まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

未投函ハガキの行方

2012-10-15 04:31:09 | お仕事のオキテ
秋は学会シーズンです。
学会が開催される場合は数ヶ月前にお知らせが届き、
出欠確認のハガキを投函しておかなければなりません。
学会事務局はそれによって名札を用意したり、懇親会の参加者数を把握したりするわけです。
出欠がはっきりしているならすぐに記入して投函すればいいだけのことですが、
何ヶ月か先の話だとまだスケジュールがはっきりしていないので、
すぐに返信できないということがしばしば発生します。
そういうときはスケジュールが決まり次第、ハガキを投函しなければならないのですが、
キリギリスで、記憶力に問題があり、整理整頓ができない私は、
ついつい出しそびれてしまうんですねえ。
ふと気づくと投函し忘れた返信用のハガキがどっさり貯まっていたりします。
今回も机の引き出しを整理していたら、そういうハガキが大量に発掘されました。



書き損じた年賀状なんかも合わせると相当な枚数になります。
投函されないまま何年もほったらかしのハガキってもったいないですね。
というわけで私は、何年かに一度、こうしたハガキを集めて郵便局に行くことにしています。
郵便局では未投函のハガキを、1枚につき10%の手数料を取って、
新しいハガキや切手に交換してくれるのです。
どうせもう使うことのできないハガキですから、捨ててしまうよりは、
手数料を払ってでも交換してもらったほうがオトクです。
というわけでハガキの束を抱えて郵便局に行ってまいりました。

局員さんに数えてもらったところ、なんと48枚もありました。
50円ハガキですから全部で2,400円分です。
素晴らしいっ!
手数料の240円は現金で払い、2,400円分の切手に交換してもらいます。
何円切手に換えてもらおうか悩みましたが、
何年か前に交換してもらった80円切手がまだたくさん残っていましたので、
今回は速達用の270円切手をゲットすることにいたしました。
すると、あの使用できないハガキの束が、
270円切手8枚と、80円切手3枚にみごとに化けてくれました。



ヤタッ!
これでしばらくは速達の手紙を出すのに、
いちいち速達料金がいくらだったか調べたり、
80円切手や50円切手を何枚組み合わせたらピッタリの額になるか考えたりしなくてすみます。
年賀ハガキを除けばまったく元手もかかっていませんので、これほどオトクな話もありません。
学会事務局の方々には本当に申しわけありませんでしたと心の中で手を合わせつつ、
11枚の切手を握りしめて喜々として帰ってきたのでした。


P.S.
帰り際、郵便局の方に営業をかけられてしまいました。
「年賀状の予約受付を開始いたしました。年賀状いかがですか?」
えっ、もう年賀状ですか?
まだまだ今年やり残したことがたくさんありすぎて、
とてもじゃないけど新しい年を迎えるような気分にはなれません。
でもたしかに残すところあと2ヶ月半。
ああっ、ヤバすぎる。
誰か時間を止めてくれっ!


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