大きく開いた蕗の葉の上を歩くのがひとつ。緑の中にいれば、カメムシも可愛いもんだ。
部屋の片隅で目覚めたカメムシが、ガラス窓へと歩いて行って、出られずに集まっているので、花粉も収まってきたことだしと、窓を開放しておくことにする。
だいたい冬越ししたのは茶色いのばっかりだ。
乗ってみたシリーズも、無印YBRの距離が伸びないのですっかり久しぶりになる気がするが、新天嶮YBR125の方が節目の0000.0を並べたので、少し振り返る。
2015年型ではあるが、導入したのは2014年の暮れであった。当初は仕事用に使うのみだったので、駐車場が無い税務署や役所に行くための交通手段として、主に近距離、時々県外事務所管轄の役場に行くだけだったように思う。やがて調査にも使うようになり、償却期間終了後はもうどうにでもな~れ的使い方に払い下げて現在に至るとなった。なので今ではすっかりとんでもない所へ突撃するための足となり、車で行けない場所へアプローチするための貴重なマシンとして第一線を走っているというわけ。ただ、この数年は、とんでもない所需要が減ってしまって、安易に車に流れがちのためか、これまた距離は伸びてない気もする。ガソリンも高いので、もっと二輪を活用しないとなとは思っているのだが。
最後に7万キロ走るまでの簡単な費用まとめ。
車体は20万円弱
燃料費は210,973円
メンテナンス費用は199,596円
20+21+19=ざっと60万円、70万円はかかってないから、キロ当たり10円弱ということだな。かかった期間は7.3年、途中自賠責を切らしたり、全然動かせない期間や毎年の冬もありなので、おおよそ1年1万キロと思えば、滅茶苦茶乗ってるわけでも、乗らずに盆栽してるわけでもない、いわゆる普通の人の走行距離と考えて良いのではなかろうか。
総平均燃費は47.3Km/Lで、無印より悪い気がするが、ほとんど3箱着けっぱなしで、たまに外したりすると空気抵抗の少なさが感じられたりするので、それがなければもっと伸びるのだろう。が、便利なのでそこは妥協しよう。荷物下ろして箱も外すと、ほんとに軽快なバイクへと元通りになるんだよなあ。
八重桜も満開になって、新緑の中にヤマザクラがポツポツと混じっているのが良いだんだら模様だ。
そんな地面近くではシャクナゲが咲き出した。
これまた一瞬で虫に食われるので、綺麗な花を見つけるのが難しい。見頃になるのはまだ10日は先かな。GWの前半くらいになるだろうか。
昨夜はひと昼まわった満月月下の酒場に媚を売る・・・じゃなくて、まだしっかり丸い月の下を新天嶮で移動。
一気に500km走ったのに燃費が伸びず46km/Lだった。今月あまり乗ってなかったので、しばらく置いておく最初がなんだか悪くなりがちなのは、留守してる間に天使の分け前が発生してるんだろうか。なことはないか。
そんなにスムーズな道ばかりでも無く、特に昼間の延々ダートが悪かったかもしれない。ちょっと機材が重かったしな。