礼拝後、またまた久しぶりの読書会を開いた。
読書会はまだ有志の会なので、おおっぴらに宣伝できないのだけど、男性三人、女性二人が集まった。教会は毎週行事で忙しく、5人でも御の字。
今回の本は奥田知志著「もう、ひとりにさせない」・・・青年のOさんは、「僕は、社会とどう関わっていけばいいのかよく分からないんです」と切り出した。
そうだよね、教会というところは社会運動に関わりを持つ人と、持たない人に別れるけど、うちの教会は殆どの人が後者だ。(金銭的支援はしている)
しかし、この本を読むと目の前で苦しんでいる人に目を向けない、内向きのままでいいのかという疑問が湧いてくるのは当然だ。だが、関わっていく方法が分からない。(私自身は・・・中途半端な関わり方カナ?)
男性Wさんの話。
知り合いの牧師がホームレスと関わるようになり、教会にも出入りするようになった。しかし、深く関われば関わるほど教会員から反発が生まれてきたそうだ。
私も、町の片隅や電車内でホームレスの方を目にする度に何かしたいと思いつつも、その外見や臭気に目を背けて来た。だからこそ、奥田牧師の取り組みのすごさがわかる。
奥田牧師の教会でも反発は当然あったようだ。しかし彼の信念は信仰から出ている故に揺るがない。そしていつも、聖書の光に照らして行動を顧みているところが素晴らしいと思う。
本の中に、小学生とホームレスとの手紙での交流が、学校側や親たちの介入で挫折した話しが出てくる。元教師としては、とても残念な、悔しい話しだったというと、女性Sさんが都立校に勤務していたとき、ホームレスの子どもを担任していたと話してくれた。
ホームレスに限らず、私達は社会的弱者の方々と日常的にどう関わっていけばよいのか・・・宿題である。
翌日、この本を提案したTさんと電話で話した。彼女は教会堂の掃除を定期的にしているが、よくホームレスの人が来て、当然のようにお金をねだっていくという。「私はこれはおかしいと思うの」とTさん。
確かに。・・・でも、教会に来れば何とかして貰えるのでは?と思ってくれる気持ちはないがしろに出来ない気もする。・・・難しい!
読書会はまだ有志の会なので、おおっぴらに宣伝できないのだけど、男性三人、女性二人が集まった。教会は毎週行事で忙しく、5人でも御の字。
今回の本は奥田知志著「もう、ひとりにさせない」・・・青年のOさんは、「僕は、社会とどう関わっていけばいいのかよく分からないんです」と切り出した。
そうだよね、教会というところは社会運動に関わりを持つ人と、持たない人に別れるけど、うちの教会は殆どの人が後者だ。(金銭的支援はしている)
しかし、この本を読むと目の前で苦しんでいる人に目を向けない、内向きのままでいいのかという疑問が湧いてくるのは当然だ。だが、関わっていく方法が分からない。(私自身は・・・中途半端な関わり方カナ?)
男性Wさんの話。
知り合いの牧師がホームレスと関わるようになり、教会にも出入りするようになった。しかし、深く関われば関わるほど教会員から反発が生まれてきたそうだ。
私も、町の片隅や電車内でホームレスの方を目にする度に何かしたいと思いつつも、その外見や臭気に目を背けて来た。だからこそ、奥田牧師の取り組みのすごさがわかる。
奥田牧師の教会でも反発は当然あったようだ。しかし彼の信念は信仰から出ている故に揺るがない。そしていつも、聖書の光に照らして行動を顧みているところが素晴らしいと思う。
本の中に、小学生とホームレスとの手紙での交流が、学校側や親たちの介入で挫折した話しが出てくる。元教師としては、とても残念な、悔しい話しだったというと、女性Sさんが都立校に勤務していたとき、ホームレスの子どもを担任していたと話してくれた。
ホームレスに限らず、私達は社会的弱者の方々と日常的にどう関わっていけばよいのか・・・宿題である。
翌日、この本を提案したTさんと電話で話した。彼女は教会堂の掃除を定期的にしているが、よくホームレスの人が来て、当然のようにお金をねだっていくという。「私はこれはおかしいと思うの」とTさん。
確かに。・・・でも、教会に来れば何とかして貰えるのでは?と思ってくれる気持ちはないがしろに出来ない気もする。・・・難しい!
牧師は、前にいた札幌の教会で、ホームレスが一人改心した(させた)ことから、無下にできず、話を聞いたうえで、○百円渡している、とか。
うちの牧師も捨てたもんじゃないな。(って、失礼ですよね。)
私、牧師先生の週報箱にこの本を入れてきました。先生の感想を聞きたいです。
あなたも、良かったらぜひ読んで下さいネ。次回は「ふしぎなキリスト教」を取り上げます。
「そう言えば、最近、ビッグイシュー、買ってなかったナ~。」
ということで、意識的に買うように、HPアドレスを‘お気に入り’に入れました。
今度、新宿に出る時には販売員さん探さなくっちゃ!
ビッグイシューのことは、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、この雑誌はホームレス(ハウスレス)の方が街角で売っている冊子でサイズ、厚さはホットペッパーぐらいですが、結構、読み応えあります。 一冊300円でそのうち160円が販売員の収入(=生活費、ホームレス脱出の資金)になります。 有限会社なので、冊子を売る人は、ホームレスとは呼ばれず、「販売員」としてちゃんと仕事してらっしゃるんですヨ。
ホームレスの問題は、カンタンには解決できないことですが、それぞれが『できることをする』のでいいんじゃないでしょうか?
今度見かけたら、買ってみます。情報有り難う!
私も、改めて見て、意外といろんな所で販売員が頑張っているってこと、初めて知りました。
HPも見てみてくださいネ。