まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

初めての中華披露宴

2015-07-21 10:37:23 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
初めての人前結婚式を経験したあと、会場を移して披露宴が催されました。

こちらもいろいろと初めてづくしでサプライズの多い会でした。

受付をすませて席次表をいただいて今日のメンバー確認をしてみたところ、

全部で10テーブルあるのですが、そのうち5テーブルが新郎友人の席なのです。

さらにそのうちの3テーブルが社交ダンス部の卒業生で埋め尽くされていたのでした。

部内結婚でかつ卒業して間もないというカップルの場合は、

これくらいダンス関係者が呼ばれるということもないわけではないのですが、

私たちが知っているのは新郎だけで、

新婦とは面識ありませんし (ダンスをやっている方でもないそうです)、

卒業してからもう8年ぐらい経っていて、かつ福島近辺ではなく東京での開催だというのに、

これだけの卒業生が大集合するというのは尋常ではありません。

これはひとえに新郎のダンス部内での人望の厚さを表すものと言うことができるでしょう。

フツー披露宴に呼ぶのはせいぜい同期のメンバーだけくらいだったりするものですが、

今回は、彼が1年生として入部してきたときの4年生の先輩から、

彼が4年生のときの1年生の後輩たちまで7代の卒業生に満遍なく招待状を送ったそうです。

まるで創部10周年パーティや15周年パーティのときのような活況を呈していました。

もうひとつ驚いたのは、その呼ばれたメンバーのうちの1名が、

結婚式に間に合わなかったばかりか、披露宴が始まってもまだ姿を見せず、

みんなや式場の係員の皆さんがまだかまだかと心配するなか、

1時間近く遅刻してやっとやってきたということでした。

彼は福島の中学校教員をやっているのですが (教採一発合格でした)、

福島からクルマで来ることにしたら間に合わなかったのだそうです。

みんなから 「なぜクルマで? 先生が遅刻しちゃダメでしょ」 と非難囂々でした。

さて、今回何よりも驚かされたのはコース料理が中華だったということです。

披露宴で中華料理をいただいたのも初めてのことです。

メニューはこうでした。



完全に中華料理のコースです。

テーブルにクルクル回る台があって大皿で供されみんなで取って食べるというわけではなく、

ちゃんと1名1名に運ばれてくるのですが、中身は完全に中華でした。

まずは五種中華前菜盛り合わせ。



どれもひとつひとつ美味しいのですが、梅干しのように見えるのがフルーツトマトで、

どういう調理をしているのかものすごく甘味が深くて美味しかったです。

中華の前菜でトマトが出てきたのって初めてだな。

続いて上海ガニ玉子入りフカヒレスープ。



濃厚でセレブな味わいです。

次はカニ爪フライとスティック春巻の二品盛り。



中華の定番メニューですが、爪肉がホロッと崩れる繊細さは尋常ではありませんでした。

牛肉とモンゴイカの炒め ブロッコリー飾り。



これはわたし的にはメインディッシュと呼んでも差し支えない品。

画像では見えませんが袋茸がいい味出してました。

大海老チリソース 中華蒸しパンと共に。



エビチリと一緒に蒸しパンが出されたのって初めてだなあ。

エビチリソースを余さずいただくためにはこのセットにするのは必要だと思います。

鮑と干し貝柱の煮込み 中国野菜添え。



これも金かかってるんだろうなあと思わせる品。

素材の旨味を活かす上品な味付けがたまりません。

大皿で出されていたら取り合いになっていたでしょう。

湯葉捲き鮮魚の葱油風味。



これがこのコース本来のメインディッシュになるのでしょうか。

しかし、さすがにこの頃にはもう相当お腹いっぱいだし、すっかり出来上がっていて、

残念なことにあまり記憶がありません。

白身魚ではありましたが、何のお魚だったんでしょうか?

写真撮るのも忘れかけて、隣の遅刻者のお皿を撮影させていただきました。

和風コースであれば最後にご飯と味噌汁と香の物が運ばれてくるところでしょうが、

このコースのシメは笹捲きチマキでした。



最初の姿を写したあともう撮影のことを忘れてしまい、笹を開いてすぐにパクついて、

隣の遅刻者が食べ終わっても思い出さなかったので、

次の写真は、もう食べられないと手をつけなかった女子のお皿を撮らせてもらいました。



見た目よりも (見た目通り?) あっさりした味わいでした。

デザートは滑らかアーモンドゼリーにフルーツを添えて。



ここで杏仁豆腐とかの定番中の定番に流れないところにセンスを感じました。

とはいえ、このへんはもうヘロヘロ。

昼間っから飲む酒は効きます。

このフルーツが何だったのかも覚えていません。

最後にウェディングケーキ。



量をこれぐらいにしてくれて本当にありがとうという感じです。

完全に満腹になり、初めての中華ウェディングコース満喫させていただきました。

さすがは新郎新婦、人前結婚式を選ぶだけのことはあります。

センスが抜群でした。

このコースは一生記憶に残ることとなるでしょう。

何よりブログネタにできて、こうして公の場に書き留めてしまいましたし。

本当にありがとうございました。

このシリーズまだ続きます。

次回は 「初めての2次会」 のレポートをお届けいたします。


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