目馬として取り上げてきたのですが、今回の更新で驚いたことがあります。
それは、10/13にアップされた写真とその4日後、10/16にアップされた写真の印象の違いです。
まずは10/13更新の写真から。


そしてこちらが10/17更新分の写真です。


これ、アレですよね、光の具合とか何とかはあるにせよ、わずか3、4日でこんなに印象が変わりますかね。
目の錯覚と言うにはハッキリし過ぎるほど腹回りのボリュームも違いますし、毛色が全体に黒っぽくなっているのも一目瞭然…。
本当のところはよく分かりませんし、写真うつりの誤差や錯覚の範囲内なのかもしれませんが、こうなると、写真に関しても動画と同じように撮影日を入れてアップして頂きたいと思ってしまいます。。(^_^;
何だか本筋でないところで驚いてしまいましたが、やはり外国産馬に関しては、日本に来てから改めて確認したいですね。
野中調教師はトレーニングセール馬と時期を合わせての輸送を考えているとのことで、来日は来年4月頃がひとつのターゲット。 そこまでに基礎トレーニングが充分に進んでいるか、馬体の更なる成長はどうか、などなど。
血統的にはとても面白いですから、着地検疫期間中に改めて進めていく中で、きっと見えてくるものもある気がします。
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
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フェニーチェ'16
牝1歳 鹿毛 2016.04.17生 浦河産
父:ノヴェリスト 母:フェニーチェ (母の父:ファルブラヴ)
美浦・加藤征弘厩舎予定
販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口
吉澤ステーブル在厩。現在は、角馬場でのダク1200m、ハッキング2000m程度を消化しています。馬体重400kg、体高150cm、胸囲170cm、管囲18.8cm(9月下旬測定)
「もう少し馬体の成長を待ち、体質強化を図っていきたいため、まだBTCには入れていません。牧場内で運動量を上げ、隊列変化や強弱をつけたペースへの対応力を身につけさせているところ。騎乗者からの指示にも素直に反応するなど、徐々に準備が整いつつある印象です。牝馬ですし、あまり一度に詰め込むことはせず、今後も成長の進度に合わせるように進めていきたいと思います」(本田広報担当)
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ステラリード'16もそうでしたが、フェニーチェ'16も小柄な牝馬です。
一口馬主DBの馬体成長シミュレーションによると、デビュー時予測馬体重は436kg(±10kg以内に収まる確率:約50%、±20kg以内に収まる確率:約70%)、古馬になった時の予測馬体重は446kgで、初仔で牝馬ならあり得る範囲とは言えそうです。
ただし、体高が150cm、管囲も18.8cmと小さめなので、このあたりがどの程度成長するかは気になりますね。
血統背景、馬体の雰囲気、そして何より人懐っこい可愛らしさはピカイチの本馬ですから、母フェニーチェ出資者を中心に、元気に育って活躍して欲しいと願っているファンがすごく多いのも頷けます。
こういう馬には是非とも幸せな競争生活を送らせてあげたいし、きっと全ての関係者がそう思っているでしょう。
本田広報担当の、「今後も成長の進度に合わせるように進めていきたい」というコメントにも、馬体の成長を妨げないように、大事に少しずつ進める方針が出ていますので、兎にも角にも今後の成長が本馬のポイントとなのだと思います。


【吉澤ステーブルWESTでのフェニーチェ'16 : 公式HP(10/13更新分)より】
Miss Fear Factor'16
牝1歳 鹿毛 2016.02.04生 米国産
父:Uncaptured 母:Miss Fear Factor (母の父:Siphon)
栗東・野中賢二厩舎予定
販売総額 2,500万円 / 総口数 2000口
Northwest Stud在厩。日中の放牧とブレーキング前のミニプレップを継続。初期馴致の着手は11月1日からを予定しています。
「まだハリケーンによる被害の全てを改修し終えたわけではないものの、主要箇所がビジネスに影響するような状況ではありません。とにかく馬の無事を確保できたこと、馴致や育成に必要な施設に影響がなかったことが何よりです。今、アメリカでは父のUncapturedが種牡馬として非常に注目を集めており、募集本馬も来場する複数のピンフッカーから気に入られ、購入希望の意思表示が続いたほど。もちろん、すでにオーナーが決まっていることは伝えましたけどね。先日行われたオカラ・オクトーバーイヤリングセール2日目では、Uncaptured産駒が最高落札価格で取り引きされたことですし、来年の2歳トレーニングセールでは、さらに高値で売買されるものと思われます。本馬もとてもいい馬ですから、今後が楽しみでなりません」(アルフレド・リチョアマネージャー)
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そうですよねぇ、フロリダは温暖で冬場のトレーニングには最適ですが、今年の場合はハリケーン被害の影響とか、そういう事も考えなくてはいけないんですよね。(馬が無事で設備も大かた問題ないとのことですから良かったですが…)
いやまあ、日本にいて考えると言っても、特に何かが出来るわけではないのですが(^_^;
それはさて置き、Miss Fear Factor'16は以前から注目馬として取り上げてきたのですが、今回の更新で驚いたことがあります。
それは、10/13にアップされた写真とその4日後、10/16にアップされた写真の印象の違いです。
まずは10/13更新の写真から。


そしてこちらが10/17更新分の写真です。


これ、アレですよね、光の具合とか何とかはあるにせよ、わずか3、4日でこんなに印象が変わりますかね。
目の錯覚と言うにはハッキリし過ぎるほど腹回りのボリュームも違いますし、毛色が全体に黒っぽくなっているのも一目瞭然…。
本当のところはよく分かりませんし、写真うつりの誤差や錯覚の範囲内なのかもしれませんが、こうなると、写真に関しても動画と同じように撮影日を入れてアップして頂きたいと思ってしまいます。。(^_^;
何だか本筋でないところで驚いてしまいましたが、やはり外国産馬に関しては、日本に来てから改めて確認したいですね。
野中調教師はトレーニングセール馬と時期を合わせての輸送を考えているとのことで、来日は来年4月頃がひとつのターゲット。 そこまでに基礎トレーニングが充分に進んでいるか、馬体の更なる成長はどうか、などなど。
血統的にはとても面白いですから、着地検疫期間中に改めて進めていく中で、きっと見えてくるものもある気がします。
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。

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