メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

アラスカ航空の「地中海タパス」

2015-07-17 08:24:37 | びっくり!
朝6時に迎えに来てくれたタクシーに乗って
シアトル空港に着いたのが6時15分。
いくら高速道路を走るからと言って
ダウンタウンから空港までこんなに近いなんて
ちょっと日本では考えられない?

アラスカ航空4便は8時5分発。
西から東へとアメリカ大陸を横切って

ワシントンのレーガン空港に着陸したのは5時間後。

ハワイに飛ぶのと同じぐらいの時間です。
つくづく大きな国です、アメリカって。

着陸して荷物をピックアップして、空港から家まではまたまたわずか15分。
と言っても3時間の時差がありますから
荷ほどきをして、落ち着いて
ブルームーンを飲みながら書いている今は
夕方6時をまわったところ。
でもシアトル時間ではまだ3時です。

さて、今日はアラスカ航空のメニューについてです。
小さな飛行機ですが、いちおう前部はビジネスクラス。
運がよければアップグレードの恩恵にあずかれますが
今日は違いました。

でもだから良かったんです。
お仕着せのオムレツブレックファーストをいただくよりは
自分で選んだお食事の方が楽しいじゃありません?
ただし有料
ただし外れた時は自己責任ですが(笑)。

悪い方からお話しします。
先月ハワイから帰る時
ついつい好奇心に駆られて頼んでしまったのが
「Huli Huli Chicken Skillet」(7ドル)なるものでした。

メニューの写真にも、謳い文句にも魅かれたんです。


「ご飯の上にチキンとお野菜のソテー。トップにはこれぞハワイの味覚、フリフリソースがたっぷり!」

これが全く大外れ。
ご飯はべちゃべちゃ、お野菜は堅くて味がなく
チキンはなんだかチキン臭くて(当たり前?)
何がフリフリソースだかわらかずじまい。
よほどのことでもない限り残さないメイおばさんが、半分も食べられませんでした。


今日は先回の失敗に懲りて
「Mediterranean Tapas」(地中海タパス)なるものを頼んでみました。
6ドルです。

無造作に置かれた紙の箱はどうやっても底が浮いてしまいます。


箱を開ければ、中に入っていたのは
チップス、グリーンオリーブ、フムス、アーモンド、アプリコット、ダークチョコレートの6種類。


ん?なかなかいんじゃない?

と、早速白ワインを頼みましたら、こんなプラスチックカップ一杯が7ドルもして、、、、、(涙)


とはいえ「フリフリチキン」よりはずっとずっと美味しくいただきました。
そして思いました。
アメリカ人が考える「地中海の味」って、こんな取り合わせなのかなぁ、、、と(笑)。

さて結論いえご忠告。
もしもアラスカ航空にお乗りになる機会がありましたら
「フリフリチキン」ではなく、「地中海タパス」になさってくださいね。

飛んでいるのは全く地中海とは関係ありませんけれど
なんとなく地中海気分にはなりますし
フリフリよりはずっと美味しいですからね(笑)。

それにしても
オリンピック航空ならまだしも
「アラスカ航空」と「地中海」なんて全く似合わないんですけれど、、、、、(笑)

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