お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

スペイン旅行 その①

2020年01月29日 | その他

1月16日から23日まで初めてスペインへ・・・長年の夢だった「サグラダファミリア」を見たくて・・・

◎初めての「ビジネス」体験

 エコノミーばかり乗っていた私ですが、チューリッヒ経由で16時間の飛行は辛いので、初めてビジネスに乗りました!ラウンジからして扱いが違うビジネス!やはり贅沢ですが、快適でした。疲れ方が違います!

 しかし、ラウンジでおいしいものが並んでいたのに目がくらんだ私、ついあれこれ口に入れてしまったのが失敗!機内での昼食時は、メーンの牛肉料理がほとんど食べられない・・・という残念な結果に・・・

 帰国時の食事はどれもおいしくいただきました。たくさんの飲み物からどれだけ頼んでもいいというサービスがうれしかったな。

 ビジネスの良さは、なんといってもフラットになるシート。ただでさえ不眠症の私ですがアイマスクをしてまあまあ眠れました。

◎マドリード

 今回のツアーはマドリードと、バルセロナに3泊ずつ連泊するというゆったりツアー。(でも、終わってみるとさほどゆったり感はなかったので、バルセロナに6連泊したかった!)

 ●プラド美術館・・・マドリードの代表的な美術館、にしては入り口は地味だなあと思っていたら、そこは団体専門のところ。(この後も団体専用のところは似たようなものでした。)

                   

 (写真はツアーの面々。12人。こちらを向いて説明しているのが添乗員さんですが、この方は参加者への気遣いが細やかで、とても素敵な方でした!)

 所蔵作品が多いうえに、案内の男性が他団体が来る前にといち早く空いてる場所に連れていってくれるのはうれしいのですが、早口での説明にちょっと慌ただし過ぎました!

 しかしそれでも、たくさんの名画「受胎告知」「裸のマハ」などに出会えて嬉しかったです。一番人気はやはりベラスケスの「ラ・メニーナス」ですかね。お土産品にも一番使われてました。

                                Las Meninas, by Diego Velázquez, from Prado in Google Earth.jpg

●ソフィア王妃芸術センター・・・終日自由時間の日に、ここに行きました。お目当てはピカソの「ゲルニカ」です。

       

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 ここには友人と二人だけでタクシーで行きました。大きなビルといった感じの建物で、内部をぐるぐる探し回ってるうちに時間がたってしまい、効率の悪い見学になってしまいました。

 でも、ゲルニカを時間を気にせず鑑賞できました。だいぶ前に原田マハの「暗幕のゲルニカ」を読んでいましたが、来る前にもう一度読み返せばよかったなと少し後悔・・・ふと部屋を見渡すと、目立たない場所にゲルニカの製作過程の写真が数枚掲示してありました。ピカソの愛人だったドラ・マールが撮ったものでした!それを見ると、ピカソが何を削り、何を付け足したのかがわかります。

 それにしても大作です。3,49m×7,77mあり、迫力満点です。その部屋はさすがに大勢の観客でにぎわっていました。世界各国から来てるのでしょう。

 子供たちも見学に来ていました。地元の小学生のようでした。ゲルニカを見てどんなことを学ぶのか知りたい気がしました。昔アウシュビッツに行ったときは、ドイツの学生たちが来て学んでいましたが、ゲルニカも攻撃したのはドイツでした・・・一枚の絵が戦争の歯止めにはならないかもしれませんが、戦争について考えるきっかけにはなります。

 

 

 

 


新年のご挨拶

2020年01月07日 | 社会

新年とは言えないかな?もう7日ですものねー

今年は一枚も年賀状を書いていません。頂くと、それはそれで嬉しいのですが、年賀状そのものを買っていない事と、暮れから夫がインフルエンザにかかった事もあって、書きそびれてしまいました。すみません!

でも年賀状を書かない、というか書けない理由は本当はそういう事ではなくて、「おめでとう」という気持ちにならないからかもしれません。

 今年に限った事ではありませんが、この時代がめでたいなんて到底思えないです。こんなに沢山の課題を抱えた年って、今迄あったでしょうか?

 ざっと考えただけでも五本の指に余る程の課題が山積しています。それらに対して自分は何ができるのだろうかと考え込んで、でも何も出来ないという結論に達してしまいます。

 いや、一つ有ります。それは「祈ること」そして、目の前の事を見なかった、感じなかった事にしないで進むこと…でしょうか。

 今年も宜しくお願いします。