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キングオブハーツ・調教見学ツアー募集馬レポート(2)

2017-04-18 21:40:33 | イベント・募集馬検討
募集馬レポートの2頭目は、私がすでに出資をしているキングオブハーツです。
本馬には昨年9月の展示会直後、一か八かの勝負を覚悟の上で、先物買い的に出資をしました。
ということなので、今回はその後どのようにキングオブハーツが成長してくれたのか、調教が進む中で坂東牧場スタッフの評価がどう変わったのか、そのあたりを確認する意味での見学です。

展示会の時の記事はコチラ → 『2016広尾TC展示会報告(1)・ハイアーラヴ'15』









午前中の調教はウォーミングアップを含めてダート周回コースを4周。 キングオブハーツが前を走り、そのあとにフッフールが続く形でのキャンター調教でした。
走りを見た第一印象は、とても柔らかくて綺麗なキャンターというもの。 スピードが乗ってきても上下左右にブレがなく、幼さがある中にも攻めれば攻めるほど良くなるような、とても大きな可能性を感じる走りでした。

これはあまり書くといけないかもしれませんが、本馬の後ろを走っていたフッフールがフーフー言いながらドタドタ走っていたのに比べると、無駄な動きがなくてスーッと前に進んでいく感じ。 まだ成長途上でこれですから、完成期を迎えた時にどんな走りを見せてくれるのか、今からとても楽しみです(^^)

そして、午後の展示の時に荒木さんから伺った話、これがまたなかなかいいんです。
「この馬はまだ全然完成していません。背中にもっと伸びが出て欲しいし、ツナギも(柔らかいけれど)まだ頼りない感じ。調教の走りも、まだ身体全体が使えていないです。でも、筋肉の質が素晴らしく、そういう足りない部分を柔らかい筋肉が全て吸収してくれている。これから成長して全体に力がついてきたら…。すごく大きな可能性を持った馬、オススメです」

要するに、私がいいと思った調教での走りも本馬の素質を考えるとまだまだ不満で、「夏を越えた頃に、成長した姿、走りをもう一度見てください」、という感じの自信に溢れたコメントでした。
まあ、言われてみれば、確かに本馬は5月生まれ。 もともと晩生傾向の強い血統でもありますし、じっくり馬を育てる野中調教師のもとで、あまり目先のことにとらわれず、大きな可能性を少しずつ現実のものにして欲しいです。

という事で、今のところ、私が感じた一か八かの感覚は、いい方向に向かっているようです。
スピードと瞬発力に秀でたタイプのハーツクライ産駒。 これは、相当に大きな活躍が期待できそうです(^^)

最新近況:
坂東牧場在厩。ウォーキングマシン60分、ダク1000mの準備運動後、周回コースと坂路を併用してハロン19~25秒ペースのキャンター3500mを乗り込まれています。馬体重453kg(4/10測定)
荒木マネージャーのコメント
「週4本の坂路調教を交え、基礎強化を重点的に。『まだ胴が詰まり気味の体型で、思うように自身の体を使いこなせていないようなところがありますので、もう少し成長を待ってあげてから』(調教師)本格的に進めていった方が良いでしょう。普段のフットワークからはサンデー系らしい柔軟性が感じられ、良質な筋肉の持ち主。今後どこまで伸びるか楽しみな存在です」

広尾TC募集馬のページはコチラ:https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m

*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。


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エンジェルリード・調教見学ツアー募集馬レポート(1)

2017-04-18 06:18:43 | 引退馬
何となくさんざん勿体ぶる形になってしまいましたが、私は4/15の北海道調教見学ツアー終了後の懇親会で、エンジェルリード(ステラリード'15)への出資申込みを済ませてきました。
エンジェルリードに関しては、『気になる2歳馬、スイートマカロン'15に替わってあの馬が?』の中で、3月の写真、動画の動きから新たな注目馬として取り上げたように、今回のツアーで最も確認したい馬の一頭でした。
そして実際に走りを見て、また、間近で馬を確認した結果、気持ち良く出資を決めることが出来ました(^^)










まずですね、見学した午前中の調教は坂路を2本。 1本目はウォーミングアップでハロン17~19秒での登坂、2本目は坂路から周回ダートコースに入ってフィニッシュする追い切りに近いイメージでした。
時計は3F42秒程度が出ていたそうですが、横目でチラッと時計を確認したところ、終い3Fの最初の1Fが15秒を切るぐらいでしたので、最後の1Fは13秒に近い時計だったのではないでしょうか。
もちろん手応えは馬なりで走りにブレも無し!
ダイナミックかつスムースな走法で、この時期としては充分以上の好内容だったと思います。

いやぁ、3月の動画で動きが良いと書いたものの、正直どの程度かは半信半疑でした。
それが、まさかこれほどイイとは本当に驚きです。 軽めのキャンター時も欠点を感じないのですが、スピードが乗ったときの“パワフルな中にも軽さを感じる走り”はさらに良く、一般的なワークフォース産駒のイメージとはだいぶ違っていて、スピードとパワーのバランスが取れた将来がとても楽しみな牝馬だと感じました。
(調教の様子はクラブが動画をアップしてくれますので、そちらで確認くださいm(_ _)m)

坂東牧場の荒木さんは、「調教が進んで身体が絞れてきたこともあるでしょうが、この馬は速めをやるに連れてどんどん評価が上がってきました。ワークフォースの重たいイメージとは全く違ったスピードがありますし、背中もイイので乗り役の評価がとても高いです。実は、乗り役の間で『この馬欲しい』という話が出ているほど。過去にそういう話が出た馬は、結構、重賞を勝ったりしているんですよ」と、もはや広尾TCのトップセールスマンのようなコメントをしてくれました。
でも、重賞云々はリップサービスとしても、実際に動きを見た印象として、満更でもない気がしています(^^ゞ

午後の展示では、馬体のシルエットや醸し出す雰囲気をじっくり確認することができました。
これはもう上の写真でもお分かりのように、募集写真の頃と比べるとまるで別馬で、シュッとした非常に綺麗なラインを持った、バランスが良くて品のある牝馬になっています。
出てきたときの第一印象も、結構仕上がっていてムダ肉が無く、毛ヅヤも良くて(この馬の前に見たのが既出資のレイナグラシアでしたが、正直、コチラの方が数段良く見えました)、“私は特別な馬なのよ!”といったムードを感じましたし、人と触れ合う事にも慣れていて、ステラの仔らしい気性の前向きさが、ちょうど良い範囲に収まっているのではないでしょうか。
いやホント、これならその気になれば、夏競馬でのデビューも射程圏内だと思います。

そう言えば、午後の展示には木村秀則牧場の木村さんも合流してくれました。
で、この馬に関しては、「私も最近は全然見ていなくて久しぶりなんです」との事だったのが、実馬を見たあとには、「正直、こんな風になるとは思っていませんでした。ワークフォースなので、もっとゴツくてガッチリしてくるかと想像していたのですが、これほどスラッと格好良くなるとは…」と驚かれていました。

また、展示のときには乗り役さんのお話も聞けて、「スピードが勝ったタイプなのでマイルぐらいがいいイメージ。短距離馬ではないでしょうが、とにかくスピードがあるので…」と、これまた嬉しい内容でした。
遺伝子タイプがT・T型であること、馬体から受ける印象、そうは言ってもスペシャルウィーク肌にワークフォースなことを考えれば、マイルから中距離を主戦場に活躍してくれるイメージでしょうか。

ちなみに、本馬の売れ行きは全く良くないようで、おそらくはお姉さん(ステラバレット)の現状、父ワークフォースのイメージが(セールス的には)マイナス方向に作用しているのだと思われます。
ただ、木村さんによれば、「ステラリードはいい意味で毎年全然違うタイプの仔を出しています。16年産、17年産もそれぞれ違ったタイプですが、生産者としては、追いかければいつか大物を出す繁殖では…という手ごたえを感じています」とのことで、上(ステラバレット)との比較はあまり気にしなくて良いと思います。
(これは、姿かたちからして全く違うので、私もそう思います(^^ゞ)

また、父ワークフォースに関しては、これはやってみなけらば分からないものの、今回お話を聞いた関係者の皆さん全てが、「いい意味でワークフォースっぽさがない」と仰っていたのは事実です。
それに、ワークフォースの牝馬だから重賞馬の仔が1,600万円なわけですし、加えてワークフォース×ジュエルオブナイルの牝馬が桜花賞に出走したのもこれまた事実ですから、そんなこんなを考えると、実馬がこれほどいいのであれば、気にし過ぎてチャンスを見逃す手はないかな!?と思うわけです。。

昨年9月の展示会レポートの時は、まさかこの馬にこれほどのめり込むとは思っていませんでしたが、この目で走りを見て、この耳で関係者の皆さんの話を聞いて、その結果の出資ですから、もう言い訳なしで応援するのみです。
管理する尾関調教師は真面目で一生懸命な素晴らしい先生で、その意味でも応援のし甲斐があるというもの。
今回のツアー最大の収穫は、この馬に出資できたこと、今は素直にそう思っています(^^)

改めて昨年の展示会時の記事を読みかえすと、血統的にはレイナグラシアとエンジェルリード、竹内さんはこの2頭をすごく推していたんですよね。 今回この目でエンジェルリードの変わり様を見て、血統ってやはり大事なんだな、と再認識しました!
(その時の記事はコチラ → 『2016広尾TC展示会報告(7)・ステラリード'15』


◇エンジェルリード(ステラリード'15)
募集総額: 1,600万円 / 総口数 2000口 一口価格 8,000円
父: ワークフォース
母: ステラリード (母父:スペシャルウィーク、母母父:Zafonic)
エクイノムスピード遺伝子: T・T型(長距離適性)
生年月日等: 2015.02.24生 鹿毛 新ひだか産
所属厩舎: 美浦・尾関知人厩舎予定

募集写真:


最新近況:
ウォーキングマシン60分、ダク1000mの準備運動後、周回コースと坂路を併用してハロン17~20秒ペースのキャンター3500mを消化。週1回、坂路で3F42秒台をマークしています。馬体重447kg(4/10測定)
◇荒木マネージャーのコメント
「すでに坂路を週に6本。終いの脚を伸ばすようにペースアップを進めており、どうやら普通キャンターの印象よりも、速めに行って良さが見えてくるタイプのようです。手脚の長さを活かした大きなストライドで駆けますし、スピードに乗ってからもブレない走り。普段とは見違える動きに評価も急上昇中の1頭です。ムダ肉が取れて、いい意味で体つきがシャープになってきたのも、動きの良さに表れているのではないでしょうか。飼葉喰いの心配もありませんので、このまま進めて芯を入れていきたいと思います」
◇尾関調教師のコメント
「健康状態や血統、馬の雰囲気など、色々な観点からバランスに優れており、大きな欠点がないのがこの馬の強み。今の流れでずっと順調にいってくれるようであれば、夏頃にレースに使えないこともなさそうです」

広尾TC募集馬のページはコチラ:https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m

*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。


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