まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

Q.先生のプライベートについて

2010-09-30 14:40:23 | 性愛の倫理学
今回はプライベートに関する質問が相当多かったので、
まずはそれらから簡単に片づけていくことにしましょう。

Q-1.院だけ法政ですか?

A-1.その通り、大学院だけ法政です。

学部は東京外国語大学のロシヤ語学科でした。
この選択は大失敗で、1年生で留年してしまい、その後なんとか卒業することはできましたが、
ロシヤ語はまったく身につかないまま、部活にのみ命をかけた大学生活でした。
そこらあたりの事情はここに書いてあります。
大学院からやっと哲学専攻に進むことにしましたが、
1年目は受験に失敗して浪人してしまい、2年目の受験のときに、
法政は私立大学だけど国立大学とほとんど学費が変わらない (当時) ということを知り、
受けてみたらなんとか合格して、法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻に進学しました。
修士課程に2年間、博士課程には5年間在籍していました。


Q-2.結婚してますか?

A-2.はい、結婚しています。

この質問は今まで受けたことがなかったですね。
いつもは結婚指輪をはめていたからでしょうか。
結婚してもう20年経ちましたが、20年間はずっと結婚指輪をはめていました。
ところが2週間前から指輪を外しているのです。
もともと私は手が小さくて指が短いことがコンプレックスだったので、
結婚しても指輪をするつもりはまったくありませんでした。
しかし、結婚の直前だったか、男も結婚指輪をはめるべきかどうかということについて、
妻 (当時は婚約者) とディベートをし負けてしまったので、
(妻も大学院修士課程まで進んで、哲学を学んでいました)
しかたなく結婚後はずっと指輪をはめていたのです。
ところが最近になってその妻が身体や健康のことなどについてミョーに敏感になり、
あちこちからいろいろ怪しげな情報を仕入れてくるようになって、
そのうちのひとつとして、金属を身体に四六時中身につけておくのは、
健康によくないという理論を信奉するようになったのです。
で、自分も指輪を外すようになり、私にも外すことを薦めてきましたので、
20年ぶりに結婚指輪を外すことになりました。
今までは風呂入るときも夜寝るときも、
ハンバーグのタネをこねるときですら、ずっと指輪をはめっぱなしだったので、
久しぶりに外してみるとちょっとヘンな感覚ですが、
なんだかとても解放された感じです。
たしかに健康にいいかもしれません。
というわけで今は結婚指輪をはめていませんが、結婚はしています。


Q-3.家族構成は?

A-3.妻と私の2人だけです。

子どもはいません。
妻は修士課程で2年間学んだあと、東京の外資系広告代理店に就職しました。
妻が就職して1年くらいしたときに結婚しましたが、
そのときはまだ私は大学院生でした。
私も塾でバイトしてそこそこのお金を稼いではいましたが、
妻はその後どんどん出世して収入もどんどん増えていきましたので、
妻の収入に追いついたことは一度もありませんでした。
そういう状態だったので、子どもを作る機会に恵まれなかったのです。
私のほうが妊娠・出産できるならとっくに作っていたかもしれませんが、
映画 『ジュニア』 のような技術はなかなか開発されませんでしたね。
結婚4年目、私が福島大学に就職が決まったとき、
妻は仕事を辞めて福島についていってもいいと言ってくれたのですが、
ちょうど彼女の仕事がノリはじめていたときだったので、
もうちょっとがんばってみればと言って、私が単身赴任することに決めました。
あのとき一緒に福島に来ていれば、たぶん子どもを作っていただろうと思います。
が、けっきょくその機会を失い、単身赴任のままあっという間に16年が経ってしまいました。


Q-4.今の生活は楽しいですか?

A-4.とっても楽しいです。

よく単身赴任で淋しくないですかと聞かれます。
たしかに単身赴任を始めたばかりの頃はちょっと淋しさも感じましたが、
今から思えば、新婚時代の4年間は一緒に暮らすことができ、
その後は別々に住んで自分のペースで自分の仕事をしながら、
月に何度か週末を一緒に過ごすようになったというこの結婚形態は、
結婚を長続きさせるのに一番よかったのではないかという気がします。
最初から離ればなれでは続かなかったろうと思いますが、
ある程度時間が経ったところで物理的な距離を置いたことによって、
適切な関係が長く保てるようになったのではないでしょうか。
ずっと一緒に住んだまま、それぞれが自分の仕事に没頭し、
仕事での人間関係ばかりに時間を割くようになっていたら、
いろいろとすれちがいやケンカが発生していたかもしれません。
愛 (引力) と尊敬 (斥力) のバランスの話をしましたが、
あまり近すぎず、離れすぎず、ちょうどいい距離を保ってつきあっていくためには、
単身赴任というのはいい生活様式だったような気がします。
たまの週末一緒に過ごせるときには、
今日は何を飲み何を食べようかと相談しながら2人で買い物に行き、
ビールを飲みながら一緒に料理を作り、
あれやこれやいろいろと話しながらのんびりディナーを楽しんだりしています。
なかなか楽しい生活なのではないでしょうか。


Q-5.携帯は何を使っていますか?

A-5.会社は au で、機種は Sony Ericsson の W53S を使っています。

ていうか、なんでこんなことを知りたいんでしょうか?
不思議です、50回生。
私はずっとケータイを持たずにいたのですが、
さまざまな圧力に抗しきれなくなって、たしか6年前くらいに持ち始めました。
すでに妻はとっくの昔にケータイを使い始めていて、
待ち合わせのときとかに不便だから早く持てと圧力をかけてきていたのですが、
その妻が au を使っていたので、私も au にしました。
そして妻が、Sony Ericsson のジョグダイヤルが便利だよと教えてくれたので、
1台目も2台目も Sony Ericsson のジョグダイヤル付きのやつを選びました。
なんだかさっきから、私はまるで妻の言いなりみたいですね。
まったくそんなことはないんですよ。
指輪に関しては十分自分の主張を展開しましたし。
それよりも彼女が展開した理論のほうが整合的だったので、
ちゃんと納得した上で指輪をはめることを受け入れたわけですし。
ケータイに関しては自分なりに必要性を感じていましたし、
それ以上のどこの会社にするかどの機種にするかなんて、
まったく知識も関心もなくどうでもよかったので、
経験者の意見を参考にさせていただいただけですし。
というわけでケータイは au の W53S を使っています。
この情報はなにかの役に立ちましたか?
ちなみにケータイのアドレスはローマ字回文になっています。
これもどうでもいい情報ですが…。


今回は、倫理学に直接関係する質問はなかったので、
「哲学・倫理学ファック」 のカテゴリーに位置づけるのはヘンだろうし、
どこに分類するか悩みましたが、結婚生活に関する話が多かったので、
とりあえず 「性愛の倫理学」 のカテゴリーに入れてみました。
この 「性愛の倫理学」 カテゴリーの中には皆さんが本当は聞きたかったことについて、
いろいろと書いてあるかもしれませんので、ヒマだったらこちらも見てみてください。


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