まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

親孝行旅行

2011-12-27 22:33:22 | 性愛の倫理学
昨日、お義父さんが来福されました。
クリスマス寒波の大雪とともに福島入りですから、
それはもうビックリされていました。
福島県民としてはしてやったりの気分ですが、
これが普通と思われてしまうのはいかがなものかという気もいたします。
問題はどうやって接待するかですが、
昨日はとりあえず、ねぎカッキグラタンなどの手料理や、
頂き物のローストビーフ (義父の好物) でごまかしました。
あと1泊2日分をどうするかですが、
義父は大学時代、自動車部で4年間活躍し、
卒業後もOBとしてずっと部活を支え続けてきている人ですので、
クルマとクルマの運転が大好きです。
とにかくうちのベンツを運転させてあげよう、しかもこの雪ならさらに喜ぶはず、
ということで、冬の東北ドライブ旅行を計画しました。

山形県葉山温泉の 「日本の宿 古窯 (こよう)」 という私たちお気に入りの宿を取り、
しかし、仙台の着物屋さんに着物を取りに行かなければいけないという用もあったので、
わざわざ遠回りして仙台に寄り、それから山形に向かうという、
およそ接待とは思えないような自由な旅程ですが、
案の定、お義父さんは喜々として運転してくださいました。
自動車部といってもお義父さんは飛ばし屋ではありません。
雪の東北自動車道を慎重に北上していきます。
まずは例の長町のレストラン 「びすたーり」 に行き、のんびり昼食を楽しみました。
それから青葉通りの着物屋さんへ。
妻は着物屋さんで1時間ほどいろいろと打ち合わせをしなければならないということで、
私たち2人はその間、青葉城趾まで足を伸ばします。
お決まりの伊達政宗騎馬像なんかを見、山上からの仙台の街並みを見て楽しみます。



雪の福島とちがい、仙台はまったく雪の気配が感じられなかったのですが、
山上の凍えるような寒さは福島と同じでした。
そこから東北自動車道を南下して山形自動車道へと入っていきます。
山形自動車道に入ってすぐにもう完全な雪道となり、
自分ではちょっと運転したくないようなコンディションとなってしまいました。
しかし、お義父さんはオートマのシフトを巧みに操り、
楽しげにクルージングを続けています。
喜寿を迎えた人とは思えないようなドライブ・テクニックでした。
それでも、特に高速を下りてから、車重の重いFR車はふらついたり、
空回りしたりしながら、なんとか目的地に到着したのでした。
とにかく自分がドライバーじゃなくてよかったと心から思いました。

到着するやいなや展望露天風呂から雪一色の温泉街を見下ろします。



そして夕食は 「山形づくし九重盛り」や、



「特撰米沢牛の蒸ししゃぶ」、



「雪国かまくら盛りのお造り」、



などなど、どれも元寿司職人だったお義父さんを唸らせるほど、素晴らしい味わいでした。
食後にもう一度入浴したあとお義父さんはマッサージを受けてそのまま今は寝息を立てています。
そして、この宿が何よりもスゴイのは、WiMAXがつながるということです。
普通の温泉宿でまさか無線でインターネットをできるとは思っていませんでした。
ラウンジ周辺でインターネット使用可とは書いてあったので、
ひとり部屋を出て、浴衣姿でくしゃみをしながらブログを書こうか、
それとも今日はお休みしようかと考えていたのですが、
みんなの寝息を聞き、ビールを飲みながらこうして快適に作文しています。
うーん、「日本の宿 古窯」、来てよかった。
きっとお義父さんも満足してくれていることでしょう。
明日もドライブ楽しんでいただければと思います。


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3 コメント

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ようこそ山形へ (やんちゃな30代)
2011-12-28 00:56:57
まずはハッピーバースデー、マーチャン。いらしていたのですね。俺の故郷へ。
この間はろくに挨拶もせず帰ってしまったのでお会いしたいところですが、古窯を存分に楽しんで下さい。帰りの下り坂気をつけて〓
それではよいお年をお迎え下さい。
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記憶喪失 (まさおさま)
2011-12-28 19:23:28
やんちゃな30代さん、コメントありがとうございました。
君の家のそばを通ってるなあとは気づいておりました。
この間の記念パーティのときは、最後のほう記憶がありません。
皆さんから挨拶もせず申しわけありませんとあとからメールをいただいたのですが、
本来挨拶すべきは、祝っていただいた私のほうでした。
本当に申しわけありませんでした。
どうやってお開きになり、どうやってうちに帰り、どうやって寝たのかまったく思い出せません。
妻からは 「大変だったよぉ」 とイヤミをいわれました。
でも、とても楽しい会でした。
率先して司会までお引き受けいただきありがとうございました。
今度は記憶を失わないていどにゆっくり飲み、語り合いましょう!
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敬語問題について (まさおさま)
2011-12-29 09:45:51
本来、こういう公の場で自分の妻の父のことを 「お義父さん」 と呼ぶのは、
日本語の敬語の使い方として間違っているということは、私重々承知しております。
 → 「これも敬語?」 参照。
http://blog.goo.ne.jp/masaoonohara/e/a8b7c446409e97b21238952f10d26ece
正しくは 「義父」 と表記すべきです (「義父」 と書いて 「ちち」 と読ませる)。
そして、「義父」 に対して丁寧語とかも使うべきではありません。
したがって本文の1行目は、「昨日、お義父さんが来福されました」 ではなく、
「昨日、義父が来福しました」 と書くべきでした。
でもねえ。
自分の父親や母親のことだったら 「父」、「母」 と呼べるんだけど、
お義父さんはやっぱり 「お義父さん」 だよねえ (読み方は 「おとうさん」)。
ブログでお義父さんのことを 「義父」 と呼び捨てるなんて、そんな勇気ありません。
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