今日は二つの音楽会をはしごしてきました。
一つ目は、昔の教え子(といっても担任はしてませんが)のお母さんが所属するコーラスグループの30周年コンサート。
この方とは教師と親というより、友人で、何でも話せる仲間です。一緒に旅行なども行ってました。でも、コーラスを聴いたのは初めてでした。
女性ばかり30人。年季が入ってるだけにうまいけど、プログラムの前半は正直ちょっと眠かったです。
ところが、後半になったらがぜんハーモニーが美しく整いだして、きれいな歌声が会場に響き渡り、透明感のあるコーラスにうっとり。
中でも「ラシーヌ賛歌」は日本語で歌ったせいもあり、心にしみる楽曲で、ぐっときました。始めて聴いたのですが、素敵な曲ですね。
面白かったのは前半の最後に演奏したモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジーク。コーラスで演奏するのですから、
「ダー、ダダーンダ、ダダダダダーン」だの「ララリラ、ランランラララー」だの擬音だけで声だけでやるんです。すごい!
終わったらすぐに狛江のホールをとびだして、次の音楽会へ。運良く「唐木田行き」電車が来たので、乗り換えなしで「多摩センター」へ。
三越の中のホールで、あるリコーダークラブの発表会があると昨日、ネットで偶然知ったのです。よそのクラブのを聴いてみたいと思いました。
もう始まっていました。その音色を聞いてガーン!うまい、素晴らしい!テクニックも数段上の方だちでした。メンバーはたった6人ですが、一人一人の技術が優れているせいか、豊かな音色で聴き応え十分でした。
中でも、アイネ・クライネ・ナハトムジークは出色でした。
たくさん練習しているんだろうなあ!才能もあるんだろうなあ!最後のメンバー紹介を聞いて、リコーダー歴は必ずしも長い方ばかりではないようですが・・・年齢はみなさん「年金受給者」ということなので、うちのクラブと似たようなものなのに、なんでこんなに音色が違うのかなあ・・・
よくみると、全員が本物の木製のリコーダーを使っていました。うちは、大半がプラスティックです。もちろん私も。でも、それが大きな理由ではないのでしょうね。練習と音楽の才能かな? 私はどちらもだめですから・・・
なんて、愚痴っていても仕方ないから、今日からもう少し練習しましょう!
聞き終えて外に出ると、もう暗くなっていて早くもクリスマスイルミネーションできらきらの多摩センターでした。